永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

<   2018年 10月 ( 7 )   > この月の画像一覧

日日是好日の映画鑑賞

d0133199_17523653.gif

「消えたつ煙のようになりたい」という気持ちで日日過ごされた希林さんの半生は、正に座右の通りの最期であったと感じました。お昼から銀座の映画館で「日日是好日」の映画を見に行きました。観客動員数は満員で希林さんを惜しむ人々が集まっていた。遺作として良い作品であったと思いました。繰り返しのお茶の稽古の中から、気づかない自分を見つけて聴こえなかった自然の声を聞けるようになる。地味な内容でありながら日々の積み重ねが、幸せの感謝に繋がる日本文化はやはり素晴らしいと感じました。希林さんの遺作となる映画がゆったりした時の流れがあり良かったです。ご冥福祈ります。



by kuyugengen | 2018-10-18 17:53 | よもやま話

つりふね草の追憶

d0133199_13363672.jpg

夏の時期になると日本古来のつりふ草が自生します。黄花や紫の花が小舟のような形で咲いています。10月に咲いている種類は外来種のようですがこれも中々愛らしい花です。湿った土が好きで庭に地植えする時は水やりは欠かせない。若い頃初めて見た感動は今も鮮明に覚えています。



d0133199_11455542.jpg


せせらぎの釣舟草は揺れもせず


          未知なる夢の(かい)をこぐなり



by kuyugengen | 2018-10-12 11:49 | お花

檜原村へ

d0133199_02182934.jpg


秋晴れの1日時間を作り、秋川渓谷に行きました。国分寺から友人の車に乗せてもらい、お嫁さんと3人での近場の旅行です。沢のモノレールに乗り頂上へ上がる。驚きのトロッコ車のような、5人掛けの乗り物は傾斜43度という絶壁の山の傾斜でスリルです。まぁ歩行のスピードで登るので、そんなに怖くないが、とても楽しい思い出でした。

d0133199_19054470.jpg



d0133199_19054832.jpg


d0133199_19060171.jpg


d0133199_19060451.jpg


d0133199_19060968.jpg


山頂には山岳民家「小林家」の佇まいを見学できる。説明の叔父さんも親切です。庭の梅の木の梅干は、昔ながらの味を守り美味しいお茶を頂きました。この村の施設見学は、全て料金は要らないという珍しいシステムで豊な村です。東京で唯一の村の付く「檜原村」は広大な広さです。そこには素晴らしい自然があります。たくさんの観光施設はないが、日常の忙しさを忘れる宝の時間がある。近郊には幾つかの温泉もあり、足湯を楽しむ人も見かけました。今回払沢の瀧は台風の被害で行けませんでしたが、春の花の季節に行きたいものです。

d0133199_19061718.jpg



秋川の瀬音のながれに導かれ

         清らな山に神御座(おわし)します

山はだに玉あじさゐの色ふかく


          なごりの花に秋のおとずれ


d0133199_21431250.jpg

雪の払沢の瀧の画像はこんな感じです。素晴らしいですね。山頂まで上がると村の気温より低く一枚はおりものが必要です。寒い村ですが、雪は20cm位積るそうです。夏は都内より温度は低く絶好の避暑地ですが、今年は暑い日も多くあったそうです。

大東京を一纏めに考えても都内23区のみではない。山やダム無人島までもある。都下と呼ばれる多摩地域や伊豆七島、小笠原・南鳥島・沖の鳥島まで東京の範囲で多彩な都市です。私は、そのうち神津島(こうづしま)の海の色を見たいと念じています。




by kuyugengen | 2018-10-10 19:09 | よもやま話

干支切れで茶筥の仕覆を

昨日は、稽古日の予定ではなかったですが、休日ということもあり希望者4人で、たのしく稽古しました。茶筥のセットも外包みと棗の仕上げを完成しました。ご自身の還暦のお祝いの茶事の為に頑張られています。記念日があるのも良いものですね。来年の干支亥の文様「宝尽くし松葉亀甲にウリ坊」の文様なのでご馳走になります。棗の裂は、お手持ちの思い出のある布緒の色とよくあっています。




d0133199_15503305.jpg


d0133199_15502822.jpg


by kuyugengen | 2018-10-09 15:52 | 仕覆ってなんだろう!

仙崖礼賛展へ

d0133199_18365531.jpg




昨日まで稽古をして今日は金沢のお嫁さんの来訪、彼女は毎月両親の介護や手伝いの為に10日間のお里帰りです。1日お付き合いして、食事をしたり、喫茶を楽しんだり美術館へ行ったりして日も暮れる。帰ってから阿弥陀如来図を描いてみる。本物は宗像阿弥陀経拓本の中央に仙崖自筆の如来坐像が描かれています。今回初めて拝見するものも多くありましたが、あまりに点数も多く興味のあった作品のみ拝見しました。



d0133199_18365174.jpg



人生50年という時代仙崖和尚は数え88歳の米寿までの寿命を頂いかれた和尚です。「長寿は天からの授かりもの」と感謝して楽しく実りのあるものをテーマにユーモラスに筆をとられたようです。「老人六歌仙画賛」は素晴らしい作品、“99歳までは迎えは留守と答えろ”とユーモアたっぷりの和尚の賛も面白い。お会いしてみたかった方ですね。
  

仙崖の描きたる画賛青墨の


            墨のにじみも こころよき哉





d0133199_11021889.jpg


布袋(ほてい)のたいこ腹大きな頭陀袋を手に童と戯れている月は描かれず、「♪お月さまいくつ十三七つ♪」の賛がある。仲良く月のそぞろ歩きを表す。「経典を頼りに探し求めるが月「禅の神髄にはたどりつけない」難しいこと。それが悟りと説いているのも素晴らしい!この作品が多くの仙崖コレクションの中で一号となるのも解るようです。



d0133199_11102491.jpg

〇△□三角は修行途中をあらわし、丸は修行を完成させたということ、確かに描いてみると人それぞれの個性が現れる。摩訶不思議な大宇宙といえばそうなんだろ!と思います。少しですが描けそうな作品を描いてみましたが、今回の出光美術館の展覧に行き楽しませてもらいました。



d0133199_11360342.jpg





by kuyugengen | 2018-10-06 18:39 | よもやま話

古切れの数寄屋袋

明治期の繻珍切れに古い名物切れの文様を外し短冊色紙の文様を細かく縫い数寄屋袋に仕立てています。いろいろのバージョンの切嵌(きりばめ)を試みましたが、それぞれ出来上がりに違いがあり楽しい数寄屋袋ができました。





d0133199_19570936.jpg

d0133199_19571343.jpg


by kuyugengen | 2018-10-03 20:01 | 仕覆ってなんだろう!

彼岸花描いてみました。

月始めの休日は、身の回りの整頓など念入りにするのが日課です。疲れたら少し仮眠、お茶をして気分転換、絵を描きました。今日は彼岸花に挑戦です。難しい絵です。まぁ自己流の絵は見苦しいかと思いますが、成長もないまま楽しく纏めています。俳画は習っているものの、勝手に描く自信はないといった所です。歌も下手ながら2年生になろうとしています。毎日3首の歌を詠むことを続けました。歌を忘れたカナリアも詠めば頭の中から泉が湧いてくるといった所。日々の積み重ねは実りあるもののようです。


d0133199_10443253.jpg

あぜみちに赤きしるしの狐花

          かたまり咲きて天をながむる



by kuyugengen | 2018-10-02 10:48 | よもやま雑宝帳