永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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心こもる作品


最近本業の記事が少ないと気がつきました。4月の稽古も最終となりました。この美しい仕覆を創られた方は、文化服装学院の先生で可憐な方です。お母様はお茶の先生として長らくお仲間の指導をされました。そうした恵まれた環境のもとで〝自作の作品で仲間を持て成したい”という希望もあり意欲的なお嬢さんです。

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外の覆い袋は更紗染め、中詰もひと針ひと針丁重に創られています。こうしたお拵えは保存としても完璧・大きな地震に遭遇しても破損しない拵えです。たとえ名品ではなくても、こうした勉強の機会を持たれたことは、ご自身も幸せであると思います。
by kuyugengen | 2015-04-29 15:58 | 仕覆ってなんだろう!
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観桜茶会の感動的な余韻もまだ去らぬ間に五節句の一つ重五の茶会の日も迫りました。天気予報は早や夏日を伝えています。累卵之危・地球も生き物なので、きわめて不安定で危険な状態にあることを示しているのでしょう。言葉に出さなくても心の片隅にこの不安を感じていると思います。茶事にお出でになる方の中には千手観音さまのように忙しい看護師の日々を過ごしながら、「先生・人の思い出は生死の境の時、資産家でも孤独に死す人もあります。そうかと思えば豊かではない大部屋に居る人が多くの友人がいて楽しいかった思い出をたくさん話される方もあります。先生の茶会がもう体験できなくなるのは淋しいから、今年はまず、この日は休みますと決めました。」と年間の茶事希望日を申し込まれる方もあります。私のような細やかな日常茶人に貴重な時を預けてくださるとは、“なんて幸せ者でしょう“心から御礼申し上げます。送り用のスーツケースの中に東京で手配するものなど詰め始めました。

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今回使う米は「今摺り米」といってモミのまま保存して精米するという特別栽培の米・新潟奥阿賀水沢産の米。蒸らす時間により米の味に変化を感じるように炊きたいと心がけています。私にとって、さよなら茶会なので今年はやはり緊張の度合いも僅かに大きく感じています。7日・9日・11日と三回の茶会を行います。〝るいらんのあやうし”とならぬよう手を取り合って地球をかえなければなりません。
by kuyugengen | 2015-04-28 19:34 | 茶事

夕方稽古が終わり、加賀の物産を展示している銀座三越7Fの催し会場へ向かうと大勢の人で賑わっています。和のスイーツ・喫茶〝つぼみ”さんも出店しています。人気の葛きりを食べる。とても美味しかったでーす。葛きりの器は箸が刺さり固定してあるので、見た目も美しく安全な用の美と感心。美味しい葛きり食べに行って下さい。

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加賀・能登の食材が買えるとあって帰りは荷物も重くなり疲れた。しかし今宵は皇居ウオーキングの日です。青ちゃんからも「OKですか?」とメールが届く。「いいとも」と返事をして又出かけた。夕方は少し涼しい風も吹いていたので、がんばって良かったでーす。
by kuyugengen | 2015-04-24 21:44 | よもやま話
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インターネットで見つけた「足道楽」の店舗は京王線・橋本にあります。私はあまり馴染みのない街です。特急で行けど遠い・・・・!今日は2ヶ月目の無料検診の日です。私の体験を知り、是非連れて行って欲しいという知人夫婦もあり3人で出かけました。それぞれ足は個々に問題が多いものです。骨格マイスターというスペシャリストが各店舗に配属されていて症状と改善方法の説明が丁重にある。
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私が相談に行った時は全ての足の指は写らなかった。しかし今日は改善されて正しい指の画像がはっきり見える。長年苦しんでいた巻爪の痛みがこの所消えたので、その訳も聞いてみた。「足の骨格に変化が起きると痛みもなくなり、爪の形も普通に生えてきますょ。」と説明があった。私は怖いので爪の変化に目を向けなかった。しかしこのインソールのお蔭で短時間に変化することを学び驚きました。今日は中敷の当たりの部分を剥がして変化したという足裏の位置を変更する日です。定休日というのに出勤してゆっくり時間を取りカウンセリングしてくださり、ほんとうに嬉しかった。ありがとうございます。
by kuyugengen | 2015-04-21 19:44 | よもやま雑宝帳

さよならの桜・・・・!


息子から写メールが届きました。ゆっくり楽しんだ桜ともいよいよお別れ・・・・!屋根まで伸びた枝垂れ桜の成長の早さに驚きました。ここ数日は移動したばかりで雑用と整理に追われる日々。お別れ桜の会のCDをみなさまへ送ったりして夜の暮れるのを忘れました。茶事の御礼状に、ほっこりしながら日々の幸せに浸っております。19日から月島の稽古が始まります。どうぞよろしく 東京と月島の人にチェンジする日は3・4日しかありません。体力の温存の為に欠かせないケアーもあり面倒なことです。何とか今年はがんばれそうです。月島の人になった気になる「青ちゃんから皇居ウオーキングOKですか?」のメール。「いいとも♪」と返信して風の人となりました。

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by kuyugengen | 2015-04-16 19:20 | よもやま話

韓国の衣装・・・・!


韓国ドラマに登場するチョゴリもレパートリーが広いことを知りました。男女共通の上着であるチョゴリ(襦)と、巻きスカートであるチマ(裳)で構成される衣装は日本の和服のようなもの。平服もあり晴れの日に纏う衣装もあるようです。最近知り合いになった親子さんは、韓国のご出身です。先日金沢にみえて、昼食を食べながらこの美しいチマチョゴリの画像とお話を伺いました。お姉さまの婚礼の為に新調したというチョゴリはオーガンジーの生地に草木染め・淡い濃淡がとても品格のある色調。このような美しい色の衣装があるのを知り驚きました。ポジャギという繋ぎ合わせの手法も巧みな伝統のある仕事です”いずれの国も芸術に国境はなく“ビューティフル・・・・!の一言に尽きるものです。

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by kuyugengen | 2015-04-15 17:43 | よもやま雑宝帳

新幹線ホームより


ふるさとの訛りなつかし停車場・・・詩は有名。この頃は〝ふるさとの訛りなくせし停車場に友と語らうコーヒーにがし”最近はそんな感じの風情です。無事にお別れ桜の茶会・稽古も済み、昨日帰りました。金沢に着いた時は桜も5分咲きでしたが帰宅時は、花吹雪・・・!長い春を堪能しました。少し早めに駅のホームに行き、駅を見学。今月は銀座のように西洋の観光客も目につき家族連れの外人と隣合わせです。可愛らしい坊やと並び出発を待った。1枚〝ポーズ”して携帯写真に納まりました。

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by kuyugengen | 2015-04-15 11:30 | よもやま話

静かな休日

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ここ数日花曇りの日が続いています。しかし東京の寒さ程ではないようです。庭の枝垂れにも若葉が芽ぶき、桜と柳こきまぜてを連想する景色となりました。金沢市内の桜は多い。しかし柳は何処を探しても見当たらない。お松さまの名に由来するのでしょか?桜と松です。明日から天気が崩れるとのこと、長くがんばり耐えた桜も風に舞いお別れ・・・!茶事の頃は暖かく鶯の初音も聞こえました。朝ドラで能登の方言や話を興味深く聞いていますが、生まれ育った人のことを“土の人”私たち気まぐれに居着く者は“風の人”成る程おもしろい表現です。「能登はやさしや土までも」とよく聞く言葉ですが、野菜や魚介類の美味しさは格別です。東京の寄り合生活とは違い、土着の心知れた人がゆったり暮らす所なのでしょう。私は、まさに風に運ばれる浮草人生・しかし上手に何処にでも根を張る才能もあるようです。庭の山芍薬も真白い花が開きました。表参道から移したこれも“風の花”です。来月は、5月3日の移動なので、その頃は鶯の忍び音を聞き目覚めるようになるでしょう。今月は14日に帰宅します。どうぞよろしく。

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by kuyugengen | 2015-04-11 11:50 | よもやま話

金沢の染井吉野は満開・今年は多くの観光客に感動を与えています。市内を見渡すと外国の客人も圧倒的に目立つようになりました。しかし同じような商業ビルの新装も今一つ内容に珍しさが欠ける。しかし街には以前より確かに活気が満ちています。昼から石川門・兼六園とゆっくり茶事のお客様と同伴して夕方遅くまで休日を楽しみました。4日の連泊であちらこちら遠征された話しを伺い時の経つのを忘れました。兼六園の菊桜の開花はまだ遅いようです。一枚の花に300枚の花びらをつけるという桜・1本枯れて2本目が楚々とそびえています。この花に会える方は、ほんとうに幸せです。

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卯月・加賀の桜は花盛り私、もう直ぐお誕生日を迎えます。嬉しくもあり哀しくもあるこの頃です。20日頃から開花するこの〝菊桜”の艶やかさにあやかりたいものです。5月初旬まで見頃となるので待っています。

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夕方の〆は、こじんまりとしたバーで、とても稀という、スモーキーなウイスキーを水割で頂戴しました。燻した香りは好みに合う酒の味・ほんの少しでも喉ごしの良いものを頂き満足しました。マッサンがテイステングするように真似てはみたが、やはりサマにならなかった。昨日も夕食は外で食べた。店の店員さんに「東京の方ですか?」と入るなり聞かれた。「半分こちらで生活しています。どうして?」と聞くと「この辺では、こんなにおしゃれな方は歩いていませんょ」とお上手・・・・!若作りな服装をして行って甲斐があったというものです。嬉しいわ!
by kuyugengen | 2015-04-07 21:59 | よもやま話

本席の設え


濃茶席は寄り付きの柱釘に掛けた鼓の大皮に桜の歌を差し込んでみる。そうした繋がりで本席は調べの紐を下げて、あたかも静寂のもと弾みのある調べを感じるよう演出してみました。

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花入は今では珍しくなった漆桶を用い〝窓の月”という開花すると大輪の一重の椿を一輪さしてみました。現在は桶の外まで溢れる漆の採取は稀で景色の良いものも少なくなったそうです。漆の街金沢の喜びを表しました。

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薄茶席は加賀の発展を祝い古裂表具・吉祥紋の軸を掛けお祝い気分を表現しました。私らしさの表現できる軸はこのような軽い席によく似合います。

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本席の主菓子は〝都の春”吉はし製のきんとん”・薄茶席は〝薄焼き煎餅”アルフェイ糖・〝てふてふ”同じく吉はしの注文菓子を用意しました。

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桜茶会の酒一献は松浦酒造〝無垢”生酒・獅子の里・愛山・活性純米生酒・を用意しました。茶事懐石の酒は料理の引き立つお酒を吟味しています。

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懐石料理は、焼き物に桜鯛の唐蒸し焼き金沢の祝い膳に用いられています。今回は茶事用に食べやすい寸法でご用意いただきました。出島の通事から伝わった料理・おからが中に詰められることから唐蒸しと伝えられたようです。武家の腹切りはご法度・背開きにして骨を取り出すというデリケートな調理法丁寧な手技が今に受け継がれています。

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         旧暦の雛の日でもありますので、赤貝・万寿貝・赤西貝の貝尽しをお洒落に用意しました。

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加賀の桜は今が盛りです。まだ桜吹雪になるまでには余裕がありそうです。花冷えで温度は低く寒の戻り。花はじっくり懸命にこの一会をがんばっています。私も今年1年精一杯努力してみなさんに幸せを与えたいと考えています。

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咲き始めの桜は寂しかった・・・・!しかし今は玄関いっぱい満開です。外から見ても屋根より高くなりました。美しい茶のある日常悔いのない舞台でした。

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by kuyugengen | 2015-04-06 21:26 | 茶事