永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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大晦日


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思い出多かった平成25年も暮れようとしています。朝は9時に起床・お寝坊の朝です。娘は、夕方からカウントダウンを楽しむようです。年越蕎麦を食べなければと2時過ぎにお昼を用意した。冷蔵庫の中に残っていた「蕎麦粉」を使い、簡単な昼食です。蕎麦粉を水で程よくのばして薄揚げに詰て煮る。という“巾着蕎麦がき”、セリ・柚子を添えてお椀盛り。適当に残りもので考えた私流の年越し蕎麦ができました。「お母さんこれは美味しいょ!」と“しまつ”のレシピを喜んでくれた。友人の来訪もあり「先生・来年も、まめでいて下さいょ」とお豆さんと金柑の甘煮も到来、さっそくお相伴しました。

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         一息ついて二人で、築地の波除け稲荷の茅の輪をくぐり今年の厄を払いました。
by kuyugengen | 2013-12-31 17:31 | よもやま話
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毎日が落ち着かない日々なのでしょう。年々師走らしい風情を感じることも少なくなりました。今日は、第4土曜日・NHK青山のレッスンで稽古納めとなりました。今朝は、ベランダの陽ざしも強かったので、少し暖かいかな?と期待した。しかし外の風は冷たかった。今年は、ただ困難と真剣に向き合い気張って過ごしたように思います。いつも若々しくありたいと願いながらも人並みの“アンチエージング”にも向き合っています。お正月が来てもご馳走を食べる訳でもない私は、ただ“ぐずぐず”と日常を過ごすばかりです。一病となった厄病の友にも根負けする日も多々あります。しかし負けず、精いっぱいの花を咲かせたいと願いつつ、新しい年をお迎えする幸せを感じています。たくさんの方々のお励ましに感謝しながら、人の愛の尊さを深く感じています。大晦日に、くぐる神社の茅の輪に、改まる新しい年の希望を感じています。

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by kuyugengen | 2013-12-28 19:49 | よもやま話

月島の仕事納め


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12月24日・月島の稽古納めです。おしゃれな甘みには目のない方があり、“コーヒのお供に”と夢のようなケーキを頂戴しました。“ノエル ドゥ ピエール 2013 ドーム”というクリスマス限定ケーキ・その呼び名は「ブリュッセルの宝物」とまで称されるマルコリーニオリジナルケーキ。大胆なアロマを宿したムースショコラに、濃厚なキャラメルペーストと上品な軽さのクレームドキャラメル・フィヨンティーヌの軽快な食感がきれいに重なったマルコリーニらしいクリスマスケーキです。寄り添う可愛らしい赤いラズベリーのハート型は、一口食べると魔法にかかったような不思議がありました。28日NHKの稽古を最後に今年も楽しい稽古日和となりました。
by kuyugengen | 2013-12-24 17:17 | よもやま話

空・雪・虹


15日小雨のなか東京行きの電車に乗った。富山の駅に着くと屋根に少し雪が積もっていた。「温度が低い」と心の中でつぶやく。いつものように湯沢近くまでは睡眠に入る。季節の訪れが早い湯沢の景色・今日はまた最高です。たわわに柿の実が残っています。赤き柿に雪の綿帽子。銀世界にの中に紅一点のアクセントです。

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駅周辺の木々は、まさにクリスマスツリーです。集落に人影はなく。暖を囲んでいるのだろう!死んだふりして静かに立っている木の枝は、満開の六つ花・今日の温度は、雪景色にとって儚くも美しい水墨の画のようで印象深かいものでした。

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高崎を過ぎると、暖かい日差しが射しまぶしいほどです。雨あがりだったのでしょうか?大きな虹の架け橋がかかっている。長い虹の尾が車窓を追いかける。お天気女なので「いつもお天気に恵まれてありがとう」と手を合わせた。

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                 4時間の電車移動ですが、いつも心に残る四季の楽しみがあります。
by kuyugengen | 2013-12-17 07:05 | よもやま話

雷神さまとみぞれ


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ここ数日金沢の天候は悪い。雷神さまは真夜中であろうと昼間であろうと景気の良く鳴り響いています。温度も下がり、みぞれ混じりの冷たい雨も降っています。この地の人は「そんなもんですょ」とすげない返事。根性のある北陸魂もこの気候で養われるのであろう。私は明日稽古して15日の朝一で帰ります。いくじない私は、逃げ腰です。北陸の方々をみていると、こうした気候の到来を“たっかん”して迎え入れる姿勢・無意識にひと息呼吸して体を引き締めているようにもみえる。地方テレビの情報番組では、東京から各分野のスペシャリストの方々を招き・策を練り新幹線開業にあたり、あれこれ秘策を練っておられるようです。金沢は丁度良い纏まりある街であることは間違いない。観光客も年々上昇しているとホクホク報道です。「たろう工房」の限定番“雪だるまの饅頭”もさすがに愛らしい。僅かの期間販売でしたが、比較的本店も近いので偶然のお目もじ・手の込んだ雪だるま饅頭です。

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北陸の空は曇天・にび色の空が暫く続きます。今年もみなさまにお世話になりました。私は猫のように丸くなっています。
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by kuyugengen | 2013-12-13 13:46 | よもやま話

加賀料理・治部煮のこと


加賀料理と云われる献立はいろいろあります。名高い「治部煮・じぶに」は不思議な料理で、簾麩・人参・セリ鴨のつくね)などの材料を用意する。たれに特徴があり、温まった出汁の中に濃口醤油・水溶き小麦粉を少しづつ加減をみながら流し入れる通常はかたくり粉などで溶くのかと思う。しかしこの塩梅が具材を心よく包み込む不思議な汁ものです。今回強肴の替え鍋用にお出ししました。

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クリスマス茶会も4日・8日の両日信じられない晴れ間で、みなさまを驚かせてしまいました。イエスさま・仏さま八百万のご神仏に守られてしあわせな茶会を修めることができました。

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                            感謝
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by kuyugengen | 2013-12-08 19:02 | 茶事

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20代から茶にかかわりのある生活をしていたので、現在まで自分の茶の愉しみを提案することが叶いました。しかしその間、茶の点前を20年間全くしなかったというブランクもありました。金沢に茶室の縁を得て新たに五節句の茶事をするようになりました。今まで収集した好きな道具・又欲しい道具は職方の力を借りて創り再現しました。それは、小さな々レベルの数寄茶人なのでしょう。そんな訳でお流儀の好み道具は、ほとんど使うことはなく、自分らしさを大切に“日常茶”を楽しんでおります。私は流儀の既成の写しものは好きでなく、かと言って名品道具を追いかける財もなし、ささやかに働いて集めた道具です。しかしそれが“みすぼらしい”ものではいけない。自分の精一杯の道具組を完成しなければおかしいことです。今回使う道具も設えも“自分流”家元や流儀とは全く無縁です。しかし点前や使う道具の扱い方は、お流儀の導き通りにしなければいけません。女性中心の茶の世界である現代は、そうした自分を表現したくても、「解らない」「纏まらない」ということでしょう。世の奥さま方は自分の財が独立していないからでもあると思う。また流儀の事柄にがんじがらめになっているからであると思う。しかし茶の点前を指導なさる先生の場合は、流儀の好み道具の写しをたくさん用意しなければ叶わず免状のお取次ぎもできないことです。そうした茶の湯のあり方も正しいことであると思います。今までに多くの点前は完成していて多種あり、何度お点前を繰り返しても“朧月です”という名言もある程完璧には覚え難いものです。点前とは、教授者の教えに従い繰り返し勉強しなければ体は覚えないものです。

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降誕茶会の日本流のサンタさんは、翁と表現しています。安食ひろ氏に製作を依頼した“聖杯茶垸・引出黒のノア・十字高台・花クルス”水指は加藤静允氏の網目紋・蓋の上には鶏が抓みになっています。「ターキーを懐石でお出ししないので・・・・」というジョークも含まれています。本来は中次に十字を蒔絵した茶器は濃茶には使いませんが、このような遊び茶会であれば濃茶器として使っても許してもらえると考えます。理が纏まっていれば道具組は自分らしく愉しむものと思っている。大きな心で自分の茶を自由に表現できる輪も広がって欲しいものです。

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by kuyugengen | 2013-12-07 09:46 | 茶事

茶飯釜の懐石


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今月選んだお米は、特別栽培の新米“今摺り米” 新潟奥阿賀水沢産のお米です。本席へお迎えする時は、お米の香をり楽しむ為に香は遠慮・茶釜を掛けた時に熱灰の中に香をくゆらせる。“季節のおもてなし”とはいえ中々間合いの難しい茶事です。ふつふつと飯の炊く音を聞きながらの茶事は、日本人ならではの心の贅沢ですね。

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煮物椀も席中炉に鍋を掛けるので火力の勢いの妙味や鍋の面白さにも驚きがある。茶飯持て成しは「炉中を開けない」という約束があり水屋は運動会のように忙しいです。今年は、例年になく香筥蟹は不漁のようです。極上の蟹は少ない。しかし銭屋さんは最高の蟹をご用意下さり、幸せな思い出を作りました。白雪氷の上に乗った蟹のいれこ盛りは、美しい武士の献立です。

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by kuyugengen | 2013-12-05 18:29 | 茶事
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師走は年が極まる月なので極月(きわまりつき)と呼んだり、蠟月などとも云う。蠟は「年」「暮れ」という意味もあるようです。カレンダーも残り僅かになりました。この所雨ばかりで落雷も多い悪天候であったとか!しかし茶会のお天気は、最近にない暖かなお日和に恵まれました。そして茶飯釜の懐石も和気あいあいと始まりました。茶会も回数を重ねる度に新たに気の付くこともあり、毎回一より戻り十を知るの繰り返しを実感しています。茶の文化は奥深く新しい自分の発見も多くあるものです。

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お客様のお供で、時間に余裕もあり、県立美術館の辻口さんの茶室・カフェに参りました。少人数のお茶のコースは素晴らしく、幸せなひと時を過ごしました。

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季節のお茶は、柚子烏龍茶・宇治本玉露・結びの茶・入り立てほうじ茶・最後はカカオニブのムランク・゙お茶の間にスイーツをお出し下さる。素晴らしい空間です。
by kuyugengen | 2013-12-05 11:06 | よもやま話

クリスマス茶会前日


夕べ金沢に着き、今日は茶会の用意に奔走しました。道具は、先月用意して帰っていたので、献立を確認して、今日は懐石道具・花・お酒の手配・炭洗い・米洗い・飾り付けも済む頃は、夕暮れになりました。まぁ何とか支度は完了。今日は早く休むことにする。紅葉は、先月より赤が鮮やかになりました。♪明日天気にしておくれ♪4日と8日の二回茶会を行います。降誕茶会も私としては完成系となったように感じました。毎回緊張して前日を迎えています。

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ツリーに付けた色とりどりの豆わらじ・ニコライバークマン表参道店の個性あるリースもクリスマスの雰囲気をかもしだしています。
by kuyugengen | 2013-12-03 18:24 | 茶事