永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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俳画教室へ


休日の午後、久しぶりに、俳画教室へ行きました。3か月も休んだので、先生も心配して下さいました。画題は、節分も近いので、お福さんの表・休み中の画題は蓮根・こぼれ梅の絵です。しかし自分流に好き勝手に描いている日常とは違い、俳画は筆使いが独特なので手元が固まります。疲れた上に、しょんぼりして帰宅。娘に難しい!と愚痴をこぼしたら、「お母さん何でも同じだょ!毎日繰り返し先生のお手本を見てレッスンしなくては、体が覚えないょ」と一網打尽に罵倒された。「成程!内のレッスンだって同じです。」稽古が足りないのに、しょんぼりしても駄目ですゎ。来月の稽古までに、描いて慣れて先生に褒められたいと自分を慰めました。自分が生徒になることにより、みなさんの気持ちが理解できます。 鈴木先生のお手本を3点ご紹介します。


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まだ3日程ですが、俳画の練習を試みました。先生に教わった筆使いを思い出ながら描いていると、テクニックは覚えていました。不思議なものです。毎日少しでも繰り返す時間を持つと確かに形になる。先生から指導を受けられる幸せを感じなければいけませんね。

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by kuyugengen | 2018-01-30 20:57 | よもやま雑宝帳

珍しい椿の花

黒滝という銘のある椿の花を一輪、花が落ちないようにと持って来て下さった方があります。私も初めて見た品種です。枝の長さが5cm位だったので花器はどうしょう?ふと盃台に飾ると可愛いと思い小さいオアシスを入れて刺してみると“いい感じです”稀な品種なので、植木鉢で咲いている画像も送ってもらいました。大切にお育ちの椿のようです。


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by kuyugengen | 2018-01-29 14:50 | お花

稽古のこと

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新年の稽古もあと僅かになりました。31日まで稽古して、2月に追加稽古が2回あります。みなさんと和気あいあいの顔合わせができて楽しい日々でした。寒の寒さも少し和らぎました。私は太っている性か暑がりで冬はさほど苦手ではありません。福寿草も咲き始めました。東風吹かばのそよ風に誘われて梅見などしたいと考えています。



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by kuyugengen | 2018-01-27 12:16 | よもやま話

雪の日の顔合わせ

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お昼から雪が降りだしました。みなさんから欠席の電話は、なかったので「お出でになる!」と思いながら用意しました。いつもの時間より出足は早い。元気な声が聞こえます。新年の挨拶をしてお茶です。3時前にお帰りになりましたが、夕方道路を覗くと道には雪は積もっていない。中央区は、少し気温が温かいのか雪は消えている。しかし夜の冷え込みが心配です。明日はお休みなので安心です。無事に帰宅されて良かったです。顔合わせで終わった1日 お疲れ様でした。



by kuyugengen | 2018-01-22 18:14 | よもやま話

つくば根の枝

新潟の山で見つけられという、ひと枝のつくば根を頂きました。つくば根は、金沢の山にも自生しますが、最近の熊騒動で山へ探しに行く人は少ない。ツガやモミの木に半寄生する植物でオスメスの木が傍にあり花を咲かせ実を結ぶ。愛らしい追羽根の形なので新年の枝ものとして重宝な植物です。蓮根の掛け花に添えてみました。



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by kuyugengen | 2018-01-21 10:03 | お花

新年のお菓子


高松の菓子の老舗である「三友堂」の大吉というお菓子がある。大きな獅子柚子の砂糖煮は、年末が近づく頃、限定で発売されています。三友堂さんは大きな獅子柚子を選び直径20cm以上の円なるように、ゆっくり押しをして平にして煮るのだろうと想像します。獅柚子の実は甘みがもあるので普通の柚子のように水に晒す時間は少ないと思う。橘は吉に通じる柑橘なので「大吉」と銘名されたとのことです。
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新年は美しい蓬餡の入った「丹頂」という練り切りのお菓子を頂くことにしています。吉はしさんのお菓子は甘味のよいことは有名ですが、「丹頂」は造形美と蓬の彩りが融合した銘菓なので、味わいながら誇らしいものがあります。東京にいて発送できないお菓子をみなさんと頂けるのは縁起のよいものです。茶の精神は日常にありてこそ心豊かに暮らせる技と考えています。

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あびちゃん作の“ころ柿”のお菓子到来です。今日は干し柿の中に、こし餡を詰めて、外側に羊羹きじを薄く伸ばし、真白き菓子衣を散らしたお菓子です。熨斗紙は六瓢の絵。今年も息災で頑張ります。



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3時のお茶の時間は、玉露を二煎お出した後に、主菓子と抹茶を出し、一息の休憩を楽しんでいます。玉露を飲み切った後の茶葉はお浸しのような食感です。能登の鳥居醤油の熟成醤油を数滴たらし頂くと又違う風味が楽しめて良いものです。





by kuyugengen | 2018-01-20 08:39 | お菓子

月島の稽古始め

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新年の稽古始めの日となりました。予定は20日からでしたが、遠方からの申し出があり、今日から始めました。戌歳のわんこも笑顔です。日々天気も心配ですが、一年が平穏であることを願います。



by kuyugengen | 2018-01-19 18:57 | よもやま話

結びを考える

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日本には、様々なことを生み出す神さまが多いので、結びの思想を大切にしている国民です。例えば神社でおみくじを引き運を占い、読んだ後に木の枝に結び、魂を込めるという行為も神代の昔から伝わっています。月ごとの年中行事を「結び」に表現したお守りもあり、ひとつひとつ心を込めて丁寧に紐を結び、お祓いをする。関東では、氷川神社に、珍しいお守りの形が多種用意されています。人は、知らず知らずの内にそうしたお守りに願いごとを託すものです。

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新年の節会は3回あり、まずお節料理を頂く。2つ目に立春があり、節分の煎り豆など特別なものを食べる習慣。3つ目の花を愛でる節により魂の切り替えができて現実となる。一度ならずも3回も念を入れるのは、目に見えないものが対象なので1度では不安ということのようです。縁を結ぶということは、どんなに時代が変わっても切り離せない人の文化です。何でも失われる現代に、受け継がれることに出会うと、幸せを感じる自分がいます。月島の稽古場では、こうした結びなども指導しています。永井亜希乃著書「飾り結び」も発売しています。お愉しみ下さいませ。



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by kuyugengen | 2018-01-18 12:25 | よもやま雑宝帳

新年の仕事始め

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アトリエの仕事始めも二人三脚で、それぞれ、思いつくままに始めました。私は風邪を引きましたが、何とか鼻水とくしゃみまでで悪化は抑えました。亜希乃先生は、新春にちなみ桃色をベースした“薬玉”を完成しました。みなさんに理解し易いように簡単に花びらが整えられるよう苦心したようです。散らかしていた居間の雰囲気も一新してほのぼのと一筋の光が射したようです。私は来年の亥歳の袱紗の意匠を始めています。2月までには、京都に送ろうと思い準備に勤しんでいます。幾度かの試し織りを繰り返し初夏の頃の完成となります。


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by kuyugengen | 2018-01-13 15:29 | 仕覆ってなんだろう!

この所毎日報道している「振袖騒動」を見聞きして、けげんを感じる人も多いのではないでしょうか?

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成人式とは、人生の中での大人の仲間入りをする一つの節目、門出を祝うという形であると思う。確かに支払い済みなのに振袖が借りれない!という問題は大問題です。115日が「成人の日」とされていましたが、「ハッピーマンデ-」の制度により第2月曜日になったそうです。本来は貴族の行事として行われた女子の()着式(ぎしき)を真似て一般人には、振袖様式が流行となった。初めてこの式を行った県は、埼玉の蕨市、それから全国へと広まったとのことです。振袖の語源をたどると、「振る」「振られる」という言葉から長い袖を愛くるしく振って答える振袖の仕草から呼ばれたようです。振る必要も無くなった女性の袖の丈は働きやすい寸法でもある「留袖」として仕訳られています。


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しかしその歴史は明治以後からのことで、おそらく呉服屋の商売の戦略に他ならない。この頃は、親しみの少なくなったキモノへの約束事も平気で本来の顔をして変化しています。暮らしが変わるたびに本当は、こうである。のような顔をして変化するのも可笑しいことがよくあります。道徳を学ばなくなり世の中も住みにくくなったこの頃ですが、レンタルまでして素人さんとは思えない派手な文様の晴れ着を着ることが成人のスタートとは哀しいものを感じるこの頃。華美になりすぎず洋装ですっきり纏める方が美しいと思います。



by kuyugengen | 2018-01-12 19:15 | よもやま話