永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

宍道湖の夕焼け

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“夕日百選”にも選ばれた宍道湖の夕日は松江市の誇るべき名物です。梅雨明けから夏に掛けて本格的な景色が現れる。夕日が沈みはじめると宍道湖は湖畔と空に驚くべき美しい彩の舞台が現れる。山紫水明の山々の背後にパノラマのような夕焼けを見ることができる。例えようもない黄昏は松の影射す嫁が島のシルエットは言葉を失う景色です。夕焼けの彩は5分ごとに変化する移ろいの時・「ゴッホでも描けないだろう」の言葉が一番適切であると思う。松江に帰郷した時は何よりも楽しみな景色です。


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黄昏て蜆とるふね家路へと


             鳥も飛び交う夕焼けの空





# by kuyugengen | 2018-06-22 16:26 | よもやま話

あとりえの仕覆

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硝子香合の仕覆を創られた方があり紹介します。私は硝子製品の仕覆を創る時は、できるだけ涼しそうに見える透ける切れを無双仕立にして表現することに心がけています。表の切れが2枚重なるので心持表の切れにたるみを持たせて裏地と合体する時にゆるみ加減が丁度よくなるように仕立ます。表を2枚重ねるのでこの時は綿は省略します。


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お洒落な棗の仕覆を紹介します。この生地は、江戸時代の古ちりめんに縫いを施した美しい布です。本来棗の仕覆には、あまり用いないものですが、古ちりめんは器物を優しく保護する役目があるので、時代のある棗には良い保存方法であると思います。縫いのあるものはコンデションの良いものが少ないので残念です。



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暇があったので、お友達に頂いたという“可愛いスプーンセット”を大切にしょうと「収納袋を作ってみました。」と稽古日に見せてくださった方がありました。「アメリカのビンテージの布なんです。」と嬉しそうでした。何でも思考するのは精神性が良いものですね!




# by kuyugengen | 2018-06-19 08:46 | 仕覆ってなんだろう!

隅田川の散歩

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2か月前からウオーキングを再開、体調にも良い感じを得ています。無理をしないで自分に合う余暇の時間を上手く使えるようになりました。近くを流れる墨田川を散歩しました。梅雨寒もあり気持ちのよい散歩です。本来のウオーキングは、雨風にさえぎられないマンション内の非常階段を使い毎日行える合理的な運動を続けています。


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ひさかたに 隅田の川を歩めれば


          行き交う船に 歌口づさみて




# by kuyugengen | 2018-06-18 08:41 | よもやま話

張り混ぜ帳

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金沢のお嫁さんから、裏打ちが送られてきました。出光美術館へ鑑賞に行った記念にと描いた絵を張り混ぜ帳に納めました。こうしてみると下手ながら確かにリズム感が生まれますね。


手習いの巻き紙 いだし絵筆をもち

         無心で描く四季の花いろ



# by kuyugengen | 2018-06-17 10:32 | よもやま雑宝帳

「二宮金次郎」に思う

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昔の学校の門の隅に「二宮金次郎」が薪を背負い歩きながら本を読んでいる銅像が置かれていました。私が東京に住むようになり最後にその像を見たのは六本木の飯倉に向かう途中のビルの片隅に置かれていました。金次郎は「百姓も知識を持たなければいけない」と考え苦しい生活の中勉強したという若者のお手本になっていました。現在若者の心が病んでいるのは、学校で道徳の学びがないことによるのでは?とそんな疑問を抱いてしまう昨今です。




学び舎に「二宮金次郎」の像はなく


          道徳くずれ貧しき若者



# by kuyugengen | 2018-06-17 09:18 | よもやま雑宝帳
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金沢郊外に能美市という田舎があります。あまり行くことはないが、田畑も広々とした田園地帯「案山子街道」と呼ばれた街には、アートな案山子が点在しています。農家の方の作品だろうか?と田んぼ芸術は素晴らしい!秋になり刈り入れの後の案山子はどうなるだろうと思いながら短歌を詠んでみました。

田を守る山田のかかし 役終えて


          朽ちてかなしや稲刈りのあと





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# by kuyugengen | 2018-06-16 10:52 | よもやま話

雨にうたえば

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615日の朝は思い切り激しい雨が降っています。久しぶりの雨なので空気も街も心も洗われたようで嬉しい雨です。末のご馳走でしょうか紫陽花の花も雨を頂き嬉しそうです。長雨はいやになりますが、たまの雨はいいものですね。明日からお稽古はじまります。お待ちしています



久々に大雨降りて梅雨の空


               心の()さも洗い流せよ



# by kuyugengen | 2018-06-15 11:14 | よもやま話

オクラの花

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夏になるとよくオクラを湯通しして種をとり、細かく切ってフードプロセッサーでみじん切り、味噌汁の中に真緑の色良いオクラを落とします。とても評判がよいので、皆さんと頂戴しています。オクラは、花の時期も美しく中心の染め色がとても妖艶です。野菜の花はそれぞれ美しいものが多いですね。


味噌汁にオクラ叩いて朝支度

             オクラの花は妖艶にさけり





# by kuyugengen | 2018-06-13 21:45 | お花

民への慈しみ

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福島県の植樹祭2日目、皇后さまは高熱があったにも関わらず御公務を全うされたニュースを知りました。高齢でもあり心配に思いましたが、おそらく次へ譲る皇后へのお手本を示されたように感じました。天皇陛下は私達平民のことを「大御宝・おおみたから」と申されて「国たいらかに民安かれ」と人々のための祈りを続けておいでになるそうです。誠にもったいなきこと。素晴らしい皇室の在り方です。


皇后の役目を果たし末年の

          教え給える任の重さよ



# by kuyugengen | 2018-06-12 21:44 | よもやま雑宝帳

水無月の雨

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6月「水無月」と書かれる梅雨の月、「どうして水無しと当てるのか不思議を感じるものです。調べてみると「田に水を引く月」の意味と分かる。この月まで確かに田に水はない。そうした農事に深くかかわる言葉で「水無月」と表されるのは理解できますね。漢字の文化は素晴らしい感性力豊な言葉です。




大空に雨わきあがり水無月の

            田に水引き稲はうるほふ



# by kuyugengen | 2018-06-11 10:19 | よもやま雑宝帳