永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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泉野教室も今日最終日でした。私は、ちょっと体調を崩して不安に感じていましたが、日程も無事に終了してほっとしています。今日出来上がった作品は、いつも亡きご主人との楽しかった思い出をお話しなさるUさんの作品です。現在も変らず役所に勤めて余暇は時間が足りないほど猛烈なパワー、はつらつとしたご婦人です。私のブログでも以前紹介した「お父さんのネクタイ」での完成品を見て「私もネクタイで是非作ってみたい!」とすぐ思いつかれ完成しました。ネクタイは、バイヤス仕立てなので布の伸びなど巧く考えないと大変です。兎も角も彼女の思い出を温かく包み込むお手伝いができ、安心しました。この方のご主人は、漆職人であったので、生活環境の違いにご苦労もなさつたようです。

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ご主人との婚約の時にイッセーミヤケのお気に入りの柄と風合いの良いネクタイを選びプレゼントなさったそうです。ダンディなご主人のお話を聞くたびに、周りのみんなは"アングリ”とした様子です。しかし彼女の心の中には、いつまでもそのまま素敵なご主人が生きておいでのようです。幸せな事です!
by kuyugengen | 2010-09-12 21:02 | アトリエの製作品 | Comments(0)

アトリエのお菓子


今日は水本さんに”兎”のお菓子を届けて頂きました。白い練り切り中の餡は、気味餡で「美味しく毎年楽しみにしている可愛らしい主菓子」です。季節は確実に移っているようです。

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 菓子皿は加藤静允先生の「吹き墨の兎」食べ終わると元気な兎が跳ねています。
by kuyugengen | 2010-09-09 18:59 | お菓子 | Comments(0)

能登から大野まで



今日は休日です。朝9時30分に友人が向かえに来てくれて5時までのリフレッシュです。以前から念願だった収穫前の千枚田の田んぼの様子を見たいと出かけました。美しい内灘の海岸線に目をやり、中能登を通りめざす千枚田の展望台です。見下ろす眼下の景色は黄金色に輝いています。今日は、日本海のなぎも静かで空の色と海の青が同化しています。実りの秋は、私が思う千枚田と田んぼの毎数が違うかと思うほど狭く感じました。もっと広く仕切も多く感じるのは、5月・6月の頃なのでしょう!またその時分にも是非行きたいと考えています。海を見下ろす田園は素晴らしい

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途中下車して椎茸栽培農家に知り合いがあるという友人の案内で、道草です。そして椎茸栽培の様子を見学しました。収穫したばかりの椎茸は、香がよくえ肉厚です。隣の家にも少しおすそ分けして収穫の喜びを分かち合いました。椎茸はビニールの袋で、そのまま冷凍するとさらに美味しくなります。少しの時間で柔らかくなり色も変わらず味も濃厚になるそうです。

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千枚田の田んぼは、最初の稲狩も済み、売店では、高級な新米が販売されています。”はさがけ”をするのは、自己米用でしょうが、あちらこちらにその光景を見受けました。米が実る様子を見るのは、長かった夏の終演をも感じるようです。しかし今日も最高に暑い日でした。

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ドライブは途中下車が自由なので、帰り道は、輪島へ立ち寄り、有名な総持寺の伽藍を拝見しました。街並には、地震の爪跡はあまり感じられなく元気に復興しています。古い建造物である寺院の伽藍も後少しを残し丁重に修復されています。人々の復興への力の大きさを思い知らされました。

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大本山総持寺は、永平寺と並ぶ総洞宗の修行寺です。建造物も風格のある木立の中にあり幽玄です

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     帰り道の車窓から見る水平線はどこまでも真直ぐに長く続いて静寂な海の景色です。
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サスペンスでもお馴染みの「やせの断崖」にも寄り絶景の海と岩の様子を眺めました。海の色は宝石を散りばめたように"キラキラ”と輝いています。こんな海を見るのは久しぶりです。たゆたゆとしている大海原を眺めていると、世の中雑事もバカバカしくなってきます。テレビの中に居る偉そうな代議士連中も心洗われる自然の雄大さを見て大きな心を持ち嘘のない政治をして欲しいものです!

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5時になっても外は暑く、真昼のように明るいです。醤油ソフトクリームで有名な大野町にも寄り、念願のソフトクリームを食しました。「何て美味しい・・・・!」こんなものを良く考えたものだと北陸の研究心には脱帽です。小さい街は、醤油の蔵が立ち並んでいます。また別の日にゆっくり立ち寄りたいものです。楽しい思い出をありがとう!運転お疲れさまでした。
by kuyugengen | 2010-09-05 17:31 | よもやま話 | Comments(0)


今朝玄々の床に何を掛けようかと早い目ざめにふとそんなことを思いました。茶の湯の恩師金津滋先生の詩を掛けたくなりました。今月までは、茶事も休みなので、気持ちも自由です。真夏の日、足の自由を失った母が、暑い夏にうんざりしている様子を詩っています。
足衰えし 母が暑しと云う日にも 真夏日続き 熱帯夜続久 

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昔から夏バテの予防・健康祈願のために"かぼちゃ”を食べる風習が伝わっています。夏のかぼちゃ供養ということでしょう!お婆ちゃんは、足の自由を失われて80歳代であったように記憶します。昔からかぼちゃは、中風封じでもあったようです。季節ごとにいつも先生は、さらさらと和紙に画賛したりしてお届け戴きました。後に表具して昔を懐かしんでいます。瞬間でもその頃にタイムスリップするのは、心の栄養のように感じます。いろいろ学んだ知識が今に役立っております。御出会いに感謝!

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土屋陽太さんの作品若々しい香炉です。何の花もない庭から「白い蓼」を1輪手折り小さい剣山を仕込んみ花を活けてみたら何だか清々しい・・・・!私は、7月に出来上がった釣り花の花器の落としにも使ってみたいとこれを選びました。いろいろ転用するのは好きなので、沢山働いてくれることでしょう!
by kuyugengen | 2010-09-04 07:05 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)

初日金沢の稽古も始まりました。金沢は手まめな方も多く、たいへんスピーデーになさる方が多いようです。どちらが良いかと問われますが、手仕事は、あせらず納得しながら進むものです。早く会得しても”しなくなれば”すぐ忘れます。根気よく楽しみながら続けることが大切です。今日完成されたOさんは、集中力のある方なので、順調に作品を完成されています。

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お婆様の肩身の茶道具やキモノを用いて素晴らしい作品ができています。よい供養であると思います
by kuyugengen | 2010-09-03 18:27 | アトリエの製作品 | Comments(0)

今月のお菓子


9月のお菓子は、水本さんの"秋の山路”色どりも武蔵埜の秋草のように見える。一足早い初秋の訪れを感じます。ひと雨あがるとむしむしとした湿度これも又嫌な昼さがり・・・・!

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by kuyugengen | 2010-09-03 15:34 | お菓子 | Comments(0)

鯰の花入

夕べ金沢に来ました。東京のとあるデパートの小展示にこんな可愛らしい鯰の花入があり、選びました。金沢の家は、地元でも有名な玉家建設さんの施工です。しかし設計は、東京の吉川の鯰という会社に協力を依頼しました。「何で鯰なの?」と尋ねると、埼玉県に吉川という町がありそこは鯰料理が名物、あまりの美味に、仲間内で意気投合して"鯰”を会社名にしょう!ということになったようです。

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この花入は29歳の青年土屋陽太さんの作品です。見るとこんな面白いオブジェを楽しそうに造る若者が居て感激しました。最近は、何だか金工作品に縁が多いナ!と感じながらも、タイプの違う金属作品に何処かひかれるものがある。設計の岸本さんに「鯰は電気信号にも敏感で地震も感じやすいので建築には適してないの?」とからかったこともある。岸本耕氏も若い建築家ですが、地味で研究熱心そして一本木な性格です。古い舟板を用いて花を掛けてみました。普段の稽古場にお似合いでーす!

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久しぶりの雨に逢いました。嬉しくなり庭で花摘みをしながら、濡れるのを心よく思いました。メタル作家土屋陽太君の鈴虫の箱を開けながら、「そうだ・・・・!ヴェネチア硝子で造られている、カマキリ・クワガタ・赤とんぼも出し初秋の雰囲気など楽しもう!」とまずは記念撮影です。そしてアトリエの皆さんと繊細なる作品を眺めました。土屋君の鈴虫も今日から仲間入り、床の上には”小さい秋”が舞い込んみ遠くの方から虫の音も聞こえています。忘れていたような小さな秋に乾杯・・・・!
by kuyugengen | 2010-09-03 14:28 | よもやま雑宝帳 | Comments(0)