永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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耳の不思議なメカニズム


東京に初雪が降った1月30日・今日の皇居ウオーキングは休みました。耳石が動いて「良性頭位めまい症」を経験して10日が経ちます。ぐるぐる目が回ったのは1日だけのことでした。しかしまだ寝る時枕に頭を乗せる・起きる時など瞬間的にめまいを感じる。

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耳石が動くとは、このような六角形の砂粒のような石がゼラチン膜のようなネバネバした上に乗っているらしい。これが加齢により剥がれ落ちるようです。人はみな患ってみないと、その人のほんとうの不安や苦しみは理解できない。稽古の時、このめまい・嘔吐の症状が話題になり、何人かの方が自分も経験したと話は盛り上がる。耳にこのような小粒の石が乗っていて三半規管のリンパ液の中に落ちるとバランスを失い。何とも不思議な経験で60歳代の女性に多いそうです。
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   身体の仕組みとは、休みなく細やかな仕事を無言で行っている。何も感じないことが健康ということです。
by kuyugengen | 2015-01-30 21:08 | よもやま話 | Comments(0)

新年賀状の便りの中に「もしかして1月の稽古は、がんばって伺えるような気がします」とペンが走っていました。癌の療養のため、半年振りの再会は嬉しかった。今日は完成まじかでお休みした偏壺の花入の紐掛けをしてお帰りになりました。加齢による不調もいろいろな形で病名がつくので健康は一番のしあわせです。

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この切れは、アフリカの包帯織の泥染め。木のタンニンと泥の鉄分で染められていて、奄美・アマゾン・アフリカと同様で泥遊びの文化の中で育った工芸の美には共通の味わいを感じる。
by kuyugengen | 2015-01-28 16:42 | 仕覆ってなんだろう! | Comments(0)

新年のおやつ


月島の稽古も残り少なくなりました。アトリエのお三時は金沢「吉はし」さんの〝丹頂”という菓子です。丹精に保管された蓬は、冷蔵温度管理を専門の業者に委託されているそうです。香高い色よい蓬餡です。

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by kuyugengen | 2015-01-28 16:21 | お菓子 | Comments(0)

NHK青山教室の稽古はじめ


第4土曜日は毎月NHK青山のお稽古日です。寒いこの頃ですが遠方からも皆様お集まりになり嬉しく感謝しています。今回秋の新入生で受講された男性の方の作品と回を重ねてベテランとなられたご夫人のおしゃれな巾着袋が目に留まり紹介しました。この方は稽古場で知り合った仲良しもできて、いつも楽しそうです。

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月島の稽古場にも貴重な男性の弟子が1人お出でになります。今ではもうベテランの域で、とても丁重な仕事をされています。NHKの稽古場では、この方が黒一点です。雰囲気にも慣れられ、お話に花も咲いています。稽古を通していろいろな方々を知る私は世間を広げています。

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by kuyugengen | 2015-01-24 21:21 | アトリエの製作品 | Comments(0)
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昨年よりアメリカヒューストン在住のご夫人からインターネットを通して問い合わせがありました。仕覆の作り方に苦心しているとのお話です。茶道はアメリカに来て1988年から始めたとのことです。シンガポール・ロンドン在住の時、日本人の先生に指導を受け現在は、自主勉強しているとのこと。今では若い方やご夫人方に裏千家の茶の湯の指導をしながらお過ごしのようです。おそらく日本文化を心の中から失いたくないのでしょう。
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試行錯誤の作品は画像から推察すると上手に見える。しかし良く話を聞くと綿は傷の手当に使う“コットン”を延ばしているとのことです。思いもつかないアメリカ的考え。遅ればせCD・針・紙・綿など送りましたが、純綿であっても長らく放置すると「風邪をひき」弾力のないものになります。私も上質な綿を探すのは、とても大変です。日本人が綿を必要としない生活様式に変わったからでしょう!困った事になりました。そんなご縁でアメリカ在住の奥様とメール友になり交流しています。72歳のご婦人は日本から炭を買い・灰も創り自分のできるお茶を全うしょうと行動的であり意欲的です。毎回マメにメールを下さりとても嬉しい!遠いアメリカであっても趣味があれば“何処へいけど 己がふるさと” がんばって下さいね。
by kuyugengen | 2015-01-24 12:16 | よもやま話 | Comments(0)

心うばわれる舞踊劇

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数日前のことです。耳の中にある耳石が動いたことで「めまい嘔吐」が激しくなり、静かに休養しました。病院に行って検査したが、自然に完治するとのこと。一種の老化現象だと云われ直ぐに元気になり歩いてみた。

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今なら東劇の映画に間に合う時間と気づき「二人藤娘・日本振袖始め」玉三郎の歌舞伎舞踊を映画で観ようと築地の東劇に行った。「二人藤娘」の舞台は見そこねた演目なので嬉しく。映画で観る歌舞伎は、玉三郎丈の解説もあり、メイクから舞台裏の様子も解かり編集も興味深く構成は良い。対照的な二つの舞台を一度に鑑賞でき〝大当たり”です。浮世絵から抜け出たような役者美の饗宴は日本人で良かったと思える瞬間。「ヤマタの大蛇」を題材に演出した芝居の凄みも迫力満点で大蛇に変化するまでの間合いのソロ三味線の音色はゆっくりと聴かせ深く澄んでいた。これは春から縁起がいい!明日からアトリエも稽古始めです。みなさまにお目にかかるのを楽しみにしています。この映画は全国で上映されています。「シニア割引」「レデイス割引」は玉三郎の場合はいたしません。そのようです。
by kuyugengen | 2015-01-17 23:02 | よもやま話 | Comments(0)

初春大歌舞伎

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久しぶりに“初春大歌舞伎“夜の部を観劇に行きました。吉右衛門の「番町皿屋敷」玉三郎の「女暫」猿之助の「黒塚」と千両役者の勢揃いの舞台です。猿之助に襲名して初めて観た「黒塚」は期待する演目です。「黒塚」は、上中下の三つのパートに分かれていて、上の巻は能掛かりに表現されていて衣装も演出も幽玄そして中の巻は先代猿翁が残し完成させた新舞踊・下の巻が歌舞伎の変化物という澤瀉屋得意の形式でそれぞれ異なる見せ場もあり、日々猿之助の芸の鍛錬に感動しました。月の光と影の安達原の巧み、背景に、ぼうぼうと生えた芒・老女岩手が踊る場は、本歌の謡曲・黒塚にはない場面、しかし「黒塚」を歌舞伎化してこの安達原の鬼女の心の善悪の葛藤を表現したこの作品は、猿翁十種の名作・大曲を熟す猿之助の名演技には驚きがあった。「よ^お・おもだかや!」
by kuyugengen | 2015-01-15 10:08 | Comments(0)

カメムシと雪の関係


金沢は12月の始めに雪が降り長い冬かと心配しました。しかし昨年も雪は降らず、兼六園の雪景色は寂しかったようです。茶事の半東を手伝ってくださる木瀬君と毎回その年の「雪予報」を想像「カメムシは多かった?」と聞いています。彼の工房は山奥なので、カメムシがちょっとした隙間から家に入るので困り、彼なりの対策をして居られる様子です。

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昔からカメムシが大量発生した年の冬は大雪になるということを聞いたことがある。異常気象ばかりではなく杉やヒノキの実が少なくなった(下草の処理ができていない)ことも重大な原因のようです。そんなことでここ1・2年の発生は少なく、この言い伝えは、やはり当たっていると思う。カメムシは強い悪臭・・・・!とんでもなく臭いようです。しかし雪のない冬は幸せです。カメムシは何処か〝スカラベ”にも似ているように思う。
by kuyugengen | 2015-01-13 19:26 | よもやま話 | Comments(0)

ひいなの香袋


門前の娘は、早春を待つ〝桃の花”をイメージして香袋を創作しています。冬は苦手の亜希乃先生は、いつも寒がりで「あ~肩が凝る」とイライラ気味。しかし作品も完成すれば疲れは取れるでしょう?思い浮かぶ結びが作品として表現できるのは素晴らしい!全て基本がしっかり頭に入っていれば、難しいことも何気にできるようになり想像の翼は限りなく広がるものです。

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by kuyugengen | 2015-01-11 16:42 | 仕覆ってなんだろう! | Comments(0)

北風小僧


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夕方は気温が下がり風も冷たい小寒に入りました。今日は歩くのは〝どうしょうか?迷いながらも足は「行こうょ・歩こうょ」と囁きかける。佃大橋を渡る時は〝帰ろうか”とまた迷った。「まぁ何とかなるワ?」と歩いていると隅田の川沿いで風はピタッと止まった。これくらいで負けていたら寒中は休むようになるワ。と自分に励まされ勝鬨橋です。二つの橋を渡ると身体も温まり薄ら汗ばんでくる。ちょっと自信が持てたかナと感じられた寒太郎♪との対面でした。d0133199_19371853.png
by kuyugengen | 2015-01-07 19:46 | よもやま話 | Comments(0)