永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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5月のお菓子は“彩むらさき”という主菓子です。今回、中の餡は大納言を選びました。王朝の貴族が着用する杜若色の唐衣を表したお菓子です。金沢「吉はし」さんの注文菓子です。

   ♪薄ころも袖に通いし涼風(すずかぜ)の 彩むらさきに綾の花さき♪








by kuyugengen | 2019-05-20 14:43 | お菓子 | Comments(0)

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3月でしたでしょうか?曳舟にある草餅屋を「美食探訪」で紹介していました。この「()()ん草餅」は蓬の美味しい時に採取して、風味の損なわない方法にこだわり、いつでも買えるようにしているそうです。「志に”を打つ」とは余程のこだわりがあるのではと思い、曳舟まで買いに行きました。下町らしい商店を抜けると交差点があり、左を見ると旗がたなびいています。小さいお店ですが、作りたてを包んで下さる。帰宅して娘とお茶のお供に頂戴すると、素晴らしい蓬の香りと餡の旨さがある。午前中のお菓子にお出ししたいと考えています。その昔、隅田川の渡し船を使って往来するお客様に草餅を出す茶店として1869年(明治2年)から商いを始め、約150年近い歴史がある和菓子屋さんです。



by kuyugengen | 2019-05-19 13:31 | よもやま話 | Comments(0)


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調布深大寺植物公園で「春のバラフエスタ」を開催しています。「クイーン・オブ・神代」を始め400品種・5,200株のバラのお披露目です。「春のミニ薔薇盆栽展」の展覧もあり、樹齢60年を超える作品も出品されているそうです。花は見頃、広い園内を訪れる人々を毎日喜ばせています。昭和三十六年に開園した隣接の都立神代植物公園とあわせて都会人の散策地、憩の場所として有名です。深大寺はまた蕎麦も名物で「ゲゲゲの女房」のロケ地でもありその名残を今も残しています。




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♪みどり児を育てるように慈しむ 薔薇(そうび)の園はいのち満ちたり♪





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今年は東京をよく知りたいと思い近場の名所を巡り、花だよりを追いかけています。これも足の良い内にできることで先に保証はないという不安からのことです。花の盛りは一時なので、まだ見逃した花も幾つかあるので、また来年の楽しみにまわします。東京は緑も豊で電車の便も良く殆ど1時間で行ける距離、体力にあった楽しみです。日々ダラダラと過ごしても体調に悪いことも身に染みて知り「人間はバタバタと忙しくしていないと健康でいられないのだ!」ということも解りました。動と静のバランスをとる生活が一番健康の秘訣のようです。





by kuyugengen | 2019-05-16 19:29 | お花 | Comments(0)

5月出光美術館へ

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爽やかな日です。午後から出光美術館へ「六古窯」の大展示を拝見に行きました。和の焼物のお手本である中世期の瀬戸・常滑(とこなめ)・越前・丹波・備前・信楽を「六古窯」と呼び、優品揃い展覧会です。その他伊賀・珠洲もあり、本歌である中国陶磁も観ることができます。古い時代の和の陶器は流石に本物か見間違う巧みの技があり大らかさが感じられる。これから時間を掛けて絵を描いてみようと思いますが、描けるかどうか解りません。



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皇居の若葉青葉を眺めながらの朝夕庵の設えは、いつもながら感動のお道具組です。仙厓の軸・竹の画賛も清々しく花入青磁・香合推朱・硯は季節の八つ橋蒔絵をはんなりと、釜弥五郎・車軸・風炉四方・浄益・風炉先屏風・了々齊好み乱桐透かし彫り・利斎・水指・古九谷・茶入瀬戸肩衝・銘(かがり)()・茶垸・黒楽・慶入・茶杓・覚々斎共筒・銘・撫子・建水・砂張・蓋置き・黒田正玄と隙のない緩急のある快い組み合わせ、流石お蔵の深さを感じさせられます。

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焼締めの肌は素材の土の色、窯の中で焼成される時の炎の熱を受けて現れる緋色自然釉の流れる釉薬の表情に特徴があります。私は色絵の作品よりこうした自然釉の陶器が好きです。唐物に影響を受けながらも独自性を求めた和物陶器は瀬戸や備前を除けば共通点が多い。見分けも解らない作品も多い。古の陶工の力強さは時代を経てもかなわない新しさを感じるものです。


          

 ♪世の中に巧みのしごと多けれど 昔のひとに勝るものなし ♪          






by kuyugengen | 2019-05-15 14:59 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)

心地良い風の話

薫風自南来殿閣生微涼(くんぷうみなみよりきたり、でんかくびりょうをしょうず初風炉の時期によく見る一行です。始めの2句は唐の皇帝・文宗・後の句は皇帝の臣下であった(りゅう)公権(こうけん)漢詩す。皇帝の立場では暑い夏の日でも広大な殿閣の中では涼しく、暑さなど覚えないでしょう。しかし民百姓はそうはいきません、暑さにあえぎながら家業に精ださなければなりません。そこで蘇東坡(そとうば)が皇帝たるものもっと天下万民の上に思いをいたすべき、と戒めの句を作ったという逸話があるようです。そうした話があるので本来、今の時期に使うより78月のお茶席に使う方が似合うように感じます。私は爽やかな5月は「精芳」と書かれた篆書体の細野燕台氏の横物を掛けています。

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ここで「細野燕台」氏のことを簡単に説明すると氏は、茶道や書画骨董にも通じた人で「金沢最後の文人」として名高い。魯山人の才能を最初に認めた人物としても有名です。医王山に登り金沢の街を眺めた時、犀川と浅野川に挟まれ、その両翼に街が延びる姿が燕の飛ぶさまに似ていたことから中国の北京を「(えん)(きょう)いわ「燕台」と呼ぶのになぞらえ「燕台と名乗ったと伝えられています。素封家であり、文人ならではである芳しい香りがいたします。


by kuyugengen | 2019-05-13 18:49 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)
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「ニコライ教会」の名で知られている教会の建物はドームのあるビザンチン様式の建物です。門を入るとステンドグラスの光や目の覚めるようなミサの行われる大聖堂は素晴らしい。

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もう一つの建物は、唐様式の漢学の学問所で「湯島聖堂」邸内に入ると孔子廟があり東京では珍しい雰囲気の聖堂で儒学のメッカであった大成殿はその時代の名残を深く刻んでいました。スムーズな案内で短時間で周れたので、昔ながらの古民家の喫茶「天野屋」で一服美味しい甘味処でした。


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by kuyugengen | 2019-05-12 18:39 | よもやま話 | Comments(0)
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江戸・東京は1週間お神輿が108町会を巡行する神田祭りで大賑わいです。明神さまがお乗りの「一の宮・二の宮・三の宮」をはじめとする神輿行列お囃子で江戸の粋を満喫することができます。長い道のりを歩き、各町内をお清めするという数千人規模の大行列へと膨らむ。昨日は(しん)(こう)(さい)・今日は宮入りと日々の祭礼絵巻を繰り広げています。宮入りは大小200基の神輿行列、揃いの半纏(はんてん)を着た氏子たちの姿に熱気が伝わる。



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神輿行列は今日までで、明日は表千家家元さまの献茶があり、夕刻には金剛流の薪能が行われる予定です。母の日のお祝いにと娘が案内してくれて、良い思い出になりました。嬉しいかったでーす。


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by kuyugengen | 2019-05-12 17:58 | よもやま話 | Comments(0)

美しいきび団子

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今日は「きび団子」の老舗・岡山廣栄堂さんの限定「元祖きび団子」を紹介します。桃太郎といえばこの団子が直ぐ頭に浮かぶものです。安政3年創業とはさぞ古い物語もあるでしょう。正月や端午など季節の区切りにこの限定品が販売されるそうです。今年は令和を祝いこの愛らしい団子ができたようです。私の手元にはありませんが、数少がないので仕方がないこと。しかし画像が手に入りましたのでアップして紹介しました。老舗ならではの遊び心ですね。




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by kuyugengen | 2019-05-11 19:33 | お菓子 | Comments(0)

ブラブラ歩き

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昨日は赤坂へ食事に行きました。赤坂をぐるり1周りしていると港区の公園に薔薇の花壇があり今を盛りに咲き競い人も少くよい所です。そぞろ歩く道沿いに、これだけの園は贅沢です。ゆっくり花を眺めて次の約束の国分寺へと向かいました。国分寺は最近よく遊びに行く場所ですが、この中央線沿線の街は好きです。自然環境も維持されていて見る場所も多く近場の遊び場として最高です。駅前の日枝神社の若葉の緑は、こんもりそびえ立ち眼に飛び込む。神社への長い石段は野外用のエスカレーター完備で「楽ちん詣」驚きです。来月は中央線・福生の「蛍」500匹の乱舞を見る予定です。



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by kuyugengen | 2019-05-11 08:32 | よもやま話 | Comments(0)

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銀座ミキモトホールに於いて10日(金)まで「ようこそ、ボンボニエール皇室よりかわいい贈りもの展」を開催しています。掌中の宇宙である銀制の小菓子入れ、これは皇室の慶事の際に贈られる引き出物となっています。明治の頃からこのような形態になったようで現在まで、多くのボンボニエールが制作されています。珍しい所では、蒔絵を施した作品もあり一同に展覧された作品を拝見できるのは初めてのことです。私の連休最後の日はミキモトホールの見学で終わりました。皇室との関連性もあるので妃殿下のご使用されるティアラも華を添えています。そんな訳で雅なひと時を過ごしました。



by kuyugengen | 2019-05-06 18:11 | よもやま話 | Comments(0)