
私の日常は3食の制限食管理に手を抜けない生活なので、苦しいと云えば辛い。早いもので腎生活も5年目の秋を迎えました。最初の頃から考えると今では考えられない程その生活に馴染んでいます。たんぱく質を多くとりすぎると、腎臓からしか排泄されない尿素窒素(蛋白質の燃えかす)が多くなり腎臓への大きな負担となる。たんぱく質は魚や肉だけではなく、ご飯、パン、芋類、果物、野菜などにも含まれているので恐怖です。しかしたんぱく質が体内で有効に利用されるよう、エネルギーは不足しないように管理しなければならないので、我ままな子供をコントロールするような気分です。

また逆に、エネルギーが不足すると体内の尿素窒素が増えるので、たんぱく質を多く食べたことと同じ状態になるので、たんぱく質を制限する意味もなくなる。減塩は、レモンや酢等の酸味の利用により減塩でもおいしく食べられる工夫をする。カリウムは水に流しやすいので野菜・芋類は小さめに切ってから茹でこぼすか水にさらしてから調理する。そうすることで玉ねぎなどの根菜類でもカリウムの約40%が除去できるそうです。年月を掛けて栄養コントロールを上手く理解して美味しく食べる術を知った私。人一倍食いしん坊なのに神さまはこのような学びをお与えになった。しかしそれは自分の業であるとこの頃感じています。人生いろいろですね!

濾過機能減退で、ざるの網目が古物になった腎臓君のイラスト面白い表現なのでアップしました。
初秋を迎えると新春の干支の意匠を紹介する時期となります。今年は何事もなく過ごした感謝の気持ちでいっぱいです
干支の文様は、奈良三条通りにある南都銀行本店の玄関を飾る柱のレリーフから意匠して未の文様を纏めました。古代ギリシャ・ローマでは犠牲の羊を神に捧げる時に、祭壇を花で編んだ綱で飾っていました。そうした装飾文様・フェストゥーンが浮き彫りにされています。重厚なこの建造物は大正15年に建てられました。“富の象徴とされる羊”が銀行のシンボルとされたのではないでしょうか。羊にはそうした由来もあり華が秘められているように感じます。



双羊尊文紹巴
双羊とは、背中合わせに二匹の羊を合体させ、口の開いた器を背に乗せているような姿の尊です。
尊とは、祭紀の礼に用いた酒器を意味するものです。
中国の青銅器・双羊尊は根津美術館と大英博物館の二点が現存しています。従来よりの意匠ではありますが私にとって気に入っている作品なので青磁色を1種・僅かに織りの組織を変更して紹介しております。



秋風が吹いています。今月は雨の日も多く散歩を休む日も多かった。日頃の健康維持と精神力を高めたく、それなりに努力しています。しかし私の病気はどんなに良いことを重ねても“横ばい”を維持するのが精いっぱいというやっかいな病です。しかし欲は旺盛で、漬物も食べたい!生野菜も食べたい。蛋白質は少しでもいいから美味しいものを食べたい。そうした欲求あるお蔭でしょうか?無塩梅干し・無塩梅酢・ドレッシング・など人並と思う食品の全てをこの5年で見つけ食を満した。例えば焼き魚にしたい時は、無塩梅酢をまぶして焼く。これは塩焼きにも勝る味。漬物は朝漬用に野菜を切り、水に放しカリウムをとり、出し汁昆布を細切り〝美味しいお酢”と普通の酢を混ぜ生姜を散らす。即席漬け容器に入れて完成です。夏の食欲減退はなかった。貪欲なるが故の技と我が身を褒めています。最近“アマゾンクラブ”という素晴らしいサイトを知り上質な“エクストラバージンオリーブオイル”を知る。お蔭で体力維持と“横ばい維持“に役立っています。NGO法人「コパイバ公式オンライン」の素晴らしいHPがあるので紹介します。どの商品も役立つ常備薬が多い。


NGOとは、Non-governmental Organizationから頭文字を取った略称で暮らし・環境・人権・平和などの活動に分けることができるそうです。とくに教育・子ども、保健医療、職業訓練、ジェンダー・女性、植林、復興支援などの活動が盛んに行われています。活動の形態は、海外の現場に向けられた資金助成、緊急救援の活動や、日本国内に向けた情報提供、地球市民教育などの活動があるようです。アマゾン熱帯雨林の乱開発を停め、地球温暖化防止に取り組んでいるNGOグリーンハートは、日本国内とブラジル、アメリカ、ウルグアイ、スペインなどに支部を持つ非営利団体で、アマゾンの熱帯雨林とそこで暮らす人々の伝統的な生活や文化を守るために、国境を超えて活動しています。
ジャングルクラブ 0120-86-5818です。


思いがけずまたサントリーホールのピアノコンサートに誘って頂きました。3組のピアニストが心を一つにして美しい旋律を表現このホールならではの演奏会です。辻井伸行:「神様のカルテ」「それでも、生きてゆく」、「ラ・カンパネラ」(リスト) ほか加古隆:「パリは燃えているか」「博士の愛した数式」「ポエジー」ほかレ・フレ-ル:「SAMURAI Funky」「Boogie Back to YOKOSUKA」「空へ」ほか

トップバッターは辻井伸行君の若々しく澄んだ無垢な音色・神様のカルテ自作の作品から始まりアンコール曲まで拍手は鳴りやまずアンコール曲も尽きない。

加古隆氏は映画音楽も数多く手掛け活動の幅を広げている。自身の作品によるコンサートは世界に羽ばたき、ピアノから紡ぎ出される透明な音の響きは、「ピアノの詩人」あるいは「ピアノの画家」とも称されるほど甘いメロディ。積み重ねた調べは完成された旋律なので言葉に表したくない心地よさがあった。



レ・フレール(Les Frères)は、フランス語で「兄弟」という意味。守也が得意とするバラードと圭土が得意とするブギに独自のスタイルを生み出した。1台のピアノを2人で自在に操る「キャトルマンスタイル 意味は“4本の手”。ラス・ラストトのアンコール曲は3組・三台のピアノを駆使してレ・フレールの楽曲を三人の奏者がアップテンポなリズムで競演。まさに神さまの手としか思えない演奏振りでした。
