永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

中国の仙人の寓話



中国の神話伝説には興味深い話が多くあります。「道家八仙人」の一人として知られる張果(ちょうか)(ろう)。彼は唐の時代、恒州(こうしゅう)中條山に住み、当時すでに数百歳だったと伝えられています。仙人はやはり一般の俗人とは違いました。張果老はいつもロバに乗り、一日数万里(数百キロ)移動したという伝えがあります。休憩する時は驢馬を紙のように折りたたみ小箱に納めたと言う。乗る時には水を吹きかけて元に戻したそうです。さて、張果老は何故後ろ向きにロバに乗ったのでしょうか? 幾つかの民間説がありますが、唐の終わり頃、当時有名な張天師の言葉から、その理由を垣間見ることができます。


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後ろ向きにロバに乗った張果老。歴史が流れて前進することは実は後退することであると世の人々に警鐘を鳴らした。比喩によって人間の生活に馴染みの深いできごとを見せ、それを喩えることは、今も昔も変わらない学びのようです。このお話は面白くできていますが中々の演出力と感心いたします。たまたま「張果老」という銘ある茶入のことを知り学びました。






# by kuyugengen | 2018-11-21 12:01 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)

法師晩秋の景色

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今日は法師温泉でお世話いただいた奥様の稽古日でした。今日は温泉の話題も盛り上がり今年の紅葉は終わったそうです。森の中の照り葉や谷川の景色も枯れ葉が川の(しがらみ)にたまり晩秋の装いに変わったとのお話でした。雪景色も是非見て欲しいとのこと私も見たいと思います。温泉はいいですね!




谷川の風のかけたる(しがらみ)   照り葉あつめて燃えつきにけり






# by kuyugengen | 2018-11-19 19:07 | よもやま話 | Comments(0)

神在月の出雲


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大山と三瓶(さんべ)の間に社あり  神在月の縁を結びて



旧歴11月中頃より全国の神さまが、出雲大社に集まられて、縁むすびや酒造りのことを合議される習わしがあると伝わっています。出雲地方では、その頃になると大荒れになり、海蛇が神さまのお使いとして漁師の網にかかる。恐らく南洋の海から来るのだろうと言われていました。佐陀神社にお参りに行くと、巳さまが、お三宝の上に飾られていた。目には見えない縁をむすぶことは、全国の神さまをお迎えして会議をなさるという信仰のようです。縁とひとことに云っても仕事の縁友人との縁いろいろあります。他の県の神さま不在になると云っても留守を守る神も居られるので神さま不在とは言わないものでしょう。

八百万(やおよろず)の神 出雲の国におわしまし 民のしあわせいのり給える 






# by kuyugengen | 2018-11-17 08:55 | よもやま話 | Comments(0)

宝尽くし文様の話

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古来より伝わる文様の中に“宝尽くし”という言葉があります。32種にのぼる目出度い文様の中で意味の解らない文様もあり良く聞かれます。如意宝珠は願いを叶える不思議な球・(ほう)(やく)は宝箱を開く鍵・打ち出の小槌・富の象徴・隠れ蓑・鬼や天狗の持ち物で姿が見えなくなる。丁子は和の薫り・宝巻・宗教芸能の台本・分銅は物を測る器具などなど、そして「尽し文様」とは、テーマをもとにそれに関わるモチーフを集めて文様にしたものを指していますこれらの文様は昔も今も、すたれない文様として珍重されています。亥年の意匠も亀甲型をベースにした松葉の中に亥が入り宝尽くしが一つずつ入っている名物文様に纏めています。


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# by kuyugengen | 2018-11-15 18:01 | 仕覆ってなんだろう! | Comments(0)

お手元供養の品々

金沢から帰宅して16日まで、休みなく稽古しています。11月は、お茶の行事も多いので、思いの他稽古希望者が多くありました。昨日は、以前からの続きの数珠袋・第二段目の完成がありました。分骨なさる容器も購入なさり可愛らしい袋も完成しました。とても仲良しのご夫妻であったので「主人が一番喜びます」とおっしゃっていました。よかったですね。


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# by kuyugengen | 2018-11-15 12:17 | よもやま話 | Comments(0)

カレンダー考

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今年のカレンダーも薄くなりました。平成も残り少なくなると自分が生きてきた昭和・平成・新しい年号と呼び方が増えるたびに随分年を取った気がする。新年号の候補も取りざたされていますが、何という年号になるのでしょう?混乱もあると思うので早く知りたいものですね。



鳥越の新蕎麦すすり秋の暮れ  平成末年 年号やいかに



# by kuyugengen | 2018-11-12 23:10 | よもやま話 | Comments(0)

帰宅しました。

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1111日午後帰宅しました。ちょっとがんばり過ぎて疲れたので休みます。金沢に居る間とても良い天気で汗ばむ日も多かった。「暖冬のようですね。」という会話もよく聞きました。お茶をしなくなった茶室は何処か主のなきことを寂しく感じる空気が伝わり、もったいないことです。年々弱虫になるのも自分で実感する。しかし思うことを実践できた幸せが残るのは、嬉しいことです。




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秋の陽は部屋ふかくまで明るませ  茶の湯あそびの思い彼方に








# by kuyugengen | 2018-11-11 18:29 | よもやま話 | Comments(0)

県立美術館の茶寮へ

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今日は県立美術館内にある「辻口さんの茶寮」へスイーツとお茶のコースにお連れしたく予約しました。落ち葉の舞う風景を見ながら煎茶・玉露・加賀棒茶の味を楽しみました。毎回人は変われど同じ場所への案内で私には珍しいさはないが、みなさんに喜んで頂けるしあわせがあります。この茶寮は、店とは別の甘みを考えて毎月季節のお茶とスイーツのメニューが変化してお点前をされています。今月はバラの緑茶で始まり宇治の玉露・結びのお茶に炒りたてのほうじ茶と3種の甘みの持て成しでした。


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秋日うけ一期一会の旅のとも 笑い語りて腹よじるとき





# by kuyugengen | 2018-11-09 17:23 | よもやま話 | Comments(0)

小松の料理

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夕方東京の友人の来訪あり、この方は沖縄一人旅で知り合った友人で、気があったのか月島へ遊びに来てくださる方です。金沢の小松の料理が是非食べたいとの希望があり私が予約した次第です。香箱蟹も昨日解禁になり初物を美味しく頂戴しました。



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      名残の松茸は土瓶蒸しで香りの高い献立です。

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     なめらの昆布締め・甘エビのお造りもねっとりと美味しい



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     かじきマグロ・アオリイカの刺身もとろける触感です。

     

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      スッポンのスープも久しぶりで大ご馳走贅沢です。

      

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いよいよ八寸の登場・あん肝・錦卵・鮎のうるか・飯蒸しのカラスミ散らし・あんぽ柿とチーズ挟み・茗荷・鮎の煮びたし・蛸の柔らか煮・オクラ・一口といえど品数の多い海山の珍味です。マナガツオのレモンライム掛けも美味しく頂戴しました。蕪と海老芋の煮びたしは画像を忘れました。最後に白山近郊鳥越の新蕎麦・結びに奈良の大しろ柿でお茶を戴きました。満腹まんぷくの夕食でした。帰宅後は食事の矯正をしなくてはいけません。今の所たまの贅沢は許されているので大丈夫と思います。


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夜は殆ど食べない私ですが、この所がんばっています。去りゆく秋の味覚に感謝いたします

はつものの香箱蟹に舌つづみ 名残松茸香気いとしや


 









# by kuyugengen | 2018-11-08 22:02 | よもやま話 | Comments(0)

晩秋の兼六園

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   たづな舞う受ける若衆は息あわせ 松は優雅にころもをかえる

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118日兼六園に雪吊り作業を見に行きました。庭師の男衆は56人一組で、まずは唐崎の松から雪吊り作業開始です。晩秋の庭は落ち葉拾いで忙しい!毎日順番に園内を周るそうです


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百万石通りを歩いていると、木漏れ日の下で木の芽が吹いているのでしょうか?何気に見ると石仏かな?と見間違える面白い木の芽を見つけました。「今日は気持ちいい日ね!」「汗もにじむ小春日和」「何して遊びましょうか?」「まぁ道行く人でも眺めましょうょ」と囁いているかのように見えます。










# by kuyugengen | 2018-11-08 14:55 | よもやま話 | Comments(0)