永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

重陽の茶事の用意をしています。
床は「和漢朗詠集」の露の三種です。  近衛豫楽院の書です。
    隣れむべし  九月初三の夜

    露は真珠に 似たり 月は弓に似たり
                       白居易
    露は 蘭叢にしたたりて 寒玉白し
    風 松葉を含みて 雅琴清り
                       源英明
    さをしかの あさたつ のべの あきはぎに
    たまと みるまで おける しらつゆ
                      大伴家持 

時候の“菊の節句”にちなみ“着せ綿”の露の風習にかけこれを、選びました。

d0133199_20131246.jpg

# by kuyugengen | 2007-10-14 18:35 | 茶事

茶事の手伝いに、東京から、娘の亜希乃がやってきました。
いつも私とコンビを組んでいますが、私にはいつも“手きびしく 「可愛くない!」と心の中でつぶやいています。しかし今日は楽しそうに、お点前をしてくれました。
私はできるだけ「良く撮ってあげよう」と、シャッターチャンスをねらいました。しかし私の写真は、一枚も撮れていません。まったく・・・・・でーす。せっかくの可愛らしい写真なので
画像を送付してみます。 また怒られるでしょう!

d0133199_2093828.jpg

# by kuyugengen | 2007-10-14 14:36 | 茶事

“蓮は、泥中より出でて清し”枯れ蓮の頃になると、どこかもの哀しく思えます。しかしこの枯れ蓮を使い“釜敷き”などが作れたら、また別な生命が宿るように感じます。身近な生活の中にあって、つい見落としますが、“茶道具”として使うことができたら、この上ない幸せです。枯れ蓮は時間をかけてゆっくりともどし、平らな煎餅状態になれば okです。それを良く乾かして、漆を塗ります。煎茶などで使う時は、可愛いいぼうふらを乗せますので蓮も小さくて、漆の必要もないでしょう!しかし抹茶で使う場合は、風炉の釜敷きや瓶敷きに使いたいので、この場合を考えて、漆を施しました。一般的には文人煎茶会などでは、可憐なる枯れ蓮が登場します。私は是非抹茶に用いたかったので、少しの間、心に温めていました。蓮は仏事を連想いたしますが、文人の世界では“恋”をイメージしてロマンテックな表現で用いられるようです。時候では“蓮の実ご飯”も美味なるものです。おもてなしの一品として、ごちそうに付け加えてももごちそうですね・・・?

d0133199_13441231.jpg

# by kuyugengen | 2007-10-13 21:56 | アトリエの製作品

この方は、私が偶然タクシーを止めた金沢大和タクシーの運転手さんです。心優しく“よそ者の私”にも時間を使わず目的地に案内してくださり、神さまのような“アッシー君です。私は今までも、良いめぐり合わせのすぐ前にすぐに、立っております。以前も述べたように “和らぎて 人を敬う心あれば 何処へいけど 己が故”まさにそのとおりの体験をしています。本当に幸せなことです。この方との信頼関係は、何でも話し、何でも相談して、どこえでも行けます。甘えてばかりです。金沢の大辞典のような方でもあります。このところお天気もよく残念ながら、私は“電動ちゃりんこ”で町を駆け回っています。しかし金沢の方々は車のない私共は“いぶかしそう”に映るようです。自転車はいいですよ・・・・!小回りもききまして、町の事柄も早く解ります!途中下車のコーヒーや葛きりなども、絶妙です。来月は五箇山へお願いしています。

d0133199_14333414.jpg

# by kuyugengen | 2007-10-13 14:08 | よもやま話

この度の茶事は、ご高齢である連客さまの為に、立礼席“九游”で懐石を用意しました。
初秋の思考で“虫籠”などを使って、その中に八寸を盛り込みました。京都和久傳さんの松茸と畳いわしをあぶり、二種盛りといたしました。毎月の茶事を行ってきましが、本懐石を行うには、台所と冷蔵庫が広くなくては、手順が悪く、自分が給仕するのに、しんどいナと、つくずく感じました。立礼席でのおもてなしはお客さまは、楽でしょうが、亭主は勝手が違いやはり大変です。これも“慣れ”が必要のようです。今回は、脇取りを置くためのワゴンテーブルも用意しました。しかし、勝手元の段取りが一番大切です。やはり“九游”での食事は、半懐石にしょうと、反省した一日でした。やはり経験は最良の学びですね。

d0133199_1339213.jpg

# by kuyugengen | 2007-10-13 13:39 | 茶事

待合の提案・・・・!


重陽の茶事の正客は、遠路松江よりお出で戴きましたので、待合でのお迎えは、“ラフカデオ ハーン”の肖像を掛けました。この肖像は版画ではなく、染め絵で表現したものです。私の師匠でありました「金津滋」氏の遺作を表具した作品です。泉野に移り初のお目見えとなりましたが、所を得たようで、良かったナと、私もほっとして居るところです。

d0133199_11265630.jpg

# by kuyugengen | 2007-10-13 12:55 | 茶事