永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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夏が弱くなった私、元気のない毎日を過ごしています。今日は、流氷と樹氷を眺めながら稽古の準備などしています。流氷は「流れる氷」と書くように、遠くロシアの海から約1,000km近くの距離を流れてきた氷のかたまりのこと。 北海道のオホーツク地域や知床半島、とおく根室のあたりまで流氷が来ることもあるようです。夏に見たい画像。しかし自然の営みとは美しいものですね!

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山の樹氷もこの時期に眺めたい画像の一つです。樹氷は12月後半から序々にできますがその頃はまだ雪が深くやわらかいのでスノーシューと呼ばれているようです。 樹氷の形の変化の見頃は1月中旬から2月初旬、成長過程でさまざまな人の顔、動物、怪獣の形などを楽しむそうです。 ごつごつした勇壮、勇猛な樹氷へと変化していく対照的な銀世界 この画像を探し海・山の真白き世界を少し堪能しました。みなさま猛暑に負けず頑張って下さい。

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by kuyugengen | 2012-07-29 10:16 | よもやま話 | Comments(0)

8月25日(土)26日(日)に24時間テレビ「愛は地球を救う」が今年も盛大に開催される。奈良美智さん(現代美術家)と大野智さん(嵐)とのコラボレーションで制作、例年にない売れゆきで、追加々で間で合わせているそうです。日テレの知人を通して手元に届いたのでプレゼントに使っています。

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 24時間という ロングな番組は、酷暑の夏には過酷!お祭りとはいえエネルギッシュなことである。
by kuyugengen | 2012-07-27 08:44 | よもやま話 | Comments(0)

金属で創る新しい造形美


この作品は、金工作家である 木瀬さんに注文の依頼をして長く時間が掛かりました。彼は茶道具の作家ではないので微妙な寸法や感覚が掴めるまで、試作を繰り返しているようです。彼の作品が引き立つようにと塗り蓋の表面は一閑の仕上げでマットな作品に纏めました。この水指は、棚に置いたり運び用なども使いやすい寸法となっています。

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円板状の平らな銅板の上に、丸く切りぬいた真鍮の板を張り付けた後に、槌で叩き絞って器形にしています。最初に真鍮の板を付けておくことで、絞っていく過程で器のシワなど面白い味が表れる。
仕上げには、古くから行われている着色方法で、元の銅色の表面を黒く変化させる硫化着色を施し、その上に漆を焼き付けてあるので美しい!このような若き作家が夢を持ち活躍できる土壌が日本に残って欲しいと応援しています。
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by kuyugengen | 2012-07-22 10:28 | 金沢で見つけた新しい息吹 | Comments(0)

人間生きることの難しさ


松江市に住んで居られる、ある老婦人からこんな小包が届きました。「なんだろう!叔母ちゃんからだょ」と娘と一緒に封を解く。中には不可解な巻物がある。長年、裏千家のお茶を嗜まれた昔も確かにあった。見るとトイレットペーパーを巻紙にして寝ないで書きました。と記されてある。「ここ施設には、便箋もなく貴女にお手紙したかったのでこんな手紙拵えました。」となかなかの長文である。娘と二人で何とか解読しながら意味は理解できた。「心はいつも新しく毎日何かを発見する。五月晴れ 今日もホームで一人住み昔学んだ数々は私の心の宝物」と今度は懐紙に元気よく書かれている。おそらく何ヶ月か貯めてあった書面のようです。

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解読に時間も掛かかった。しかしこれだけ書けるということは、エネルギーがある?中に可愛い刺繍のピルケースもある。「私は84歳・25キロですが負けてなるものか!」と昔の人の芯の強さを表している。楽しかった過去の営み、「よかったね!」と二人で顔を見合わせた。「20キロになれば医者をして居る娘がお母さん死ぬょ!後5年は大丈夫!」と云ったらしい。親子という生き物はキツイ言葉を平気で投げかけるものです。私も時折手紙の中にブログを入れてあげた。それを何度も読み返し、腎臓の弱い貴女がこんなに頑張っていると思うと励みになるらしい!「私は大丈夫きちっと管理しているからまだ死なないょ!」と伝えている。自分が瀕死でありながら、私の為にツムラの漢方薬・そうとう若い頃買ったのであろう!18,000円もする高級化粧品もある。おそらく付き合いで購入したが、つましい叔母ちゃんは、もったいなくて使えなかったのかも知れない。私にプレゼント!と書いてある。肩凝りのシップ薬と水虫の薬まで入っていた。驚くしかないが、こんな私をいつまでもたいせつ感じてくれているということのようです。

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トイレットペイパーの巻紙の手紙もご披露します。丹念に筆ペンで書いてあるではないか。「今、朝の4時人々が、“お早う”と云っていると繋がれていた。すい臓も悪いらしく、制限食、「長岡屋のあご野焼き・梅干・海苔・鰯の缶詰めミニトマト・トウモロコシ・蕎麦ボーロ・うなぎ・あなご・東京で戴いた味が忘れられない!手と指が痛みはじめました。思い付きの巻き紙で何とか・・・・!外包みも淡交社の”なごみ”の封筒を裏返し私の住所も正しく記入してある。何とも云えないお便りでした。朝を待ち心配で電話を掛けると、関が切れたように話出す。「何というパワー叔母ちゃんその話は、読んだから知ってるょ」と云うと「そうか?」と答える。そんなにお話できれば安心 夏松江に帰れば寄るね!と約束したのに私が来ないので勇気を出して投函したよう!昔馴染のやさしい老夫人のお話を紹介しました。

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何でも処分したがる私の性格でも、この贈り物は一応棺に入れてもらうことにしよう!ある痩せた老人の暖かいお心を頂戴したので・・・
by kuyugengen | 2012-07-20 20:58 | よもやま話 | Comments(0)

苦手な夏

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ようやく梅雨明けとなった東京も気温は急上昇して猛暑。今年の夏は、スタミナがきれる、そんなことを感じた夏は初めてです。クーラー大好きな私でしたが、室温28度位でも体に冷えを感じる。今日7月18日(水)は定期健診の日です。今朝は、脳のCTの検査もあり8時30分までに病院に行く。結果は年齢並みの萎縮で他は異常なし。まぁ心労も多かったのでぼんやりしていたのでしょう?しかしこれ良いを機会と捉え認知症だけは避けたく、自分に弱い脳トレも始めた。今回、腎臓の様子は横ばい、維持しているだけです。しかし後は、何処も正常値、蛋白も検出されないので一応良いことであると思う行きはタクシーで急ぎ、帰りは、公園を抜けて歩いた。汗はダクダクですが、木立の木漏れ日も心よかった。お天気の悪い日は、歩きませんが、夕方涼しくなってから気ままに歩いています。近頃、熱心に行なっていることがある。それは肩甲骨の動きを滑らかにするストレッチです。思いがけない天使の羽根がもう一息で現れそうです。やはり自分で僅かな時間を見つけて的確に動かし、根気良く行なえば、年齢にかかわりなく動きの良い肩を手に入れることが出来るようです。長い“肩こり”とお別れする日も近いように感じています。

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骨格調整は、簡単に見えるが、柔軟性を身に付けるには、(力を抜くテクニック)が解るまで難しい!
毎日の積み重ねが大切です。
by kuyugengen | 2012-07-18 13:01 | 与えられた一病の楽しみ方 | Comments(0)

三木表悦の仕事

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この美しい折敷を手に取った時、心高鳴る思いがあった。官展・国際展入りして京都市文化功労賞など足跡は書いてある。M43年生まれ京都市中通り堀川六角南で仕事をして居た人のようです。塗師として華々しい名声はないが、心を打たれる仕事です。おそらく職人気質・異端であったかもしれない。しかし著名であるより、こだわりある良い仕事を残され、偶然、私の元へ届いたことを喜んでいます。年付きを経た漆の美しさは、言葉では喩えようのない煌きを感じる一品です。
by kuyugengen | 2012-07-06 20:18 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)

七夕を祝う  薄茶席


蒸し暑い日ですがお天気は持ち堪えました。例会となった乞巧奠の茶事を済ませて、余韻を楽しみながらブログを書いています。初夏の茶会なので 寄付でご挨拶・和漢朗詠集・尊円法親王の写された和歌を詠み、九游で行う立礼懐石へのご案内となりました。

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夏拵えの料理は「白かれい岩竹」加減醤油で・着せ硝子の筒にかき氷を敷いてみました。

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七夕の祝儀酒は、象鼻盃(ぞうびはい)を用いて遊びました。像鼻盃は、本来、中国では、碧筩盃(へきとうはい)とも呼び、中国の魏の国より伝わる避暑地での楽しみ方・蓮の香気が少々青臭く冷酒を注ぐことで何処か水々しくも感じたりいたします。

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強肴は、蔕茄子のオランダ煮・小芋の旨煮・車海老の沢煮・インゲン・針柚子など鱧の季節なので鱧をお椀に強肴には棒鮨・犀川の鮎など  福光屋さん取扱いのマンゴウ酒も女性向けに用意しましたが、今回はみなさまお酒も嗜まれ話も弾みました。

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「純米酒」のみ"こだわり”造ると言う酒蔵は、ここ金沢福光屋さんのみのようです。氷室献上・金沢涼風など使いました。もう1本は、純米にごり酒・これは、能登のお酒を注文しました。

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八寸は、涼しく演出して、「虫売り茶籠」を使ってみました。鰤の塩漬けを寒風に干した珍味でイナダ・オクラの二種。湯桶・香の物には、三年沢庵・赤蕪・文月蕪鮨・ミニ胡瓜などです。

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今日は、黒一点男性のお客さまもあり、帝王白磁の合子で百合根羹を女性方には、御所手筥を用い主菓子の頂戴となりました。席中は華やぎ愉しいお席  お菓子は金沢「水本製」です。

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中立の前に、切れの手鏡・御手鏡十躰、これは書の流儀による古いお手本を集めたものです。

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本席は、御陽成院の短冊を掛け、銅で絞りあげた窓相の花入(木瀬浩詞)に笹の葉、梶の葉を和紙に形どり新古今和歌集の和歌一首 「わがうえに 露ぞおくなる天の川 門渡る ふねの かいの雫か」と金泥で認める。
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本席の設えは、初夏なので軽やかに、太鼓の風炉に天明のおだれの釜・水指は、安食ひろ氏の塩釉・茶入は、乾隆年製の玻璃・琥珀色に金彩を施した茶入を使いました。仕覆は時期なので白地に短冊の縫い取りをあしらい五節句の趣向を愉しみました。香合は糸巻き桜の材で拵えたオリジナルです

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この玻璃の茶入の蓋を意匠するにあたり、3回も失敗してようやく「唐人帽子」のようなこの形にたどりつきました。一つのことを追求する難しさも愉しみの一つです。

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薄茶席には、世界文化社で本を出版した時に原画として書いた作品を思い出に残し、屏風として保存しています。毎年乞巧奠の薄茶席を飾っています。

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今回用意をしながら感じたことは、蒸し暑さを解消すべく、薄茶席は、大きな連弁の水指を使い、たっぷりの氷を入れて水点て、バカラの器で清々しくお持て成しできました。立礼席のテーブールの上に長板を置くことで、何とも云えぬ茶味を表現でき、良い効果を感じました。

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今年も無事に七夕を祝うことができました。「いつまでこのような遊びを愉しむことができるやら」明日を期待せず毎日が済むとほっとして又明日になったら、明日のことを考える自分があります。お茶を通して毎日真剣に生活できる自分を幸せに感じています。疲れる日々もありますが、明日また自分の新しい挑戦に気合を入れるだけの毎日です。
by kuyugengen | 2012-07-06 15:15 | 茶事 | Comments(0)

茶会に於ける七夕


7月2日の夕刻に着き、その日はゆっくり休みました。朝は早起きして気持ち良く用意を済ませました。毎日あわただしい日々でしたが、その気になると自然と気持ちも引き締まり茶事の用意は万端です。金沢は、毎日お天気、明日もそうでありたいと願っています。

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七夕に使う「梶の葉」は、御神木であり、信州諏訪大社では、神紋になっています。神事・供え物などの敷物・茶の湯の葉蓋にも使われたりしていますが、昔は、人がたに例えられて、半年の厄を祓うものでもあったようです。七夕に因み七枚の「梶の葉」に歌を書き、芋の葉の露を用いて墨をするなど、優雅な御祭りです。♪梶の葉さらさらから現代では竹の葉さらさら♪となったようです。金沢は不思議なことに「梶の葉」が見当たりません。私は仕方なく押し花にして七夕の設えをしています。今年は、どのような演出にしよう?などひらめくままに用意をしました。遠方よりのお客さまなので、少しでも思い出が深まるようにと気使いしています。

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今回の寄付では、中立の時に拝見する愉しみを一つ増やし、みなさまへの思い出つくりを考えています。会を重ねると自分自身巧者になるのか、少し余裕もでてきます。しかし茶事のタイミングを掴み流れるようにさらさら行えるようになるのは、回数を重ねること「習うより 慣れろ」は、亭主も客も同じです良い亭主振り・的を得た客振りも熟練のものです。茶には終りがなく、いつも初心で努力・愉しむことのようです。
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夏の風物詩であった葦戸(よしど)と呼ばれる「夏障子」も今は少なくなりました。 高温多湿な日本の夏、よしずは日差しをさえぎり親しまれていました。しかし現代は、冷房の普及と日本間のない生活も多くなり日本文化の多く残っている金沢でも職人の跡継ぎはないらしい!いつもお願いして居る「玉家建設」さんの話では、「これからは、頼む人もないが、職人もいませんゎ」と建具職人さんとお話が続く、まぁそうでしょう!茶の湯の文化も衰退するばかりですから、仕方ありません。良い時に注文したのかもれません。ほんの1枚、茶道口の夏拵えも喜んで戴ける相手があるからできることです。
by kuyugengen | 2012-07-04 16:01 | 茶事 | Comments(0)

あるサプリメントの話

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ある病院で見かけたポスターに「物忘れがひどくなったら・フェルガード」と語っているウイッキーさんの明るい笑顔のポスターが印象に残っていた。そして私も必要になれば、相談しようと心の隅に置いていた。6月25日思い切って、カウンセリングを受けました。DR曰く「まぁ自分でおかしいと感じる内は、まだいい」と慰められながら、ゆっくりカウンセリングしてやはり「フェルガード」を服用することにした。

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「フェルガード」の成分は、米ぬかから抽出された天然ポリフェノールフェルラ酸と、古くから食用ハーブとして用いられているガーデンアンゼリカ抽出物を主成分としたサプリメントです。フェルラ酸は多くの穀物に含まれていて「米ぬかの爆弾」のような成分です。昔は多くの日本人が自然と口にしていたものですが、精米技術の向上と食生活の変化により、摂取量が激減してしまっている栄養素です。良い機会なのでCT・脳の血流検査なども行い、加齢を意識して向き合おうと思いました。服用してから頭もスッキリ・脳トレもできるだけ行なうようになりました。
by kuyugengen | 2012-07-01 08:26 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)