永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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親孝行の成せる技


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人が生きるための栄養素にカリウムは大切です。しかし腎機能低下が進むとそれが排出できにくくなるのでみずみずしい果物は、食べられないことになる。島根大学農業生産学科・浅尾俊樹教授は、メロンからカリウム除去することに成功商品として販売できるようになったそうです。
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栽培時大きな玉に育てるとき土中のカリウムは多く吸収されるそうです。それを養液栽培により低カリウムメロン栽培に成功。教授のお父さんが腎不全で何とか好物のメロンを食べさせてあげたかったと以前聞いたことがあります。こうしたプロジェクトが要求されることは、如何に生活習慣病が多いかということです。味に遜色もなく驚きです。私は果物も少しならOKです。今朝通販サイトからこのメロンのお便りが届きました。
by kuyugengen | 2014-06-28 09:59 | 与えられた一病の楽しみ方 | Comments(0)

意匠にまつわる話

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来年の干支の帛紗切れ、一度型を創り試し織りをするが思い道理にはあがらなかった。早い時期から始めるオリジナル帛紗は難しいものです。今日は意匠にまつわる意味などを簡単に書いてみました。私の好きな文様の中に「網目」という文様があります。吉祥紋で縁起もよくお目出度い文様として有名です。この文様は日本人の多くの方に親しみのある古典的な幾何学繋ぎです。この文様に込められた意味は、同じ文様をくり返す連続文様なので「永遠に続くもの」という意味が込められています。もう少し欲張ると幸をすくいとるという意もある。同じ文様が繋がっている所から結び解けないの意に解釈してもいいと思う。七宝のように輪違いが連続する文様なども同じ意味を含んでいると思います。茶道具の中にもこの文様は多く使われていて席中でもこのような話をして楽しんでいます。

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by kuyugengen | 2014-06-26 09:54 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)

夏越祓と水無月

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今朝は5時に目が覚めました。外を見ると曇り空・明け六つ前なのだろう!この所気分も乗らず、ひたすら身体を休める。(ただ怠けただけです)しかしこれでは駄目と気合を入れて早朝ウオーキングを試みる。やはり気分は爽快です。銀座の入り口までの往復は6189の歩行です。1時間程の朝練なので無理はない。早起きは稽古中あくびが出て眠くなるのが心配です。しかしがんばってみようと思った。帰り道「住吉神社」にお参り、夏越払いの茅の輪が用意してある。左・右・左と輪をくぐり半年のけがれを祓う。6月30日と12月の大晦日に行われる年2回の大祓の日も近い。住吉さんのご縁と思いよい好機と考えた。茅野輪はチガヤという植物ここ住吉さんの茅野輪は葉の部分のみで創られていて珍しかった。

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水無月のお菓子もいろいろある。一般的には白の外郎生地に小豆をのせ、三角に包丁されたお菓子です。それぞれに意味もあり水無月の上にのる小豆は悪魔払いの意・三角は暑気を払う氷を表していると昔より伝わっています。半年も何とか無事に暮らせたことに感謝です。
by kuyugengen | 2014-06-26 09:19 | よもやま話 | Comments(0)

吉田明先生の思い出


吉田先生は、陶芸の名人!意欲的な頃の先生の作品に縁があり収集しました。鶏龍山を模した三島の大振りな平茶垸は料理の器として使ってもgood。初夏になると先生をおもいだしみなさまにお茶を差し上げています。作品は少なからず作者より長生きして人を喜ばせるものです。

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長い年月どの垸もよく使い・よく育ち・よく働いています。アトリエのみなさんと楽しんだ幸せな垸です。今月金沢から帰宅する時に持ち帰った一垸です。仕覆がなかったので急いで袋を創りました。私は針を持つと精神が何処か安定して気分転換になるようです。苦手な夏も反省メモを読み返し〝今年は負けないぞ”と気を引き締めております。

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ジャワ島の古切れロンボック島あたりの織物でしょうか?とても厚い切れなので、ひと針々〆ながら仕立てました。できあがると先生の作品にぴったりに合ったので自己満足しています。
by kuyugengen | 2014-06-23 10:40 | 仕覆ってなんだろう! | Comments(0)

一煎の愉しみ


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初夏の拵えをしてアトリエのみなさまと一煎一服のお茶を愉しんでいます。むし暑い日が多くなります。蓮の茶托に涼やかな色絵の清朝の碗・竹組の盆 軽やかな組み合わせ。お菓子は金沢水本製〝百合根羹”今月から氷点ての〝おもてなし”を用意しています。
by kuyugengen | 2014-06-21 22:35 | よもやま話 | Comments(0)

腎臓先生の称号

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今日も東京タワーは私に微笑んでくれたようです。久しぶりのDrとの対面。蛋白質・塩分を制限している私はいつも「こんなに僅かな蛋白質でいいの?」と疑問に思うこともしばしばある。「たとえ検査結果が悪くてもこれ以上がんばれない」と開き直り気分で病院に出かけました。私の病気は蛋白質を多く摂取すると尿素窒素という毒素が血中に多くなるので蛋白質制限が必要となります。簡単にいうと腎臓君の仕事量をできるだけ軽くしてあげるということです。

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半年ぶりに蓄尿の検査も提出した。先生は「塩分も5gでしたよ。がんばっていますね」と褒めて下さる。しかしこの頃気力の低下を感じることもある。そんな時「やはり蛋白質が足りないょ!」と悲鳴をあげている身体の囁きが何となく聞こえる。穀物は以外に蛋白質が多いので私は主食を低たんぱく処理のご飯を食べている。しかしハードな日は、やはりキツイです。Dr曰くプリント提出した食事表を見ながら「こんな理想的な食生活している患者さんはいませんょ」とひたすら感心。「一度壊れた腎臓(腎機能21%しかない)は治りませんが、これを10年維持すれば、このまま生活できますょ」と優しいお言葉。はじけることも月に一度や二度はありますが、兎も角〝腎臓先生”の称号をもらえた良い日となりました。
by kuyugengen | 2014-06-16 11:46 | 与えられた一病の楽しみ方 | Comments(0)

小さな知恵者


梅雨に入り初夏の花も美しく咲いています。しかし雑草の勢いも著しいこの頃。蟻は安全そうな叢を見つけて巣を創り卵を産み子育てに忙しい。細かな砂糖蟻の社会も食事の確保の為には忙しくテクテク歩き好物を運んでいる。先月はゆっくりする間もなく最終便で帰宅した。“精をつけよう”と蜂蜜をなめて蓋をしないで帰ったようです。食器棚に置いてあった蜂蜜の瓶・机の上は真っ黒な大きなかたまりとなり円で動いている。濡れ雑巾で一機にふき取る。蟻も驚いた。「しばらく美味しい御馳走があるから安心」と歓喜のダンスをしている最中のようです。
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何回もふき取り殺虫剤をスプレイした。しかし巣に帰らない兵隊蟻は異変を感じたのか偵察隊がやってくる。それもふき取りつぶしてみるが目は離せない。とうとう帰宅する日まで蟻と格闘した。どうやら蟻の社会は深い家族愛がミツのようです。
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観察しているとしゃべれないのに適格な動きがあり。おそらく嗅覚がとびきり優れているのだろう。遠い場所にある餌を確実に見つけている。危険を知らせる合図も送っているようです。蟻の社会の喜びと危険は不思議な波長の信号を送りマーキングして遠い仲間に合図しているようです。危ない時は行列しないでバラバラに歩く。餌を運ぶ時は、目は見えにくいようですが寄り道もせず方向も間違えないで巣に帰還する。人間にも劣らない能力です。1週間の蟻と格闘して学んだことは、米粒より小さな働き蟻は私より優れたチョコマカサイであり、虫の息などという言葉もあるがとんでもない生命力と脱帽。今月も12日最終便で帰宅しました。東京の稽古も始まります。どうぞよろしく 笑顔でお待ちしています。
by kuyugengen | 2014-06-13 18:07 | よもやま話 | Comments(0)

加賀友禅の冒険に考


ラジオから聴こえるニュースの中に珍しい話題を見つけました。高級呉服の代表だった加賀友禅・しかし今回高い敷居を軽々と飛び越えたという話題です。「ユウゼン ユニセックス アンダーウエア」という展示があり、その中に友禅の〝ショーツ&パンツ”がで発表されたそうです。本来加賀友禅は絹で染められているものが普通ですが和紙と綿の素材でコラボ。効能は紫外線を防ぎ、消臭効果、吸湿性などという和紙の特徴を生かし、耐久性も高いので洗濯も可能ということです。加賀友禅の購買意欲を広めたいという気持ちでしょうが〝もったいない仕事”です。伝統を守る形を模索する昨今とはいえ本当にこれでいいのでしょうか?肌ざわりは快適といえど何とも腑に落ちない文化です。

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by kuyugengen | 2014-06-11 19:34 | よもやま話 | Comments(0)

たんぼの話

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越後湯沢に着くと先月とは違い、さすがに今日は普通の空気感です。車窓から見る景色は、みずみずしく田植えを終わった田んぼには、たっぷりと水が張られている。こうした田舎ならではの風景を見ていると「水張り月」だなと感じる。田んぼは幾重にも仕切られて高低もあり兎も角美しい。家の周りも赤白黄色の花々も咲き新緑の山並みは初夏を迎えた喜びに満ち優しく微笑んでいるかのようです。8日金沢へ移動しました。稽古のみなさまにお目にかかるのを楽しみにしています。百万石祭りも今日で最終日、祭りの後のざわっとした空気が残されていた。
by kuyugengen | 2014-06-08 17:19 | よもやま話 | Comments(0)

因果は巡る小車よ

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最近ふとした事で心の在り方に気ずいたので少し難し話になりますが書いてみました。人は一つ不幸を感じた時その要因は徐々に膨らんでいき、その人の人生を虫食んでいくことがあります。私の存知よりの人・自分のことも含めて解る範囲で分析してみた。それぞれの悩みの元があり一つの共通した問題がある。不幸は大きな連鎖となり尾を引きその原因を早い内に消滅させておかないとその事柄は長く尾を引き感情はエゴのボールのように固まる。この“邪気”は、ストレスや怒りを感じた際に膨らみ、心身に蓄積して、悪影響を及ぼすものです。実は、「この頃不幸なことが多い」と感じる場合、この”邪気”が自分の心身に居座った状態だと思う。これは誰にでも起き得る負の連鎖なので自分を守る方法を身につけてストレスとうまく付きあいたいものです。

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解決方の一つは冷静に自己を解析することであるように思う。そしてはっきりものを言い抑えられた感情を解き放つ心の勇気を会得する。そしてイエス・ノウを云える人になるのも重要だと思う。突発的に不幸な問題が起きた時“だからどうしたと”少し冷静に居直る訓練して厚かましい位の強みも必要であるようです。そして自分を良く知ることで救われる。「自分は人にこれ程尽くしているのに何故こんなに不幸になるの?」とくやしく思う人もあるでしょう。しかし必ず因果には原因があり見えない一本の線をかたどり人を苦しめ追いかける。
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私はよく人と雑談する中に、「地獄・極楽は、いま生きているこの世にあっておそらく、この世を去る時は、何も聞こえない熟睡しているような安楽が待っていると思う。」と話し笑いを誘う。この年齢になって解ることもあるものだと感じることがあります。年齢を重ねると恥ずかしくなる程、顔にも人生の影が現れる。やはり写真が苦手になるのも当然のこと素敵に年を重ねたいものです。
by kuyugengen | 2014-06-06 11:54 | よもやま話 | Comments(0)