永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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西瓜さま 鎮座


涼しくなった夕方、ピーコックに買い物に行きました。地下の野菜売り場で今日の品揃えを見ていると一段と高座に楕円の”黒部西瓜さま”が鎮座しているではないか!何と美味しそうなお姿!思わず携帯に納める。

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7,500円の西瓜さまは、立派な藁の敷物に座っている。大好物の西瓜 私はこの夏良いものを見たと満足です。
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by kuyugengen | 2012-08-31 19:50 | よもやま話 | Comments(0)

毎日雨は降りそうにない!いささか“うんざり”の毎日ですが、稽古も、後半は賑っています。今日は、時間を掛けて創られた大作の仕覆が完成したので紹介します。「島物茶入」は「あこだ型」 釉薬・土肌も美しい茶入で底も板起しで品格の良い茶入です。

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右の仕覆は、18世紀ベルベットの紫の地色に金彩の小花が退色していて品も良い。しかし現代まで良いコンディションを保つ切れは美しいです。
左の仕覆は、江戸時代の更紗見本帳を用いました。出来上がると切れの効果も面白く「島物茶入」に相応しいお拵えとなりました。

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箱の拵えも良く、鹿皮の袋で包まれています。昔の茶人は、火災を恐れてこのように鹿皮で包んだものが名品の中にはあります。

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by kuyugengen | 2012-08-28 15:55 | 仕覆ってなんだろう! | Comments(0)
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今年私は町内会の当番をしています。ある日の夕暮れ、ご近所にお住まいの老夫人が回覧板の伝達の為にお出でになった。「敬老のお祝いも近いので該当の方の名前を記入して下さい」とおっしゃる。その方の主人は亡くなられ日々忙しくしていて、回覧板を作るのが遅くなったと伝え長い話になった。病院でも脳梗塞のリハビリに入ると3ヶ月で次の病院を自分決めなければならないそうです。
ちょっと気になり最後までお話を聞いた。10年前のこと、歩き方がおかしいと感じていたが、大きな病院で検査もせず、やはり様子がおかしく、関東中央病院で検査、「脳梗塞で入院です。」と云われショックを感じたのかご主人の血圧は急上昇、「歩けない・話せない」という症状になり10年過ぎる。3ヶ月ごとに転院して横浜まで範囲を広げたと云う。最終中山の“介護付き老人ホーム”へ落ち着かれたそうです。しかしその後病状は悪化、数日で息を引き取られ84歳の往生となった。「ご主人と、18歳で結婚、喧嘩もしたことがなかったの」と寂しそうです。「一度夫婦喧嘩したかったね!と最後に云うと、解ったようです。夫婦は、富山の出身、下高井戸に墓所を決めた時、郷里の墓土を混ぜて石を据え、故郷を偲んだそうです。
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「盆踊りで見初められた夫婦は踊りが好きでした。」と語られる。この夏近所の神社の盆踊りに参加したかったけど、1年間は神社への出入りは出来ないと云われて今年は寂しかったの!と何だか可愛らしい!私は聞いてあげただけですが、ほっとしてお帰りになった。誰でも迎える老後であるが、これからは、どうやら安心の社会保障は難しいよう!政治家は、政局に明け暮れることばかりでなく国民の為の政治を真剣に考え行なって欲しいと切実に思うこの頃です。
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by kuyugengen | 2012-08-23 21:00 | よもやま話 | Comments(0)

苦手な夏と腎臓

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H・22・7月金沢滞在中に味わったことのない頭痛、あわてて病院へ駆け込んだ!しかし保険書を見た北陸病院のDRは、「貴女は東京の人だから・・・!」と云って「まぁ血圧が高くなっているので、強めのアダラートでも出しておきましょう!?」といわれ血液検査もなかった。そんなことで3日目になっても頭痛は改善せず、東京へ帰ったという嫌な記憶を思い出す。この夏が終わると早いもので2年の腎臓生活も過ぎようとしています。今日は予約日を1日間違えて早く診察に行ったので、かなり待ちぼうけして帰りも遅くなった。しかし検査結果は、「素晴らしい!」夏の苦手を自覚してゆっくり休養をとり・腎臓に負担を与えない食事を守り生活したので、良い結果となりました。
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今日は掛かりつけのDRの外来日ではありません。しかしドアの向こうには先生の姿がある。「スミマセン」と誤り検査結果を聞いた。「今日はいつになくいいですね!何処か調子が悪いのかと思いましたょ!」と優しく笑っておられる。「今年の夏に気がついたことは、塩気のない汗がでました。」というと「そうですか」と普通の顔です。「蛋白質摂取も丁度いいので心配はいりませんょ」と話は続く。そんな訳で初めて健康な夏を慎重に過ごしました。今日も蝉しぐれが風のように舞い暑い日差しです。3年で元の数値に戻そうと目論んでいたので、順調に奇跡を起こしています。しかし今一歩という所が、長くかかると思う。しかし腎臓との付き合い方を少しづつ会得したので、クレアチニン1・2の目標に向かい頑張ろうと思っています。
「一病息災」の言葉通りで、ハンディがあることは、「真剣に過ごす」ということ。病は気長に楽しく付き合い他人の痛みに気が付く喜びを感じれば、苦も又たのしで健康に過ごせるように感じています。
by kuyugengen | 2012-08-22 15:47 | 与えられた一病の楽しみ方 | Comments(0)

アトリエのお菓子


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今月は19日から稽古始めましたが、残暑厳しいこの頃、夏休みの方も多いです。今月のお菓子は
金沢・水本製「夏涼・なつすず」と銘した黄身餡のお菓子です。こちらで表す「夏涼」は“朝顔”でしょうか?目から感じる涼しさも日本の文化であり、四季の厳しさでもあるでしょう!

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和久傳製の夏菓子、夕昏時の笹に集う “野辺のほたる“に見立てた羊羹、備中白小豆を使った抹茶餡は、ほうじ茶で溶かした琥珀色の寒天とハーモニーが綺麗な味です。料理人ならではの、思考といえる涼しそうな水菓子です。

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by kuyugengen | 2012-08-20 09:38 | お菓子 | Comments(0)

写経の効果


写経は僧侶が、経典を書き写したのが始まりで一般的に病気平癒や冥福、祈願などで行なわれ、ストレス社会ともいえる現代、精神的に落ち着きたい、気持ちを切り替えたいなどと感じた時に、写経を思いつく。無心で書き写すことによって、日常とは違う時の流れに身を置き、一文字一文字丁寧に書き写すことによって、心の安らぎを得ることができる。写経は誰にでもできると頭では解っていてもやはり本当に自分に不安や悩みを深く実感した時でないと筆を毎日持つことはできない。
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日本の武将・大将は、回りの者に心の内を明かせない孤独を、写経を重ねることにより、心の安寧を得ることが出来ると聞いたことがある。確かにレベルは違うものの、孤独であったり、不安であったりした時、自然と筆をとることができる。私は遠く徳島の地にツレの終の住かを決めた日から毎日筆を走らせることができた。「私のできる最後のプレゼント」であるようにも感じた。お蔭様で徳島のホームは、居ながらにして“極楽”「食事はどうでしょう?」と尋ねると「まぁ気侭にゆっくりお仕事と思っていますので、せかさず全部召し上がっています」今回会って驚いたのは、「歯ぎしり」がすっかり治っている。
「明日、奥さんが来ますょ」と伝えると嬉しそうに微笑んで、「羽田まで迎えにいかなくては!」と云ったそうです。どんなに良くしてもらっても、家族はいいらしい!こうして老人になって初めて知る心境!
やはり本当にその人の気持ちは、当事者になってみなければ理解できないと思った!
by kuyugengen | 2012-08-16 23:06 | Comments(0)

阿波の盆踊り・・・・!

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私はこの度、徳島に良縁を頂戴して、久しぶりに本場の“阿波踊り”を拝見することが出来そうです。
8月15日(水)は、白寿園にも大きな連(レン)が用意されていて、四国の心が一つになる盆踊りもクライマックスの日を向えました。ホームで働く老若男女も勤め帰りにそれぞれの衣装を付けての阿波踊りです。街を練り歩く連を観るのは初めての体験でした。素晴らしい!私は久しぶりにお目にかかる“名物和尚”に会いたくて帰省客の多いこんな日ですが、万難を排して行く予定にしています。阿波おどりは徳島を発祥とする盆踊りで、日本三大盆踊りのひとつ。約400年の歴史もあり、お盆近くになると県内各地の市町村で賑やかに開催される。このシーズンは飛行場でも「東京便が着く度に有名連が阿波踊りで歓迎です。

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盆行事なので精霊踊りや念仏踊りが原形のようです。起源は明らかになっていない。徳島城が竣工した際、当時の阿波守・蜂須賀様が城下に城の完成を祝い、「好きに踊れ」という触れを出したことが発祥という説もあるそうです。現在は全国各地に踊りは広まり、「わが町の阿波踊り」として定着しつつあるようです。今回は、観光向けの桟敷ではなく、街の人々の気取らない踊りが見られることを楽しみにしています。

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      上記の画像は、有名連のお手本のような阿波踊り、しかしそれぞれに味があり美しい!

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8月15日徳島空港に着くと賑やかに「阿波踊り」のお囃子が聞こえて来る。踊りの期間中は、交代で有名連「ほんま連」は、このように美しい踊りを披露しています。東京からの客も思いがけないお持て成しに“うっとり”と見物です。

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施設長の大西智城氏も今日は「踊る阿呆」になりきって楽しそう!施設職員のお囃子方も太鼓の調べの緒を懸命に締めてお調子を合わせています。徳島では「阿波踊りは、教務命令」心を一つにしてその日を向えるそうです。まさに祭りの醍醐味と云うべきでしょう!

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ホームの職員さんも勤務が終わり、夜勤の人と交代してのお勤めです。疲れていても「好きなんです」と云う人ばかり 明るい元気な方々です。夢中になれる踊りの文化は今、日本の宝物です。
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阿波踊りが終わると、徳島の空は急に高くなり、秋の訪れを何気に感じる。季節は確かに初秋の用意を始めていた。
by kuyugengen | 2012-08-13 14:02 | Comments(0)

夏野菜 万歳・・・!

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腎臓食のブログは、少し休んでいますが、特別変った調理法もなく、殆ど外食もせず、「腎臓先生のデトルト食品」を多目的に摂取しています。この通販食品は、良く考えてあり、味も良く、塩加減や食べる量の目安などお手本になると思い、少しずつチャレンジの枠を広げています。今年の夏気が付いたことは、たくさん汗をかいても流れる汗に塩気がない!!しかしとても体調はいい。私は夏の野菜は大好物です。かぼちゃ ・トマト ・茄子 ・冬瓜・ きゅうり ・ゴーヤ・とうもろこし ・みょうが・枝豆 ・ししとう ・いんげん・オクラ ・大葉(しそ)・ピーマン ・モロヘイヤ ・などの数多い夏の野菜があります。こうした野菜は美味しいが、お体を冷やす作用も有り生姜など混ぜるようにするとバランスも良いようです。

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去年は、カリウム制限もあった夏だったので、この美味しい夏野菜も軽く火を通したり、水に離したりして調理に工夫をしたが、今年は、格段に腎臓レベルも良くなり、そうした下ごしらえは入らなくなりました。しかし野菜にさっと火に軽く通したりして、「炒め」たり「なます」にしたり、この調理法は、野菜の灰汁や特有な匂いもなくなるので野菜嫌いの人でも円やかになりお薦めです。腎臓食というと出来合いのものをチヨイスすることは、まずないが、本来この位の味付けの方が理想食でもあると感じた。今年は一度だけ愛しい西瓜もひと切れ食べて満足!テレビのグルメ番組のように「これでもか」という程に凝る必用はない!食材の鮮度重視で引き算するのが飽きない料理と云えるでしょう!
by kuyugengen | 2012-08-12 15:22 | 与えられた一病の楽しみ方 | Comments(0)

江戸時代の絽縮緬「浅葱地に花鳥の縫い取り」が丁寧に施された前田家の紋の入りの夏衣です。
一枚の小袖から、二枚折の屏風と残りの美しい縫いの端切れで、短冊掛けなど創りました。以前屏風は紹介したので省略します。この短冊掛けは、短冊を掛けなくても、気軽に洋間などでも楽しんで活用できる作品なので、現代生活に即した良い提案であると考えます。

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「この所ブログの更新がなかったので、体調でも悪いのか」と心配して顔を見にきてくださる方もあります。私は夕暮れになると、ささやかに一駅ウォーキングに精をだしています。もっとたくさん歩きたい、しかし無理はイケナイのでソコソコにしています。室内で体を動かすストレッチは癖になり、体の柔らかさを実感しています。何でも楽しむ“天才”なので自分でも面白い人だと感心しています。
by kuyugengen | 2012-08-12 12:45 | アトリエの製作品 | Comments(0)

大西智城和尚の著書


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白寿園の総本部長である「大西智城」和尚は、2年前から本山である京都・仁和寺の財務部長を兼務されているという多忙な日々。しかし全国から講演会も頼まれひっぱり凧です。この度、2011年に出版されたという新書を頂戴した。題名は「失敗それも またよし」この本は第一章に「徒然草の智城風現代訳」と称して兼好法師の徒然草にでてくる仁和寺の法師のお話、和尚の解釈では、明確にされていない所も多々あり、徒然草は、兼好法師の作品とは言い切れないとする研究者の意見もあるようです。大西さんは、「徒然草にでてくる仁和寺の扱いや表現方法が現代に理解できるよう「現代風解釈・徒然草 仁和寺の段」を手がけることになったようです。第2章「~の大切さ」第3章「愚僧の説法」第4章では「社会事業としての空海」などの構成でユーモラスなタッチの読みものです。
                             ★大西智城氏のプロフィール
                             1943年徳島に生まれる。高野山大学を卒業
                             真言宗御室派・願成寺の住職
                             社会法人白寿会本部長など★
by kuyugengen | 2012-08-06 07:42 | Comments(0)