







時代蒔絵も美しい硯箱の仕覆が完成しました。お嬢さんが東京在住なので、松江市から通って居られる方の作品です。お茶の流儀は表千家・お茶と関わる生活を愉しみにされている方です。若い頃は人一倍細やかで丁寧なお針仕事ができたのに、ここ数年は、手の関節に痛みもあり思うようにいきませんが、東京への往復も
自分への気分転換と思い自身の目的意識が変わったようです。
ゆっくりでも完成する楽しみを糧にして努力されています。
これからもがんばって下さい。


5月23日は何十年ぶりでお稽古ごとを習う機会を得ました。それは今年から始めた 〝お絵描き“です。俳画を習いたいと思い日本橋三越のカルチャーセンターへ行きました。なぜ俳画というと、できるだけ省略した線の中のぼかしのグラデーション、軽ろやかでスッキリした絵画方法に興味を持ったからです。この道のスペシャリストである鈴木紅鷗先生は90歳も近い年齢しかしパワーがあり元気いっぱいの先生でした。今日はスィートピーの花の描き方を習いました。「スィートピーか!と簡単に考えていましたが、グラデーションのテクニックは慣れないので難しい。お嬢さん先生に筆の角度を注意されたり、褒められたりと新入生は何とも心地良いものでした。基本の筆使いや筆に浸みる顔彩の加減など、なんども練習できて楽しい時間を過ごしました。絵画はやはり描いて慣れることと感性は重要のようです。来月の稽古日までに繰り返し練習して先生に褒めてもらいたいと思うピカピカの1年生です。

先生は毎回折帳に俳句と絵のお手本を描いて下さいます。
今日の句は〝繰るとなく頁を繰りて春愁い”
春のセンチメンタルな気分を謳っている句です。
4月は欠席したので「筍」の絵も描いてもらいました。そぎ落とされた線の中に基本の筆運びがしっかり入っています。なるほど!と勉強になるレッスンでした。
お絵かきの引き出しも満杯になりました。

4月に心筋カテーテルの検査入院してはじめての外来です。済生会中央病院は新病棟となり、腎臓外来は新館F3に移っていました。受付には真白き胡蝶蘭がそれぞれの課の机に飾られています。今まで古い病棟だったのでとても気持ちが良かった。検査結果がでる1時間半待って私の番が来ました。「心臓は元気だったそうですね!心エコーでは引っかかっていたので心配しましたが、詳しい検査をしたので良かったです。心臓血管の画像一緒にみましょう」とまずは拝見。「血管は葉っぱの葉脈のような美しい画像でした。」私は体重が重いのでしんどいと思います。しかし先生は、「妙にダイエットして痩せると腎臓にはよくない」と言われるので難しいものです。〝こちらが立ってもあちらは立たない”仕方ないと諦めです。食べるものが美味しい間は痩せない?心労もないので幸せであると思わなくてはいけません。今月も横ばいで〇印を貰いました。
待合室で隣になった老女はとても太って居られる。「腎臓悪いですか?」と聞くと「そうなんです」と言われた。「痩せないですょね?」と云うと「私は糖尿もあり心不全にもなったのに痩せません。人に会うと元気そうに見られる!」「私も同じです。本当に損ですね」と話もあった。太る体質は痩せる体質と同じであると思った。私はせめて亡くなる時は痩せていたいが、それは解らない。息子に葬儀の時は、葬式屋に悪いから、あんたが重たい方を担いでね。それが親孝行だから・・・!と遺言してある。どうなることやら生きている間が花なのでしょう!

牡丹の花もいろいろなパターンで描いてみました。この所、民画風な絵の描き方に興味を持ち練習しています。丸く花びらを重ねたような意匠は面白いがこれが中々さまにはならない。
6月8日から19日まで・鶴見画廊において民画の展覧会があるようです。
サンワイズビル3Fで開催されます。13日は休日とのこと。
池貴己子先生とおっしゃる先生の会です。
タイトル
虎を抱く童女
私はこの方の民画が好きになり先生の絵を真似て練習しています。



この民画は「沈静伝」という韓国の寓話で親孝行の娘の話という儒教の話です。
最近この資料を見付けて夢中になり描いていました。難しいテクニックは、自分なりに変えて描いています。いろいろなものが表現できてお絵描きは楽しいです。先生の絵が見たいと思っていたら、展覧会があると知り今からワクワクしています。

よく晴れた日でした。帰宅前の慌ただしい時間でしたが、思い切って奥能登まで連れて行ってもらいました。楽しい時間を過ごしたので今でもウキウキしています。明日から月島の稽古が始まります。仕事も一段落したので、さっそく能登の軍艦島の絵を描いてみようと筆をとる。下手な絵師、思い出の風景を描いてみるが、さまにならない 難しいですね。
見附島という島名は弘法大師が佐渡からこの地に渡った時、最初に見付けた島であることに由来する。また、島の形が軍艦に似ていることから、軍艦島とも呼ばれたようです。能登に住んで居られる方々は、あまり能登を自慢することはなかった!奥ゆかしいのか慣れなのか?そんな訳で、私も長い間行く機会を得なかった。しかし茶事もしなくなり暇な時間が作れるようになったので、いろいろ近辺の観光地に興味を持つようになりました。旅の記録にと思い今日は、「見付け島」の風景を描いてみました。やはり難しい・・・・!でも楽しい思い出になのでと筆をとりました。来月は「東尋坊」を予定しています。

今朝起きると直ぐにパソコンに向かった。アップグレードされたブログが理解されているか?を確かめるためです。おためしの画像や文書をつくり、怖がらないでいろいろ触れながら、うまくできたことをメモに取る。「何だか昨日より慣れた」嬉しいです。「Windows 8の使いにくさを解消できるwindows 10への無償アップグレード終了が近づいてきました。」というニュースを聞いた時急いで10対応のパソコンに変えた。その時Windows 10にすべき理由はあまり追求しなかった。その時も戸惑った様式に苦労したことを思い出しました。
新しいOSは、古いバージョンよりも安全性は向上している。しかし10もまだ完成品ではないと思う。時折不具合を感じることもある。このようにパソコンに振り回されては、「パソコンは止める」という方も多いはずです。私は今でも携帯はガラ系を保持しています。電話をかける・メモ帳・カレンダーに予定を入れるのみに使っているからです。自分が何をしたいか?を考えて機種を選ぶものだと思っています。いろいろしたいことの多い若者向けは、それなりの要求を叶えてあげて良いと思う。そんな訳で何とかブログも書けそうです どうぞよろしく。

