永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

<   2014年 02月 ( 8 )   > この月の画像一覧

游・ウオーキング


娘と両国にある蕎麦屋〝ほそかわ”へ行く。しかし定休日。別れて私は、築地まで電車に乗り後は歩きで歌舞伎座3月公演のチケットを受け取りに行きました。帰り道も歩こうと勝鬨橋手前で「スカイツリー行きのバス」が見えたのでウラウラと乗ってしまう。

d0133199_17532698.jpg

目的地に近づくとスカイツリーが見える。無機質で何だか東京タワーの方が好みに合う。この位置から見上げるのが一番かな!夜、マンションから見える塔の景色は色もあり、ロマンチック。やはり遠目がいい。水族館に入場して、ゆったりとした魚君の世界に浸る。
d0133199_1759914.jpg
d0133199_1824100.jpg
d0133199_1824988.jpg
d0133199_1832955.jpg

鑑賞するには丁度よい空間の水族館。主役のマゼランペンギンは、愛くるしく小さい。それぞれのペンギンには名前もある。丁度餌やりの時間・男女の飼育員達は、家族のように名前を呼び餌をあげる。記録係りまでいる。「スカイは横取りした」と黄色い声が聞こえる。「どうして名前が解るんですか?」と聞いてみると、手首に色分けの印があるそうです。しかし毎日世話をしているので見なくても解るものらしい。名前はフルーツ名・花の名前・ペンギンの夫婦は、とても仲睦まじく「中には〝イケメン”もいますょ。」と説明された。ペンギンの愛くるしい仕草は飽きない。とてもよい思い出となりました。その他クラゲの種類も多く、たゆたゆと、さ迷う姿は、まさに海のリラクゼーション!この所時間があると、1万歩は歩いています。方向音痴ですが、道を覚えながら一人歩くも心よい脳トレになったようです。
by kuyugengen | 2014-02-18 18:15 | よもやま話

一病息災の意

d0133199_1815188.jpg

久しぶりに天気も良い。朝ドラを見てから病院へ出かけた。昨日一日分の尿を溜めて試験管に移し検査室に提出する。今月は身体が疲れない感もある。そんな訳であまり結果に不安は感じなかった。予約とはいえ検査項目が多いので結果が出るまで時間がかかる。本を読んで・・・!と用意も万端にして出かけたのですが・・・!
d0133199_18454386.jpg

しかし隣に座った親子は、お母さんに懇々と説教している。聞いていると、一人暮らしの母のようです。「薬を飲むのに先生の指示に反して何個でも服用するから、倒れるでしょ」「食べ物は、裏に書いてある賞味期限を見て食べれば何の問題も起こらないんだから」そして「解らなければ病院に電話を掛けて聞くでしょう!」何と待ち時間の間中〝長いお説教”母は下を向いてしょんぼりしている。次に来た人、学校の教師をしているという息子と母親・問診表の記入がでたらめと〝お説教”ばかり。これも一人暮らしの老人です。けげんな顔で息子と目が合う。「認知症なんです。全くでたらめばかり書くんです。困ったものです。」と私に訴える。「可愛らしいお婆ちゃんですょ。まだ笑顔がたくさんある」と云うと、「薬は捨てるし全くどうしたらいいか解りません」と云う。「今は認知症の薬も貼り薬タイプも出たので相談されるといい。まだこれからが大変ですょ」と忠告。そんな訳でとんだ待ち時間となりました。
d0133199_1852032.jpg

待ち受ける診察室のDRの気配は優しい!「永井さん気候が厳しいのに血圧も素晴らしい・クレアチニンも元に戻っています。貴女の腎臓管理は◎お見事というしかありません。」と褒められる。やはり食事・血圧を記入した日々の努力が効を奏したのか?
d0133199_19271134.jpg
d0133199_19273027.jpg

昨年の秋頃から、歯周病で奥歯が1本危うい。歯科医院でも「貴女の歯はいいから、なるべく抜かないで頑張りましょう」と云われたがぐずぐずしている。数か月前から昔聞いていたイトオ・テルミーで効果があった人のことを思い出した。「そんなことまでするの?」とその時分は無関心でしたが、もうどうにも辛い。末端の免疫力の低下による症状であると思う。丁寧な歯磨きと月1度のクリーニング・浮いた歯を削るだけの治療です。歯茎の循環を良くしたら効果があるかと念入りにテルミーで歯茎マッサージを行う。ようやくこの頃歯を意識しない良い状態となる。奥歯は、よく使い食事が美味しいと感じるには、どの歯も必要です。「歯がガタガタです。」という会話を聞くこともある。しかし自分が患ってみるとこういう事なのか?と思いを深くする。

d0133199_19435045.jpg
d0133199_1947952.jpg

この金属の筒の中に太い線香を入れる。肌に触れると柔らかな温熱が伝わる。私は1本の筒に線香を入れて2cm位使う。イトオテルミー療法は、伊藤金逸医学博士が1929年(昭和4年)に発明した約80年の歴史を持つ民間療法です。伊藤金逸博士は京都府立医学専門学校(現、京都府立医科大学)を卒業後、東京帝国大学精神医学教室に入局し、約20年に渡る研究、実験を経て、イトオテルミー療法を発明しました。
イトオテルミーの「イトオ」は伊藤金逸博士の姓を由来に持ち、また「テルミー」はギリシャ語で「温熱を利用した療法」を意味しています。免疫力が落ちると、ばい菌も元気になる。確かに温熱療法は循環を良くしてばい菌を死滅させる。身体のバランスを保つということなのでしょう。一病を楽しむことは、一つの病で止めるのが極意のような気がする。自分に合う治療を見つけることは大切なことですね。
d0133199_2012884.jpg

歯が良いと、病院に行かない。歯周病は年齢を重ねると皆抱える病です。日頃から歯に意識を持つことがたいせつのようです。私は歯のぐらつきも腫れも奇跡的に落ち着きました。d0133199_2012029.jpg
by kuyugengen | 2014-02-17 19:13 | 与えられた一病の楽しみ方

お昼のいっぷく


毎月3時の休憩に煎茶と抹茶をサービスしています。亜希乃ちゃんの今月のテーブルセッテングです。お茶碗は、京都の小児科医加藤静允氏の染付です。「煎茶碗も創ってみました。よく働かせて下さい」とメッセージ付きの手書きのお便りと共に頂戴した作品を使ってみました。

d0133199_1520213.jpg

by kuyugengen | 2014-02-16 15:21 | よもやま話

和のバレンタイン


d0133199_18561747.jpg

バレンタインディの日も近くなり、今月のお菓子は、〝金沢たろう和菓子工房”のハート最中を注文しました。パリパリした最中の皮に2種のチョコが入っています。和菓子屋さんのバレンタイン限定商品・とても良くできていると思う。
プレゼントされた方も嬉しい。抹茶のお菓子としても良いお出会いです。稽古のみなさんにも、きっと驚きがあると思う。
お菓子の世界も幅広く・奥深いお勉強ですね。金沢のアイデア・努力には頭が下がります。
by kuyugengen | 2014-02-12 19:04 | お菓子

大雪前の晴れ間


d0133199_8541289.jpg

東京に大雪が降った8日、私は以前からに関西に行く約束があり、この大雪予報の件は、その日の朝に考えようと眠りについた。朝起きてみるとまだ雪はない。10時頃に「今の内ょ」と娘を激励して出発した。しかし小田原までは徐行運転・その先は良いお天気・関ヶ原の雪は少なかった。着いた新大阪は、快晴で嘘のようです。待ち合わせ時間は1時間遅くれた。私達は或る方にお目にかかりたく、アポをとり興味深い趣味のお話を伺い良い勉強をさせてもらった。男性ならではの行動力やアイデアを頂戴して、その方の趣味の深さとご努力に感心しました。次の日は別れて娘は、一茶庵・家元主催の春及茶会へ参加した。

d0133199_9544784.jpg
d0133199_10484913.jpg

私は先月東京で観ることを逸した「真田十勇士」の舞台・駅のチケット屋に寄り3階席が1枚あったので残る時間をそれにあてた。日本テレビと読売テレビ開局記念の舞台でもあり「勘九郎」を座長としてテレビでもお馴染みの人気スターが舞台いっぱいの熱演でした。テレビ局らしい演出も面白く、客席の通路も自在に使う・忍者の宙乗りもサーカスのような演技で面白かった。3階席は、舞台の仕掛けも良く解り「確かに観る位置をかえると見える舞台感は違う」と新たな発見をした。旅の計画性ゼロの私の行動は、今まで運よく功を奏しております。帰りの車中は、横浜から残雪がある。しかし立春の雪は、春の淡雪。お天気女の私は、大雪の東京には居なかった。
by kuyugengen | 2014-02-10 09:45 | よもやま話

鬼は内にて候


d0133199_20154367.jpg

節分を迎えて考える。「福は内・鬼は外」と各テレビ局も賑やかです。私は信州のあるホテルで湯治をした時、村の鎮守さまの豆まきに参加した。「鬼は内」と唱え豆やピーナツをまいていた。鎮守さまは、「鬼さんと共存するくらいでなければ、生きてはいかれません」との講釈を聞いてから、供物を拾う。その説明に共感。私の内に住む鬼の一つに、厄介な病という鬼があるので、ことを考えてみた。
d0133199_2016896.jpg

腎臓病の料理は家族と別に食事をつくるとか、他の人と一緒に食事をしても、粗末に見えたりして気を使いがちです。しかし賑やかに食事を囲むことは、心も和み、活力も出るばかりか努力しただけの価値も高まる。私は稽古があるお昼は、必ず一品つくり皆さんと相伴します。食材を吟味すれば、素材の味もよく解る。自分だけの献立を考える方が難しいものです。孤独に食事をする時は、通販サイトの「腎臓先生」のレトルト食品で済ませ安心してストレスを避けています
d0133199_20204611.jpg

今年に入ってから食事を記録するようになった。この習慣は思いの他良い効果をもたらしたように思う。食事の管理は“最大の養生”であると私は思う。自分が重病であることに落ち込まず栄養士さんに相談してポイントをつかみ共存する方がいいと思う。私自身今のレベルがいつまで維持できるか課題です。しかし今のことのみ考え、明日に繋ぐことしかないと思った。人は誰でも“満足感”を求める。しかし妥協して開き直れば案外難病とも共存できそうです。私の場合、一番辛い制限食は、タンパク質と果物。美味しく感じる食物は全て高タンパク欲求を満たす果物です。しかし腎臓病になって、味気ない食事をしなければならないと考えるのではなく、むしろ、味気ないように見える料理が、健康を保つ食生活に戻ったと考えるのはどうでしょう。人ごとと考えがちな病気ですが、誰の前にも静かに訪れる鬼さんです。
      不遇なる境遇により“思いがけぬ工夫”も自然に生まれるように思う。そして今の無事に感謝です。
by kuyugengen | 2014-02-03 20:27 | 与えられた一病の楽しみ方

d0133199_16543231.jpg
d0133199_16545592.jpg

昼食を済ませて2時過ぎ、春を探してブラブラ歩きです。今日は桜田門まで電車に乗り・皇居のお堀の外れ、赤坂見附・赤坂交差点の歩道橋を2本登り赤坂3丁目で一息です。246青山方面に向かう。目的の「豊川稲荷」さまに参拝した。敷地はあまり広くありませんが、〝お狐さまスポット”です。初午の3日節分会は賑わうことでしょう。神社のお狐さまは白狐・大岡越前の守護神であったそうです。

d0133199_1654081.jpg
d0133199_1657284.jpg

斜め向かいにある〝とらや茶寮”で餡蜜を食べて休憩・しかし雰囲気と接客は高級ですが、餡蜜の中の白玉が冷たい。白玉は、トッピングで料金アップなのに〝おもてなし”としては、片手落ち・残念に感じた。帰りは
御所の緑を見ながら青山1丁目まで歩き大江戸線で帰宅。8,734歩の有酸素運動。皇居のランナーさんは半袖で汗をかいている。街路樹のこぶしの花も蕾を少し膨らませ小さな春がありました。
by kuyugengen | 2014-02-01 17:00 | よもやま話

無心になり・夢中になる

                   
                      旧正月の春節を迎えましたが暖かい日が続いています。

d0133199_916266.jpg

1月も元気に過ごすことができました。ブログの記事の内容も「よもやま話」ばかりになったので、少し切れの話など書いてみました。以前仕立てたクリスマスの十字茶垸・引出黒の仕覆があまり気に入っていなかったので、茜色の江戸期の蚊帳地で作り直しました。蚊帳地は、古く中国から渡来し、貴族・上流階級だけの贅沢品で姫さまのお輿入れの道具の一つでした。そして当然、夏の贅沢品でした。その頃の庶民は、暑苦しい和紙のモミ紙の蚊帳が普及したようです。現在
コンデイションの良い和更紗の生地などもほとんど、布団の表地です。上流階級の寝具は、幾枚も同じ柄や種類を生涯使用できるだけ用意したので、現代に至るまでにも収集家の力により美しい更紗が染め色を残しています。

d0133199_8552486.jpg
d0133199_93593.jpg
d0133199_915327.jpg
d0133199_922082.jpg

古今に愛されているペーズリー文様は、何の文様と不思議に思う方も多いことでしょう。国により名称の感じ方は違うでしょうが、「松かさ」であったり、「菩提樹の葉」、日本では、「まが玉文様」とも呼ばれている。現在の形になったのは、印度
カシミール地方の17世紀の意匠。印度が英領の時、兵士により流行した更紗文様・今でも愛される文様の一つです
スコットランドのペイズリー市でこの更紗文様が量産されるようになり“ペイズリー”という呼び名が定着したようです。しかし私は、何となく“細胞”にも見える。感覚は様々なのでそれはそれで間違いはないと思います。

d0133199_973783.jpg
d0133199_1953152.jpg
ここで使用した蚊帳地は木綿のざっくりとした風合いです。木綿の蚊帳地は、おそらく豪農の家に伝わったものではないかと思います。今とは違い昔は、身分制度がはっきりしていたので持ち物を見れば直ぐ解る。仕覆をつくることで、切れの歴史に思いを馳せるのも深い愉しみがひろがるものです。
by kuyugengen | 2014-02-01 09:14 | 仕覆ってなんだろう!