永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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今月アトリエのお菓子


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8月アトリエのお菓子は、金沢水本さんのお菓子です。右は昔懐かしい「麦羊羹」&「練り切り・萩の露」夏の名残とほど近いであろう秋の装いを表現しています。
by kuyugengen | 2011-08-28 20:58 | お菓子 | Comments(0)

稽古あれこれ


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☆右の作品は、NHKの稽古場の中で最長老の方の作品です。物静かな夫人も年齢の関係なのでしょうか?「腰も痛いの」とよく話されています。今日は難しい形の香合(花型・とまや)を完成されて嬉しそうなお帰りでした。
☆左の作品は、茶盌の仕覆ですが、この方も次にお年を召しておられます。長年この教室へ通うことを「自らの挑戦なんです!いつまでここに通えるか?」と私にそっと語りかけるものの益々意欲的! みなさんそれぞれ良い年を重ねていらっしゃるので、私の方こそ元気をもらっています。楽しみ方も、いろいろの在り様があることを教えて貰っています。いつまでもお健やかにお過ごし下さい。
by kuyugengen | 2011-08-28 20:21 | アトリエの製作品 | Comments(0)

日光天然氷の美味

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残暑もまだ厳しいこの頃でございます。8月のある日のことでした。三軒茶屋から娘が歩いてやって来ると「美味しそうな日光天然氷見つけたょ!行かない?」と誘ってくれたのでいそいそと出かけました。柔らかく口溶けの良い氷”は、最高の味覚です。私はジンジャー・娘はマンゴーのシロップを注文しました。「見るからに柔らかそうな“かき氷”は、少し溶かしてあるので、ふぁっとするょ」と話していると主人が来て「よくご存知ですね!」と誉めてくれる。「お母さんは何でも詳しいね!」と話は続き、仲良く分けっこして喉を潤しました。
by kuyugengen | 2011-08-28 19:53 | よもやま話 | Comments(0)

美味しかった夏野菜


8月はゆっくりできました。久しぶりに腎臓食を少し紹介してみます。昨日から世田谷の稽古も始まりました。今日・明日は自由時間です。それからは、毎日稽古をしています。ここ数日は、大雨・落雷と今までとは正反対のお天気になり気温も下がりました。そんなことで“一人お昼の献立”も少し温かいものを用意した。焼き茄子に腎臓先生のマヨネーズ・田楽味噌をミックスして試すが、結構イケル味です!蕎麦には、川海苔・生姜のすりおろしを腎臓先生の麺つゆで食べた。そして酢漬けの筍も少し出してみる。
腎臓先生の調味料は、常人と同じ「キューピー・カゴメ・リケン」などの一流メーカーが製作しているので、とても美味しく素晴らしい味!充分に満足感があります。このように調味料を調整食品でとると塩分・カリウム・リンの摂取計算が簡単です。

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腎臓先生を使った私流のパンも久しぶりに焼いてみる。今日はインゲンの胡麻和え・トマトの湯むきも飾ってみました。パンは表面を弱火でこんがり焼き、裏面は軽く焼いて、色も良くママレードを塗ってみました。

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この夏は、大好きな胡瓜を存分に食べました。胡瓜は、ほんらい生が好き、得に種の所が好きです。加賀の太胡瓜など種を集めて上等な塩昆布で和えるのが好物です。しかし今年は食事制限の為にスライス・胡瓜は塩もみではなく、水から煮て沸騰寸前に火を止めて洗い流す。“塩もみ”しないだけパリパリ感とくせもなく、この方法を見つけてからたっぷり膾を食べる幸せがあった。野菜大好きなので何とか安心して食べれることに努めています。先日鎌倉の東慶寺の奥様より貴重な完熟梅ジャムを戴いたので胡瓜膾の甘みとして楽しみました。美味しく頂戴しました。ありがとうございます。
by kuyugengen | 2011-08-22 12:17 | 与えられた一病の楽しみ方 | Comments(0)

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毎月定期健診の為に国立東京医療センターに行っています。印度人もびっくりの東京の暑さです。
昼一番2番目に表示があるので直ぐ診察室に呼ばれる。DRとの対面は、いつもドキドキしています。今回はクレアチニン値(腎機能)も少し良い方に動きました。尿蛋白も検出なし・カリウムも正常範囲 「 しかし蛋白質多く食べましたね!」と叱られた!確かに旨い魚普通に食べた。やはり 血液検査は隠せない!心あたりもある!DRの話では、今回「これくらいのクレアチニン値であればそんなに カリウム制限は神経質にならなくてもいいです。」と云われる。しかしもうすっかり身についたので別に不足はない!私は、腎透析になってまでも 生きてはいたくないと思うので、これからも腎臓を大切にしようと考えます。そんな頑固な病なのでとんとん拍子に良くなることはなく、あせらずゆっくり付き合いたいと思っています。診察時「何か生活に変ったことはありませんでしたか?」と尋ねられたので、先日経験した不可解なレントゲンの件を話したら「そんな医者がいるの?」と驚かれた!


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私も家族の中に認知症の患者をかかえています。はっきりとその症状に気が付いてから半年になろうとしています。 最初は人並に戸惑いましたが、同じ時間を過ごすことで、ようやく本人の気持ちを理解できた。ひとことに表現すると「少しできの悪い子供を持ったようなもの?」家族は、決してイライラせず、本人の目線になり語ることのようです。当然いろいろなハプニンッグもあります。でも優しく聞いて理解すれば、本人はとても心静かになり、落ち着いて生活できる。認知症は、理解力が薄くなるので、あせらせないことが重要のようです。私は、せっかちな性格なので、ゆっくりのろまな一挙手一投足は、イライラしてしまいストレスでした。でもツレの認知症発症後、誠に気長な性格へと変わっていった。なんでも許す心の尊さを知り、私の精神力を深くした。人間界は「もうたくさんですょ」という程の苦労を神さまから与えられるようです。 冷静に対処してその日のことを全うすれば心のストレスも消えるように思った!無理して我慢するばかりでも、互いの進歩はなく自分も辛く・本人も怒るので人格も変り妙な パワーを得て反抗する。対面する隣人の心の在り方 どうやら心の安心・安定が薬よりよく効く妙薬のようです。今日も変わらずお洒落してディへ行きました。今は私のペットのよう・・・・

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先日、ツレにある失敗事が起きて、本人は、あわてている!そんな時「大丈夫・・・!私お父さんに、今までいろいろ頑張って貰ったでしょ!、そんなこと気にしない・気にしない何があっても驚かないょ!」と言い聞かせると「そんなこと云ってくれると涙が出るょ!」とふと平常心に戻り 始めて「スマナイ」と感謝の言葉を私に告げた。そして互いに涙するという珍しい朝のできごともあった。ここで誤解があってはいけないので付け加えます。私は決してもの解りがいいのではなく、最初の頃は、毎日失望の日々でした。気をまぎらす為・心のわだかまりから逃げたくて詩を書いたり、川柳を作ったりと心のストレスを吐くようにしてみた ! しかし私も一つ間違えれば命に関わる病気を経験 そうした困難と戦い現在は、僅かな成果も得られた。今は、自然と ささやかな包容力が身に付いたように感じられる。
まぁ成り行きというものでしょう!?認知症も家族の環境・同居人との間柄や立場によっても一概には喩えられません。人生はいろいろです。通ってくる道の途中には、同じ 苦悩の山を超えるようです。
最初は嫌がったディサービスも今では、待ち遠しく待っています。そうしたスタッフ一同のサポートのお蔭で、今日 心の余白を埋めることができました。感謝しています。
by kuyugengen | 2011-08-18 15:23 | 与えられた一病の楽しみ方 | Comments(0)

不可解な健康診断


予報通り残暑厳しい此の頃でございます。みなさまお変わりございませんか?
私ごとですが数日前の事でした。ツレに必要なショートスティの書類提出の中に、健康診断の項目があり桜新町北口のかかりつけの主治医である蓮沼クリニックへ受診しました。ツレは、7月12日に毎年の健康診断を済ませた所でした。私は看護婦さんに「先日のデータを書いて貰えばばいいですよね」と尋ねた「そんな事どこのも書いてないので、再度新しい検査をします。と云われたが普通3ヶ月以内の検査結果は有効である事は私でも知っている。しかし指示のようにした。しかし車椅子の本人は、胸のレントゲンを1枚とるのも急いでは用意できません。ようやくレントゲンの機械の前に立つと前のボタンも数個ある。「上のシャツを脱ごうね」と云うとDrは、あっても構いませ」と言う。どういうことかと思いながら私は一応服を頭の上まであげて持った「奥さんそのまま支えていて下さい!」とDrとナースは室外から立ち去り暫くするとカチッというスイッチの音を聞いた。プロテクターも付けない私は、何だか死刑台に立ったようです。「そんなに大丈夫ならナースが支えてょ!

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身支度を整えて、次の検査に「さっき私の被爆は大丈夫でしょうか?」と聞くと「たいしたことではないです」と言われ 身長・体重の測定となり 靴を履いたままです。「先日のデータでいいじゃない?」と言うと「一応するものですから」といやに強制的です。尿の検査もしてきたばかりなのに時間をかけて車椅子の上で検尿した。しかし私はどうしても腑に落ちない!?現在私は国立医療センターに通っていますが、私自身MRIの検査を受ける際も貴女には、造影剤は使いませんょと知らせDRは腎臓に負担をかけないように慎重に対処してくださる。たとえどんなに低いシーベルトであるとしてもあえて被爆する必要はない!友人の中にRIの専門家がいるのを思い出し電話で尋ねた。
彼も「私のいう通りです。」そんなずさんな態度は医者としては、してはならない行為です。「君は三段階の内部被爆ですょ!0.02位だろうが心配なくてもその行為は許しがたい」と教えてくれた。まことに憤慨です。もう2度と蓮沼クリニックの診療は受けたくない!長い間、私の腎臓の主治医でもあったが、本当は腎臓にとって重要であった食事管理など適切に指導して欲しかった。そしてエコー検査くらいは、早い段階で受けておきたかったと心に残った!
by kuyugengen | 2011-08-13 14:13 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)

親友の訃報・・・!


                      たくさんの思い出をありがとう!

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哀しいお知らせを伝えます。8月10日の昼下がりのこと、ある親友のご主人から私に訃報を伝えられた。電話の内容を何度か聞きなおし疑いました。「Tでございます。先生、妻が長年たいへんお世話になりました。急なことですが、家内は亡くなりました。」といきなり告げられた。「エッお母様ではなくご本人?」と聞き返した。どうして?と尋ねると「金沢の茶事に通っていた頃も胃癌は悪化していておりました。しかし楽しみに通っていましたので・・・!昨日妻の遺体を荼毘に付し、本人の遺言により「他人にはいっさい知らせないでくれ」とのこと、でも永井先生だけには伝えてと云ったので今日ようやく電話しました。」彼女は、今まで露だにも、そんな気配を見せず元気を振舞われていました。

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今思い起こせば、2・3ヶ月前でしたか、いろいろ自分の物を整理され私にそれを一任されたので、直ぐにアトリエのみなさん金沢の方にも贈りました。今となっては、それが形見分けだったのか?しかしもう彼女は帰ってこない!「もう茶事には来ないの?」と聞くと「違うよ!先生の茶事には、私は、這ってでも行きます。これから洋服でもいいかしら?」といい昨年などは、毎回出席なさいました。“這ってでも”の言葉がいやに私の耳に残ったものの、足をくじかれて少し固まった為のことかと勘違いしていました。病状を知らされておそらく抗癌剤の服用は拒否されたのだろう?身なりに変化なく美しかった

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細身で美しく寸分のくるいなくキモノを着こなされていた清楚なご夫人!電話で伝えられた言葉を聞きながらご主人と共に号泣 言葉にならなかった!私が彼女のことを、ひとことで何かに例えるなら、  “鷺草”のような夫人でした。私のことを姉妹のように、いやもっと大切に思って下さいました。若かりし青山時代からの弟子でもありましたが、私は、彼女のプライバシーには入り込まないよう心がけていたので、あまり素顔の夫人のことは知りません。熱海の伊豆山のお宅では、温泉三昧を楽しまれ、また京都大好きな方で細い路地の端まで知らない所はないとおっしゃる程の京都通でした。今日はあまりに突然の訃報を受け取り、空虚と驚きに呆然としています。鷺草のような彼女の思い出に浸りながら静かに対話しています。どうぞ安らかに美しい花園の下に横たわって下さい。この方の遺言で葬儀はせず骨は熱海の海に水葬にして欲しいとのことでした。私の場合も良く似た考え、同じ精神性で生きていたことに今思いやった。私は本当に指導者冥利に尽きた幸せ者であったと深く今世に感謝しています。そういえば、茶事に何度か同伴してご主人もお出でになっていました。優しいご主人の思いやりでしたのね? どうぞ涙が尽きたら残された彼女の分まで生きて下さい。
by kuyugengen | 2011-08-11 10:52 | よもやま話 | Comments(0)

すみれちゃんの巾着袋


白地の小さな袋状に織り上げたオーガンジーの中に後ろから切り込みを少し入れてオーガンジーに
刺繍を施してある薄い小さな端切れを用い、長方形のわくの部分に挟み込みました。モアレの動きもあり透ける美しさを表現しました。紐を結ぶと涼しそうな巾着袋の仕上がりです。布はいろいろ使い方を考えると、思いがけない表情を見せてくれるものです。

                  ☆前の文様)

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                                    ☆後ろの文様)
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by kuyugengen | 2011-08-09 16:44 | アトリエの製作品 | Comments(0)

寄り添って貰っている愛らしいお嬢さんは、写真アップの許可が取れなかったので、画像を切りとりました。悪しからず!

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月~土曜日毎日デイサービスの送迎をツレは、待ちわびている!笑顔のよい可愛らしいお嬢さんが迎えに来て下さいます。仕事とはいえ本当によく世話をして貰うのでいつも感謝しています。毎朝お洒落をして張り切って出かけます。少しお頭も弱くなりましたが、それはそれなりに可愛い!そんな余裕が私に感じられるようになったのは、お国のサービスのお蔭と感謝!私もスタッフさんのように優しく接してあげようと心がけています。認知症の病は、心の安らぎが何よりの薬のようです。
by kuyugengen | 2011-08-09 10:02 | Comments(0)


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今日は1日ゆっくりとくつろぎ本を読んだりしました。明日は8月前半の稽古の初日です。夕方から雷も鳴り、雨模様です。まだ暑い日も続く!空を見あげ うんざり!そして気を引き締めてみる!何とか元気でこの夏を過ごした!腎臓が悪化して早や1年目、できるだけクレアチニン値を元通りのにもどしたいと願います。

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金沢のお弟子さんからも温かいお便り頂戴して嬉しく読み返しています。稽古もできずスミマセン! 秋になったら1度行きたいと思っています。みなさまどうぞ元気でお過ごし下さい。

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お昼のことでした。毎年日本一と称する新潟の西瓜が今年も忘れず送られてきた!「Oさんは今稽古を休憩なさっているので、私の一大事をご存知ないらしい!!「どうしょう!?美味しい西瓜、毎日の稽古もないので、切る訳にはいかない!」ソワソワします。仙台の家でお盆を過ごされているさんに送ってあげよう ほんとうは匂いだけでも嗅ぎたかったが断念!しかし大勢で楽しんで食べてもらう方が嬉しいゎ!そして彼女に電話すると「先生ほんとうに変りましたね!驚き!」と云って喜んで食べると返事があった!     Oさんのお気持ちは、心より頂戴しました。今まで充分堪能しました。
by kuyugengen | 2011-08-07 18:18 | よもやま話 | Comments(0)