永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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7月の稽古も無事に終わりました。蒸し暑い日が続いています。今月の道中はさぞ、大変であったと思います。しかし皆さま心よくお出掛け頂き嬉しく思いました。気候は戻り梅雨のようで鬱陶しいことです。私も夜はぐったりしましたが、元気で日々稽古できたことに感謝します。2回目の受講された方の作品を紹介します。懐紙挟みと小帛紗を折らず入れることができる袋を作られました。布地は、おばあ様から譲られた帯地で最初にお太鼓の部分でバックを注文されて、その残り切れを全部使ってこのバックを完成。思いがけずラッキーな夏の思い出となったようです。良かったですね。



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いつもコツコツ努力して日曜日にお出でになる方の作品を紹介します。この方は、文化服装学院の教師をして居られる方で、習いのポイントをしっかり掴んで居られます。あまり急がれずゆっくりと作品を創られるので完成品は美しい。

自分の楽しみのスピードを心得るのは重要ですね。



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by kuyugengen | 2017-07-31 19:59 | 仕覆ってなんだろう!

俳画教室へ

 鈴木紅鷗先生の句を紹介します。

新涼や香の 残りし たなごころ

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7月25日(火)は毎月楽しみにしている三越の俳画教室へ行きました。新入生はやはりワクワク。私の稽古場の方々もそうなんだろうか?と思ったりします。今回は季節の朝顔の花を習いました。葉の描き方は筆使いも難しく、まだ気持ち良く描けません。たどたどしいですが、今朝寝起きのトレーニングに練習してみました。昨日よりは少し良くなったので、アップしてみました。花の描き方は自己流。新入生は本来アレンジなどしてはいけませんが簡単に纏めるのは難しいのでお許し下さい。

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        〝たらしこみ”のテクニックに合う用紙なので、しみ込みが早く線を描くのが怖いです。



by kuyugengen | 2017-07-26 13:17 | よもやま雑宝帳

翡翠のしずく

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7月月島のお菓子は、マスカット大福・福井の老舗「昆布屋孫兵衛」のお菓子です。私はお茶風に「翡翠のしずく」と銘を付けて使っています。羽二重餅の間に翡翠色の餡、岡山産のマスカットが入っています。爽やかで品の良いお菓子です。この手のお菓子は他にもありますが、ここのお菓子が一番好きです。

by kuyugengen | 2017-07-23 16:01 | お菓子

お稽古

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月島とNHK7月の稽古が始まりました。21日月島の稽古。棗の仕覆を完成された方の作品を紹介します。古い純子の生地を使い無地棗の仕覆を創られました。手仕事が好きで細やかな方です。まだ入会されて僅かですが、生き生きとした新老人を目指し、がんばって居られます。これからもいろいろな作品に挑戦して下さい。

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土曜日NHK青山教室の今期入会された方の作品が完成しました。自分の手元にある布を使い、抹茶垸の仕覆を創られました。初めてでも必ず作れるよう丁寧な指導を心がけています。今日の完成作品は始めての経験で嬉しそうでした。来月からの作品も上手にできますように・・・・!がんばって下さいね。結びは〝千代久封じ”です。紐結びも習い楽しんで下さい。秋の募集も始まりますのでどうぞ入会お待ちしています。

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by kuyugengen | 2017-07-22 18:27 | 仕覆ってなんだろう!

私は機会がなく蓮寺の花は見たことはありません。話を聞く所によると花びらの数が途方もなく多く、花びらが100枚散ると、花群が8つに分離して、花びらは1000枚・2000枚となるそうです。日本でも唯一の種類のようです。蓮は種を作ることはなく、蓮根から発芽して成長するという多頭蓮。開花は少し遅く8月中旬が見頃とのことでです。個人的な感想は一重で可憐な花が好きです。しかし話題性はあります。

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兼六園の曲水にかかる石橋の上流のたもとに、兼六園菊桜も有名です。花びらが300枚もつくと云う珍しい品種が1本だけあります。この花の開花は5月連休で名残のご馳走です。現在ある木は2代目の木で美しい花です。

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by kuyugengen | 2017-07-22 09:43 | よもやま話

月島のお昼


毎回ご馳走のある月島のお昼ご飯です。私は合いびき肉のピーマン詰めを作り鰻寿司の巻物もどうかな?と用意しました。暑い日でしたがみなさんのご馳走と合わせると、こんなに豪勢になりました。稽古場のみなさんは元気に張り切って居られます。

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お手作りのお菓子は、白餡を抹茶で色を染めて、葛と寒天で延ばした夏菓子です。爽やかな喉こしで美味しかったです。熨斗紙の絵はホタル袋です。ありがとうございます。


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by kuyugengen | 2017-07-21 17:29 | よもやま話

桜の暑気払い

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金沢の玄関近くに紅しだれの桜を植えました。10年も経つと大きくなり、木の勢いには驚かされる。暑い夏です。葉桜も青々していると涼やかに映るものです。しかしあまり茂ると鬱陶しくなるもの。11年目に初めて剪定してもらいました。玉家建設さんの提携している造園業者・総合園芸さんにお願いしました。迅速なお仕事ぶりに桜も思いがけず涼しくなったことでしょう?

by kuyugengen | 2017-07-21 10:27 | よもやま話

貼りまぜの妙味

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以前出光美術館で唐津の展覧会を観て絵を描いてみたことがあります。巻き紙に描いていたので、裏打ちを依頼した。初心者の私は筆ペンで輪郭線を書いていたので、にじみが出るらしく残念な作品となりました。中には飽きた絵もありましたので殆どの絵をボツにして処分した。裏打ち代金が勿体なかったが、しかしその失敗のお陰で勉強になり良しとしました。画帳も注文の寸法に違いがありうまくいかず失敗ついでに絵を切り抜き張ってみました。


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切り抜き貼ってみると、なかなか良い!いろいろ勉強の多いことです。失敗は最良の友かもしれません。



by kuyugengen | 2017-07-19 14:23 | よもやま雑宝帳
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今日は関東に雷雨〝大粒のひょう“が降りあっという間に被害が続出しました。神の呪いでも降りたような不気味な夏を感じます。明日は暑いそうです。私は家の中でゴソゴソしているので元気ですが、それは、あまり自慢できた話ではない。太陽の花ヒマワリは強い日ざしが好きな植物です。成長が盛んな時は太陽の方向を追いかけて動く。しかし完全に開くと私のように東を向いたまま動かなくなる。ペルーでは、ヒマワリは太陽神の象徴として大切にされているそうです。夏の暑さには苦しめられますが、畑いっぱいに咲き誇る黄金色のヒマワリを眺めると自然と元気になるのはどうしてでしょう!



by kuyugengen | 2017-07-18 22:59 | よもやま雑宝帳

ある指物師とのお別れ


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命の尽きるまで働くことを全うされた指物師の生涯がありました。数日前に黄泉の国へと旅立たれたという訃報が私の元にも伝えられた。私との繋がりは深く茶筥の制作に夢中になっていた頃、どんなに難しい形を提案しても立ちどころに完成して納めて下さるので驚いたものでした。そんな訳で私は指物のことで頭を痛めることはまずなかった。「これ面倒だったでしょう?」と聞いても爽やかな顔で「手があれば大概のことはできるでしょう!」と嫌な顔一つせず仕事もスピーディーであった。持病の肺が悪かったので後半は大きな酸素を抱えての仕事のようでした。「仕事は少し時間が掛かるようになりましたが、まだやれます。」と云われた。注文した棗が最後の仕事となりました。息絶え絶えでも職人として、最後の力をふりしぼり、作品創りに没頭されていたようです。「もう止めたら?」と云ったこともありましたが、「永井さんだって仕事失ったら生きていけないでしょ?」といいかえされた。そうかもしれませんが、彼の場合は相当大きな負担になったと思う。いろいろの思い出が走馬灯のように巡り、涙が止まらなかった。決して生活のためだけの仕事ではなく本当に彼の職人魂は好きで好きが天職であったと思う。この炎天下の下、車を運転して注文主に作品を届け、その宅で危篤となったとか、まさにあっぱれという最期でした。「永井さんには、やりがえのある仕事をたくさんやらせて貰いました。」とぽっんと呟いた言葉がまだ耳の奥にある。心よりご冥福をお祈りいたします。どうぞ安住の地を探して休んで下さい。そして今は亡き懐かしい方々との再会をお楽しみ下さいね。



by kuyugengen | 2017-07-17 14:58 | よもやま話