永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

網ふくろの美

亜希乃先生はこの所“網ふくろ”の制作に精をだしています。長い年月、思考していたので流石に上達しています。コツコツと焦らず根気がある性格なので七宝の網の繊細さと底の緻密さは、私が見てもうっとりするできばえです。器物の大きさにより糸の太さも微妙に加減しています。段々と親を超えていく様子を見るのは頼もしいものです。いつまでも成長してくれて人の必用に応えられる人になって欲しいものです。混沌とした時代親の心配は耐えません。


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# by kuyugengen | 2019-03-17 11:18 | よもやま話 | Comments(0)

3月のお菓子

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3月のお菓子は「()千切(ちぎり)」です。この形は、餅を引きちぎったような形。宮中で餡を餅に入れて丸める手間を省く為このようになり、ゑも云えぬ景色として愛されています。吉はしさんは蓬を使い香り高い「引千切」を創られています。美味しく頂きました。



# by kuyugengen | 2019-03-15 19:05 | お菓子 | Comments(0)

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今日は暖かい青空の日です。嫁の知比路ちゃんが実家のお手伝いの為に上京の日が来ました。毎月少しですが東京観光を試みるが“トンチンカン”な方向音痴。今日は私の手料理を食べて午後から旧前田侯爵邸の洋館への見学に行きました。加賀百万石の前田家の屋敷だったもので洋館、和館ともに(平成25)年に国の重要文化財へ指定されている建築です。当時は約1万坪の敷地に使用人100人という大規模な生活だったようです。前田家の場合は和館については普段生活の場としては使わず、お茶会など特別な行事の際に使用したそうです。現在は洋館部分を東京都が買収して侯爵家の華麗な暮らしぶりを偲び公開。外国からの賓客を招く為に日本文化を伝える目的で建設されました。イギリス後期のゴシック様式の流れを引くチューダー様式で建設されているとのこと。華族の優雅な生活様式を学びました。そんな訳で一度は見ておきたい建築物、修復も完了した建物見学は無料です。説明のガイドさんも居られて素晴らしいサービスでした。


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本来和館の見学もしたかったですが、ちょっと足が疲れているので、欲張らないようにして帰宅しました。楽しみは後に残すのも懸命な考え方ですね。



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古を住まうよすがや華麗なる 木漏れ日揺れる園生(そのう)けき


# by kuyugengen | 2019-03-13 19:42 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)

お水取りの籠松明

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♪お水取り夜空をこがすお松明 落ちる火の粉に厄をはらいて♪




東大寺さんの修二会の行事もいよいよクライマックスの日を迎える。しかし今年のお水取りは、珍しく温暖な行となっています。私が参加した年もこのような温暖な年でした。童子が階段を駆け上る横の場所だったので、炎の凄まじい迫力は未だに思い出されます。そしてあくる朝、黒く焼け焦げたお松明の欠片を拾い大切に持ち帰りお守りとしました。様々な消防の待機や始まる前の欄干の水かけは万全であるにしても、8世紀から今日まで延々と無事に火祭りが行われるのは、まこと神仏のお蔭さまであろうと感じる。たくさんの日本の祭りがある中、厄を祓いお守りを拠り所にする風習が多いのは、人の心に、いかに不安が多いということなのでしょう。



# by kuyugengen | 2019-03-13 03:54 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)

春よこい・・・・!

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暦の上では春という啓蟄を迎えてここ数日は、肌寒い日が続いています。どうやら季節は先取りして考えるようで、虫や草花もそろそろ地上に這い出す用意でストレッチをする頃なのでしょう。今年は36日から春分の日までの期間が啓蟄です。金沢などでは、松の木の(こも)を解いたりする時期です。人間さまにも心地良い虫の知らせなど届くといいですね!

鳥のさえずりのことを「鳥語(ちょうご)」という言葉がありその言葉を使い歌を詠んでみました。



  ♪啓蟄をむかえて寒き雨もよう 鳥語(ちょうご)ききつ 歩み早める




# by kuyugengen | 2019-03-09 14:37 | よもやま話 | Comments(0)

梅への追憶

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ゆっくりと北の梅を見る機会を得て、昨日はブログの更新をして思い出の整理、数枚の絵を描き歌も少し詠んでみる。趣味があるということは、言葉で、ただ綺麗と感嘆するより日常の感動に幅がひろがるものです。私は自己流なのでいずれも上手とはいえない。とても勇気をだしてブログを書いています。今朝は幾人かのお誕生日の方への絵手紙と歌を認めました。しかしマンネリ化しないようにと心配します。梅は紅色の梅が比較的少なく枝垂れた紅の枝を見つけると目を見張る!群生をみるのは飽きるので、これからは僅かに楚々と咲く梅を見つけたいと思いました。

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   ♪梅の香をふくむ春風ほの甘く いよよ濃くなり のぞきいりけり



# by kuyugengen | 2019-03-07 10:51 | お花 | Comments(0)

 

 ♪春景色 音なき雨に傘とじて 散るをおしまぬ梅見のたより

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3月4日・5日は結城から筑波そして足を延ばして水戸偕楽園まで梅見の旅にでかけました。結城市が実家という方に案内して頂き、車での旅となりました。初日は、春雨が降りお天気女の私には珍しい雨の日です。しかし天気の悪い日は、それなりに良い風情が待っていてくれるものです。小山(おやま)という駅に着き結城紬の里への見学です。今は寂れている機の町ですが、文化財を残したいと思う信念があるのでしょう!僅かに糸を紡ぐ女、機を織る人の姿があり嬉しいことです。結城の里では、アトリエで不足していた上質な真綿をたっぷり分けてもらいました。


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     ♪春の雨そぞろ歩きて ()いの音 つむぎの里は古き町並み


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町のレトロな喫茶に入ると、古い雛人形が玄関に飾ってある。明日は仕舞うという江戸期の古雛を見ることができました。



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古雛の髪のほつれもいとほしく 袖うちあわせ つつがなく座す

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梅の名所は満開であったり五分咲きであったりと今が見頃です。確かに雨に濡れて梅は妖艶にも見える。梅寺として有名な東持寺は1万坪という広い境内。梅はゆったりと枝を広げ花も、ぎっしりで堪能しました。初日はのんびりとまわり後は宿の温泉で疲れをほぐす。地元の方に「茨城の良い所は」と聞くと「何もない所ょ」とおっしゃるが、最近は人に逢わないのも田舎の魅力の一つのような気がする。翌朝は、宿の向かいに鎮座する霊山・筑波山神社へお詣りして、梅見は2日目の始まりです。

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途中で「雨引観音」と呼ばれる名刹にも立ち寄りました。この寺院は桜も有名で現在早や咲きの紅色の江戸彼岸桜が満開でした。



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順調に梅見をしてまだ時間に余裕もあるので、思いきって水戸偕楽園まで足を延ばすことにしました。偕楽園の駐車場は満車なので圧倒されるが、何とかスムーズに一つの空きを見つけた。ここは、流石に規模が違う梅園で元気なご老人が多くみうけられました。しかしまだ五分咲きという所でしょうか?梅の花も厳密に見ると花びらの在り方に多くの品種があるようです。しかし水戸には、松の木も間に植えられていて、さすが徳川さまの品格です。2日間登る段は私の体調には、きついく石段も多かったので膝はガクガクです。やはり加齢なのだと自覚!悲しい・・・・現実を知る。

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慾張りの梅見の旅でしたが、何処の県に行けど知り合いがあり私は幸せ者です。最近余暇の時間もでき、思いがけずの小旅行ができています。今回も駅の地名表示に「古河・真壁・土浦・水戸」などの名称を聞くたびに遠路より稽古通いをされていた方々のお顔が思い出されました。そして偕楽園を後にして、休憩は、「サザコーヒ本店」へも行きました。この店は有名なだけに活気もある。店内のデスプレイにも斬新な演出が施されています。

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あっという間の一泊の旅は、たいへんお世話になりました。運転お疲れさまでした。今日の日本晴れは移動に快適なお日和でした。長いブログですが、私にとって、ほんの一ひらの感動を印しました。元気な日々にも“ありがとう”です。

  ♪あしびきの山の稜線たをやかに 民をつつみて春を寿ぐ














# by kuyugengen | 2019-03-05 21:03 | よもやま話 | Comments(0)

河津桜と菜の花の競演

今朝は思いがけないお誘いがあり、足柄上郡松田町の河津さくらを観に行く機会を頂きました。東京からも近く新宿からロマンスカーでの桜狩りです。河津さくらは、今日が満開で見ごろです。遠くに見える山の景色も紅色と菜の花の黄色が朝の光に輝いています。そして大勢の見物客を迎え山は笑っているように見えました。


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はな曇り余寒のありし春の朝 山をいろどる河津のさくら


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春風に色はなきとて花のいろ 五色に咲けり春をみちびく


幾年(いくとせ)の春のさくらを待ちわびて 菜花もかすむ春のゆうぐれ



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山の中腹では裏千家のご婦人の抹茶と桜饅頭の呈茶があり頂戴しました。いつまでも、このようなお茶のサービスがあると嬉しいですね。花散る山里の美しい景色した。

   ♪風さそう けふの形見の花吹雪 残れる花の惜しまれるかな







# by kuyugengen | 2019-03-02 19:19 | よもやま話 | Comments(0)

上巳の節会


3月に入り雛祭りの日も近づき春の暖かい風が頬に感じるこの頃です。山陰の中でも鳥取県では、「流し雛」という風習が残っていて、今も盛んな地域です。この風習は、男女を問わず家族の幸福や無病息災を祈願して邪気を祓うという行事です。水は穢れを清める・水に流すという意味もあり雛送りでもあるようです。可愛らしい雛ですね。

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金沢で茶事を行う「ひいなの茶事」では、待合に、収集品の古切れを纏った人形も勢揃いさせて楽しみました。そんな自分らしい演出を施したことを懐かしく思い出します。



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平安の昔より日本に伝わった文化が現代までも形を変えながら伝えられたことは素晴らしい!







# by kuyugengen | 2019-03-01 10:13 | よもやま話 | Comments(0)
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今朝は大きな喜びが伝えられた朝です。「はやぶさ2」は、小惑星「イトカワ」からサンプルを持ち帰り世界を沸かせた小惑星で「はやぶさ」の後継機です。6年間に宇宙空間の旅を続け、リュウグウへの到着。小惑星がリュウグウから地球へサンプルを持ち帰ることが今回の大きなミッションのようです。これからも多彩な成果をあげることが期待されています。玉手箱の中には、どのようなお宝が入っているのでしょうね!


   ♪大いなる宇宙の夢に近づきて「はやぶさ2」リュウグウに着けり


# by kuyugengen | 2019-02-22 09:05 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)