永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

<   2011年 10月 ( 9 )   > この月の画像一覧



昨年の春のことでした。ロンドンから数回TELでの問い合わせがあり「仕覆の稽古に是非来たい!」と相談を受けた。しかしそう云われても“たいへん”と不安に思いながら、早いもので稽古プランも次の秋が回りました。昨年の春は、金沢へ、お嬢さんのジェニファーさんを伴ない旅行を兼ね稽古体験をされました。お嬢さんはハーフでとてもチャーミング!深い顔だちです。T夫人は、今日・明日の2日間、世田谷の個人レッスンを受けてお帰りです。春・秋お互いの日程を決めての対面になります。限られた忙しい滞在期間ではありますが、彼女は、とても楽しそう!
岡山に実家があり、高齢のお母様と少しでも過ごせるのを楽しみにされています。

d0133199_1256398.jpg














ロンドンでは、裏千家のお茶のお仲間があるので、是非自分で創った茶入の仕覆を完成してご披露したいらしい!そんなことで、只今奮闘中です。外国に住んでいると日本の素晴らしいさもより良く解るようです。気がつかず生活している私達は幸せなんですね!

d0133199_12564794.jpg


2日目の稽古で作品が完成しました。ほんとうにタフでファイトのある方です。予定通り美しい仕覆が完成しました。今年は、ロンドン支部も誕生して、60名位の会員が集まられていて、みなさん真剣に茶の湯に親しまれているようです。そしてロンドン「支部には、立派な茶室もあるそうです。「インターネットで検索」教えてもらい、さっそく検索です。全員正座での稽古のようです。、茶会は外国なので、やはり立礼席が多いとのこと、お嬢さんのジェニファーさんは、優秀ケンブリッチのサークルで茶の湯を学ばれたそうです。

d0133199_1962592.jpg

d0133199_19161740.jpg







「日本食は美味しい」といつもお話されるので、私もふつつかながら、野菜の煮物・野菜スープなど用意して楽しいお昼を囲みました。蕎麦好きのTさんの為に、午前のお茶のお供は、最近得意となった「麦がき饅頭」を新しいバージョンで試作しました。お疲れさまでした。

d0133199_1925833.jpg

by kuyugengen | 2011-10-27 12:57 | アトリエの製作品 | Comments(0)



アトリエのS女史は、キャリアのある方です。このような、お茶のエチケット袋を完成されました。
文字絵の文様は、仕立て見ると斬新で「帯の裏にそっと忍ばせるエチケット袋」にもよろしいですね!「初釜のお招きも愉しみですゎ」とおっしゃりご満悦です。切れの表情は、作るものにより、いろいろな表情を見せてくれるので嬉しいです。

d0133199_14462643.jpg
d0133199_14465660.jpg

by kuyugengen | 2011-10-26 14:49 | アトリエの製作品 | Comments(0)

腎臓食にも秋の気配




日常の腎臓食も、みなさんと同じで、季節が変るので助かります。今日は、冷蔵庫の残り野菜「椎茸・南瓜・人参・ズッキーニ・紫芋」などを使い精進揚げです。

d0133199_13553749.jpg
d0133199_13561342.jpg

青森産の牛蒡も今日は、有機野菜の販売日です。香りの良い牛蒡だったので少し焚き、次の日になりましたが、牛蒡のチップスも揚げてみました。

d0133199_13542.jpg

d0133199_13581656.jpg

程よい大きさの蕪です。柔らかそうな葉っぱも一緒に焚いてみました。先日「腎臓先生の通販」から低蛋白ミートを取り寄せてみたので、それも一緒に焚き合わせてみる。しかし「モドキミート」です。この食品の「蛋白質は、全くゼロ」触感を楽しむということのようです。


d0133199_13573298.jpg









長野県から、珍しい紅玉林檎を戴き、さっそくコンポートを作りました。林檎の皮をむき、小口に切った林檎をさっとゆでて、蜂蜜で味を足してむいた皮を蓋のように被せて炊き込みました。紅玉林檎は、
薄っすらと桃色に染まりとても美味しかったです。
by kuyugengen | 2011-10-25 14:14 | 与えられた一病の楽しみ方 | Comments(0)

10月アトリエのお菓子


昨日から稽古が始まりました。アトリエのお菓子は、金沢の“吉はしさん”の「唐にしき」練り切りの中の餡は、栗餡です。色どりの掛け分けは、錦織り成す紅葉の埜山を表現しています。味わいの中から
ひと時、金沢を思い出し頂戴しております。

d0133199_2120482.jpg

by kuyugengen | 2011-10-23 21:20 | お菓子 | Comments(0)

毎月の健康診断

d0133199_1552093.jpg

今日は、秋らしい涼しいお日和です。毎月になりましたが、東京医療センターへ検診に行きました。
いつも待ち時間はドキドキします。私の番号の表示が点灯して、ドアを開くとDRと目が会う、「ニコニコ」しておられます。「クレアチニンが今までで一番いいですょ!」と云われほっとする。しかし中性脂肪は、変りません。天草で息抜きしてご馳走を食べたので、尿素窒素は、ほんの少し高くなっていた。
全く血液検査”とは、正直なものです。一週間前の食生活のデータが、今日の値に影響しているらしい!まぁ納得です。自分で食事管理しないと、直ぐにバレル!それは、腎不全というお名前を頂いている証なのだろう?腎臓と優しく向き合い生活していれば普通に生活できるのだと改めて理解した。
お蔭様で今月もそれ程ヘビーな値はなく安心した所です。
by kuyugengen | 2011-10-20 15:06 | 与えられた一病の楽しみ方 | Comments(0)

長く愛用した酒つぎ


私が20歳の頃から使用していた酒つぎは、ギャマン写しで、サントリーの美術館に本歌があります。
はじめてこの酒つぎを見た時、深い印象が頭に残る。しかし金沢の引越しの時、上手にバラバラになる。写しとはいえ持ち手の捻子も気に入っていたので身近に置き、長らくそのままにしていた、ようやく「これを修理したい!」と思い今回このような姿でよみがえりました。これはこれで愛着というものでしょう!また茶事に使い、もう1度花を咲かせたい!

d0133199_20565452.jpg
d0133199_20575784.jpg

私の性格にも似合わず壊れた品に思いを温めていたのは、ほんとうに好きな意匠であったのだろう!しかし長く壊れた作品を眺めながら、同じ時間を過ごしていると、何となく「この酒つぎの手法が理解できた」おそらくこのように繋ぎ目のみ外れたのは、もともと手・口のパーツは各々接着されて完成されていたのかもしれない?長い年月接着面に力がなくなった可能性もある?いずれにせよ美しい形!仕覆を作る平面図は、複雑で難しい。しかしできあがるとことの他嬉しい!ガーゼのように柔らかい古い更紗で包んであります。

d0133199_21251761.jpg
d0133199_21255245.jpg

この網袋は、娘の亜希乃が最近完成させた作品です。骨董店の以来品「斑唐津」の名品です。
「こんなに細かく完成できたのは、嬉しいゎ!」と私にみせてくれた。月日の経つのは早いものです。
見よう見まねでこの道に入ったのに、たいしたもの・・・!と私も娘の成長ぶりに感激です。
網袋は、細かく組み上げて、しかも底は、小さく裏側でちじめたり、広げたりして纏めるのでので、テクニックと精神力の伴う仕事です。

d0133199_21261724.jpg

      側近く居るものが、自分より上手になるのは、不思議な感じも致しますが、嬉しいものです。
by kuyugengen | 2011-10-19 21:06 | アトリエの製作品 | Comments(0)


来年のオリジナル干支の切れを使い、ショルダーバックを創りました。切れのバックは、軽く、私たちには有難い実用品です。地色は、小柄の萌黄色の雨龍をベースに、今回定番と決めた松葉の色違いをポケットの位置に用いてみました。ほんの少しポケットに使用する松葉色も全体の萌黄が引き立たつよう淡く見える裏を使いコーデネートしました。
斬新にして和のテイストをたいせつにした作品となりました。

d0133199_13365691.jpg

by kuyugengen | 2011-10-14 13:37 | アトリエの製作品 | Comments(0)

食事会でテーブルを囲む



夕食は、家族と気のあった仲間を数人誘い、「京都和久傳」の「松茸鱧しゃぶしゃぶ」の鍋を囲みました。今年は、松茸のできも天候の加減で不作と聞いていました。しかしさすが京都和久傳の松茸・鱧の素材は素晴らしかった!今宵は、ほほが落ちそうな高級な鍋を満喫しました。
しあわせでーす!ツレも賑やにテーブルを囲んだので嬉しそうでしす!ほっ!
私は、油ののった名残の鱧に葛をまぶして鍋に入れ、和久傳特性の割りしたと梅醤油・香り高い山葵をすって戴きます。丁重に京野菜・京豆腐・湯葉など満載です。私は、冷静に鍋座を担当しました。
後は、白出汁をきれいに空くって、雑炊です。

d0133199_2018384.jpg
d0133199_20183244.jpg

          香り高い松茸でした。 しあわせ
d0133199_20281259.jpg

by kuyugengen | 2011-10-13 20:24 | よもやま話 | Comments(0)

天草にて


天草は、パスポートのいらない海外です!

d0133199_14122469.jpg

d0133199_915362.jpg














10月8日、福岡空港に着き、早朝八時過ぎです。飛行機は低空飛行、天草エアラインは、可愛らしいプロペラ機です。30分程で降下する。シートベルトの確認のアナウンスが聞こえる頃は、眼下に美しい有明の海も広がり、朝日を浴びて、水面は宝石を散りばめたように輝いています。これから天草の旅が始まります。天草エアラインへの乗り継ぎ時間は、1時間以上の余裕があるが福岡空港のターミナルは、1・2・3のターミナルに分かれていて搭乗口の距離も一番遠かった!歩いての移動に、そんな訳で時間に余裕はない。朝の薬を飲む為に、紅茶とチーズケーキを食べて急いだ!眼下、雲の切れ目から、普賢岳も見える。素晴らしい秋日和です。

d0133199_9203258.jpg

               天草で有名な、「緋扇貝」は、カラフルで美しい食材です。

d0133199_928436.jpg

お誘い戴いたNさんは、気さくな方で、私のアトリエが、表参道にあった頃からの弟子の一人、以前、東京に住んでおられましたが、彼女は、運良い時期を逃さず住まいを売却され、今は、豪勢な田舎暮らしをなさっています。金沢の茶事にも友人を誘い遠路お出で戴いています。ほんとうに恐縮です。

d0133199_9384364.jpg
d0133199_9392511.jpg

天草西海岸から見る秋の夕焼けは、真っ赤な夏とは違い、静寂で穏やかな朱色に染まっています。南国の島の草花は、より鮮明で明るく、空の青と空気の美しさの中に解けこんでいました。

d0133199_9453598.jpg
d0133199_9461811.jpg








八重子さんのご主人は、KDDを締める為に天草支店に赴任し、数年この地で生活されたようです。
ご夫妻共々KDD一家ですが奥様は天草支店の主であったようです。そして共に会社の第1次の希望退職者、今は悠々自適の田舎暮らしを全う刺激を受ける為に都会に出て行くそうです。最近ご主人は、油絵を嗜まれて、毎年二科展に出品入選されているそうです。日々アトリエに隠り100号のキャンバスに取り組んでおられます。奥様も郷里に好みの茶室を持たれ、熊本・天草で茶友を作り自分らしの茶の交流に励まれています。

d0133199_94717.jpg

趣味三昧の生活と、静かな天草暮らしは、桃源郷のようで、俗世間のことを忘れます。私もいったん遊びに出かけると、もろもろの雑念は振り捨てて、♪何も考えない!どうにでもなれ ケセラセラ
気分転換の名人もこの所、板に付いたようです。男性は、退職後の生きがいを見つけるのは、大変難しいのにご夫妻は、素晴らしい生活態度 微笑ましい再婚同士です。


d0133199_1005140.jpg
d0133199_1012498.jpg

d0133199_10265095.jpg









大江カトリック教会へ行く途中立派なお屋敷を見つけました。玄関の門は透かし掘り、今の時期でも、
注連縄があります。失礼ながら玄関を開けて話を伺うと、昔「私は、キリシタンではありませんョ」というサインで、現在でもこうした風習が残っているようです。
この邸宅の主は、長崎で大工をしていて、この地に移られたようです。庭の石灯篭も立派で大きい!番犬も、大型犬で人なつこかった!

d0133199_10291857.jpg








d0133199_10295349.jpg


d0133199_10494548.jpg

d0133199_1051271.jpg

d0133199_1051519.jpg



d0133199_1056341.jpg

崎津・大江二つの天主堂は、今も400名のカトリック信者の祈りの家となり受け継がれています。
天草のカトリックのお墓は、日本風の墓石に、十字が乗せてあり、興味深いものでした。大江教会の床は畳敷きで、ミサのテーブルが配置してある。正座での祈りのなごり珍しい風土の香を感じます。

d0133199_11453644.jpg

このシーサーは、朝虹窯・唐津の中里隆氏に指示されたという若い作家の作品です。天草で一番
面白いと感じた窯でした。

d0133199_1211153.jpg



d0133199_11112672.jpg

天草は、パスポートのいらない外国・・・!遠い所です。連休の観光客と合流して、イルカウオッチングを楽しみました。

d0133199_11122719.jpg

湾内のイルカは野生の“南ハンドウイルカ”海・客・船・と仲良く共存しているそうです。この湾内には、400頭のイルカが住んでいてイルカのポイントに行くと、群れをなし、お客に愛嬌を振舞っています。
子供のイルカは、小さいが大きくジャンプして嬉しそうです。連休のイルカ船は、大忙しなのでイルカに迷惑ではなかったかナ?ふとそんなことを感じる 追いかけウオッチングでした。

d0133199_11211232.jpg

楽しかったでーす!イルカのぼりも秋風にそよぎ、満員御礼の喜びをふきながしていました。
                    楽しい時間をありがとうございます。

d0133199_11234335.jpg

村の鎮守さまは、毎週秋祭りがあり、今日は、天神さんのお祭り日、賑やかにお神輿・塩祓いの稚児・奴さんも各家々を回ります。
d0133199_11274154.jpg
d0133199_11281310.jpg

   昨日は、熊本城の見学にも行きました。ご立派で堂々、威厳のある城です。熊本の宝ですね!

d0133199_11314149.jpg

帰る予定を欲張り、小倉のお弟子さんにも会ってきました。Kさんに会うのは、もう20年振りです。しかし彼女は、年に数回欠かさずメールを下さるので、いつもお会いしている感じです。今回の、天草行きを話すと、是非会いたい!と云って貰い、思いきって足を延ばしました。福沢諭吉の生家なども案内戴き、後はお話に花が咲きました。そして北九州空港から、夜遅く帰宅。待ち時間も少し残り、空港で、1時間マッサージを受けて体もリフレッシュ・・・・!楽しい九州の思い出を温めています。ありがとう!
みなさんの暖かい心に触れて嬉しく感激しています。
今日は、1日ゆっくりして明日は、ツレのショートの迎えに行き現実に戻ろうと考えています。毎日与えられたことに充実して生活する余裕もでき、とても嬉しく思います。“気の持ち方”は、全ての事柄を良い方向へと解決するように感じました。

d0133199_13195913.jpg

夕方こんな景色の良い環境の散歩道があり、1時間のウォーキングコースは素敵!画伯と一緒に歩きました。肺の掃除になったと思いましたが、渋谷の乗り換えで現実に戻りました。残念・・・・!

★追伸~
今回の腎臓食の外食、鮨屋では、刺身のみ、後は蕎麦、天麩羅・八重子さんのゆで野菜と持参した腎臓先生の通販食品を食べていました。いつもの食事です。都呂々のダムを夕方1時間ほど散歩したり、灸・ストレッチも欠かさず行いました。私の変貌振りは、みなさんを驚かせたようです。誘惑には負けない私が確かにありました。
by kuyugengen | 2011-10-11 09:08 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)