永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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仕覆2点紹介します。

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焼締めの茶碗に藍と茜染のトラジャの絞り染の古布を使い仕覆を仕立られた方があります。トラジャとは「高地の人々」を意味する言葉です。インドネシア・スラウェシ島の染もの。オランダ領インド政府が1909年にこの民族をトラジャと名付けたことが由来となっています。古布でありながら状態の良い絞りなので雰囲気の良い仕覆が完成しました。




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江戸中期の錦の切れを用いて灰匙と火箸の袋が完成しました。古い錦の切れは種類も僅かになりましたが、絹織物の寿命は短く木綿の更紗などと比べると遥かにコンデションが違います。この切れも少し軋み(きしみ)を感じましたが、何とか慣れた方だったので美しい作品として纏まりました。上手の炭道具だったので凝った袋を創られました。




by kuyugengen | 2018-05-29 18:29 | 仕覆ってなんだろう! | Comments(0)

グミの実の熟れる頃


6月になると真っ赤なサクランボの到来がある。私たちの幼い頃はサクランボなどあまり見たこともない果実でした。遊び疲れた夕方お腹も空いて木の枝に真っ赤に熟れたグミの実があると、みんなで摘まんで食べたものでした。この頃は鳥がついばむ位の果実となりました。思い出すと、サクランボのように楽しみに待った味だったように思います。




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ぐみ()みて おやつなき日の虫おさえ


            鳥のみ喰らいて かの日恋しき



by kuyugengen | 2018-05-27 10:02 | よもやま話 | Comments(0)

俳画教室で学ぶ

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昨日は俳画教室に行きました。題材は「胡瓜」と「プチトマト」あっ簡単と思いきや「胡瓜されど胡瓜・筆の持ち方や書き順に約束ごとが多く色のグラデーションなど学びまた。鬼の絵は欠席した時の古い題材で季節遅れになりましたが、今回遅ればせ練習しました。これも顔のグラデーションが難しかったでーす。俳画はとても苦手です。しかし知らないことを知る機会が得られるので有難いと感じています。三越の稽古場から帰り次の日に再度挑戦して次の月に提出すると「貴女自習するなんて偉いゎ」と誉めてもらいました。

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by kuyugengen | 2018-05-23 09:50 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)
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七段花シーボルトより伝えくる

          小あじさゐは幻のはな

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by kuyugengen | 2018-05-22 21:14 | お花 | Comments(0)

5月のお菓子

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5月のお菓子は吉はしさんの“彩むらさき”という主菓子です。毎回この時期になるとこのお菓子を頂きたくなります。今日から6月のお稽古が始まりました。

杜若 彩むらさきの 唐衣

           襲のいろめ ゆかしかりけり




by kuyugengen | 2018-05-18 16:13 | お菓子 | Comments(0)

極小の籠のひとそろえ

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金沢で茶事をしていた時、5月は過ごしやすい月でした。立礼席のお持て成しも軽やかな籠の登場でみなさんに喜んで頂きました。この茶籠はとてもコンパクトに収まり、道具もそれぞれ納得できた組み合わせです。掌中に収まる唐物の籠は私の宝物です。




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by kuyugengen | 2018-05-17 11:08 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)

チャーミングなお菓子

「心が元気になる漢方薬」「来間屋平田店」
珍しいお菓子を見つけたので、紹介します。一つは島根の生姜糖の老舗のお菓子、これは前にも紹介したことがありますが生姜糖とはいえ薬袋に入れている所など島根とは思えな斬新な意匠で嬉しい。生姜糖をハート形に仕上げ、飴包みにした。という薬袋のパッケージで、まるで「恋のお薬』のようにできていてとてもお洒落。
もう一つは新潟「越之雪本舗」のクレヨンのお菓子、これも以外性があり面白かったのでいっしょに紹介しました。

「おいしいおえかき」という新潟越之雪本舗のお菓子です。いろいろな味のバリエーションのある8色のクレヨンのお菓子です。まだ食べてはいませんがとても楽しみです。


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by kuyugengen | 2018-05-15 04:23 | お菓子 | Comments(0)

越冬つばめ

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渡り鳥である燕は暖かくなると日本へ渡ってきます。普通寒くなる前に帰るものです。しかし極まれにいつまでも帰らない燕を見ることがあり“越冬つばめ”と呼ばれています。日本には四季があるので、燕にとって餌が豊富ということもあるらしい!しかし帰れない燕は体が弱いとか何か問題があるのでしょう。そんな訳で寒くて死んでしまう燕も多い。燕の世界も生きるのは、たいへんのようです。



by kuyugengen | 2018-05-13 22:26 | よもやま話 | Comments(0)

anniversary

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賑やかに母の日いわう家もある


          ひとひ無事ならこの世の浄土



by kuyugengen | 2018-05-13 08:26 | よもやま話 | Comments(0)

大名茶人・松平不昧

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日本橋の三井記念美術館の展覧会へ行きました。「大名茶人松平不昧」の没後200年の記念展覧会です。「天下の名物にして一人一家一国の宝にあらずと知るべし」という信念で収集した天下の名品「茶の湯は稲葉における朝露のごとく、枯野に咲ける撫子のようにありたい」と茶を生涯の友とされた大名茶人、遠州公の綺麗寂と同様大名ならではの審美眼は素晴らしい。毎回ですが心に残る名品を描ける範囲少し描いてみました。香合・原羊遊斎作(はら・ようゆうさい・狩野伊川院(かのういせいいん)下絵・香合の蒔絵キリギリスとかまきりでを描いてみました。いずれも不昧公のお抱え蒔絵師や絵師の共作。薩摩竹の水指初めて拝見した時は「世の中にはこのような大きな竹がある?」と驚いたものです。現在では「確かに暖かい國ではかぐや姫が収まる竹もあるのだから」と納得しています。不昧公もこの竹をご覧になった時の驚きは想像できるようです。島津公から贈られた竹と伝えられています。大井戸茶「喜左衛門」も以前拝見した時は、長く使われた形跡もなく老醜をおびていましたが、今回拝見した井戸は見違える程美しい肌合いで気持ちよいものでした。



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今月のアトリエの掛軸は不昧公茶の湯の五か条を掛けてみました。筆者は私が若かりし頃茶の湯のことを丁重に詳しくお教え頂いた師匠・紅雪庵主の筆です。茶の湯をするもにとって大切な心構えと教えて頂きました。現在の茶の湯の日常は、まねごとばかりが重要になっていて自分が表現できないのは寂しいことです。茶の湯尽くしの縫いを用いて表具を意匠した作品で思い出深いものです。

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茶の湯の五か条

一 茶の湯はいかにも綺麗にいさぎよく 寂たる中にも見所のあるを本とす。


二 時世の移り行きを不辧(わきまえず)一つのところに足をとめて移行を不知(しらざる)ものは、生涯 の下手と申すなり

三 先達の仕置きしことは、いずれの流にもかぎるべからず

四 茶道は点前を専一にして、意を次ぎにせよ

茶のものは意を専一にして点前を次ぎにせよ

茶道は下手にててもよし、数寄者は下手にてはせんなきこと也

五 点前は飯 をとりて飯を喰い、汁椀をとりて汁を吸い、箸をとりおきする如くなるを成就と申す也




by kuyugengen | 2018-05-12 17:22 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)