永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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夕べの雨はスコールのよう・・・・・!その内、雷さまの登場となり、ゴロゴロ ピカ ドン・・・!怖いぐらいの迫力「打楽器のライブショ」ーか「花火大会かしら」と思わせるようでした。ふとそんな時、金沢の“鰤起し”の光景が脳裏をよぎる、昨年末の「鰤起し」は雷神さまは“お静か”で天然鰤も回遊せず漁師泣かせの年となりました。
私は独り暮らしのお弟子さん宛てに、「メールでもしてみようかしら」と思いたち 「雷さまの襲来・・・・お臍は隠してお休みなさいよ」とお知らせのジョークメール「はーいお臍隠して休みます」との返事も戻り  安心したところで睡魔に誘われました。この凄まじいショットを、ブログ用の写真として撮りたかったので階段に座り、粘っていましたが、「雷さま」のお姿は撮ること叶わじ、朝インターネットの画像を拝借して,トリミングしてみました。如何でしょう!天から振る合奏の凄さに驚いたのでしょうか?、まだ鳴き声を見せなかった「鈴虫」も小庭の叢から“かすかなる声”で歌いだしました。今朝は嘘のような晴天です。鳴き声の少なかった蝉たちも一声に鳴いています。

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晴れ女のいたずらより
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by kuyugengen | 2008-08-30 09:40 | よもやま話

この作品を作られた T婦人は、「宇宙人」かと思うほどタフ・・・・!少エネルギー(睡眠も少なく)でパワフルに活動なさるので私はいつも驚いています。その方の作品を一つご紹介しましょう。永楽保全の絵替わりの杯に、それぞれ楽しみのある袋ものができました。いつもお昼前にお顔をみせて、ゆっくりとした時間を、お過ごしになっています。多くの手仕事にも挑戦しながら、今では、茶道も「自分流」を見つけて、愉しまれているご様子!旅行も大好きで、「ここぞと思う所あれば、」スッ飛んで行かれる、エネルギッシュなご婦人です。

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箱の仕切り方も良く考えてあり感心します。こういう箱の様式は、古い煎茶の形式にあります。
外箱の「真田紐」も永楽好み そんな余裕のある人たちが愉しまれたのであろう 夢の跡。
by kuyugengen | 2008-08-25 20:36 | 仕覆ってなんだろう!

干支の帛紗・・・・・!


毎年イメージを膨らませて、干支の帛紗を創ります
ようやく来年の干支の織り物にもGOサイン・・・・!これで、数ヶ月は、新しい図案のことを考えなくていいので、ホットします。しかし今年は年女なのに、まだ自分の帛紗がありません。おお急ぎで、3色の布を取り出して、自分用の帛紗を仕立ました。来年の図案の試し織りも眺めていると、また違う楽しみが表現できたようで嬉しいです。干支が一周りすると、どんな世界が待っているのでしょう・・・・!安心できる世の中であって欲しいものです。今年は鼠を表に表現しないで、子の象徴である、毘沙門さまの「毘」の字を梵字で表し毘沙門亀甲の中に表しました。「面白い」と好評の内に、嬉しい千秋楽を向えました。

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by kuyugengen | 2008-08-24 21:10 | 仕覆ってなんだろう!

8月アトリエのお菓子


8月の金沢からのお菓子は、雅風堂さんの「喜今日」「ききょう」と呼ばれるお菓子です。ほどよい餡に和三盆が振ってあります。抹茶に良く合うお菓子です。金沢のお菓子は、美味しいですね。
この店のお菓子の中で驚いたのは、「松の子」という振り出用に お出会いの一品があります。こちらは、予約注文になります。もう一つは、老舗である諸江屋さんのらくがん「万葉の花」です。二組とも“同じような餡・らくがん”の組み合わせでしたが、それぞれの特徴に違いあるのは、利口なることです。
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by kuyugengen | 2008-08-24 11:41 | お菓子

夏にめぐり合ったお菓子


昨日はNHK青山教室の稽古でしたので、久しぶりに「青山の桃林堂」へ寄ってみました。“西瓜には目のない”私の前に美味そうなお菓子・・・「煉切です」と元気良く返答が返る・・・・!お試しに買ってみようと、3個買いました。明日の“おめざ”にとちょっと楽しみを残して休みました。今朝、稽古の準備を済ませて、ゆっくりと戴きましたが、これはちょっと見るお菓子のようです。「あんこ」ですから、戴く時に西瓜の味と匂いが、脳裏に浮かび私は西瓜好きなので 駄目でした!しかし目で戴くと云う「にらみ菓子」の点前もあるようですからそういう時に使うと、ワクワクするでしょう。青山表参道 菓子の司「桃林堂」さんの手の込んだお菓子を紹介しました。
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by kuyugengen | 2008-08-24 10:52 | お菓子

初秋への郷愁


扇型「秋埜蒔絵鈴虫文様」と名付けたオリジナル制作の茶筥です。寸法の可愛らしさもよろしく、中に納められた茶器類も隙間なく収まっています。蓋を開くたびに笑顔になるひと揃えです。蓋の陰影もまさに、扇を広げたよう・・・・!そろそろ虫の音が恋しい頃となりました。ひと筆に描いた、秋の叢に、鈴虫の音も聞こえてくるようです。“茶筥を開いてお茶をたしなむ”そんな余裕を持ちたいですネ!この茶筥は、程よき大きさなので、「茶筥弁当」などにも使ったりして、色どりの良い、秋のご馳走を入れても、いいでしょう。また春・秋と蒔絵を違えて蓋を創り、春秋使いとして、愉しむのも面白きことです。茶筥の中は限りなく奥深く、夢の広がる世界です。縁あって寸法の良い茶器に出会うと、つい入れ替えたりしたくなるものです。この病は伝染するようです。特効薬も今だ見つからず唯一効き目のある薬と云えば「金欠」と云うカンフル剤アルのみのようです。   笑い・・・・! 

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「美しいキモノ」より

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         縹色豊作紋型染め 幕末

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珠光青磁小茶碗 網袋 赤絵小茶碗 加藤静允 シルクジョーゼット明治 
木彫り小棗格子間道 福田利浩 茶筅筒南鐐網目透かし切り出し、茶巾筒伊万里赤絵扇面
茶杓  海田曲巷 差込茶杓 銘わらべ

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by kuyugengen | 2008-08-21 21:14 | 茶筥・茶器を愉しむ

今朝の東京は秋のような涼しさ・・・・!ひととき天からのプレゼントのよう・・・・・!夕べは9時頃から、ベットに入り今朝は5時半に、すっきりと目覚めました。若い頃はもっともっと眠れたのに、年のせいなのかダラダラとは眠れなくなりました。私は只今、東京と金沢との半分生活をしています。金沢では、若夫婦との同居です。私は同居になんの抵抗もありませんでしたが、若ものたちは、そんなに嬉しいことではないようです。しかし私は、お互いの為に必ず「良かった」と思える時期も来るであろうと信じています。他の者が、進入してくる事は、お互いにストレスに思うこともあるでしょう・・・・!しかし若者たちは、とても仲良く何よりも波調が合っています。私とは当然波長が違いますので、違和感もそこに生まれます。現在そろそろ同居ゴッコ2年目・・・私もお互いの違いを、理解できるようになりました。今、各々の間柄はお互いが「留学生と思っていればいいでしょう」などと「私流」に納得しています。世に云う嫁と姑の関係には、時間がかかるものです。個々に、仕事があるので、ほどよき息抜きもあり良い間柄です。こういう生活も私の人生に残してきた事柄であったと感じています。
私の息子は「風流なる横丁の若様」です、のん気者ですが、それなりに成長しているように感じます。この「仕覆の絵」は本のイラスト用に描いてくれた「お気に入り」の一枚の絵です。さて私の経験した同居の円満なる過ごし方を少し紹介しましょう。「自分にとってイヤと思うことを相手にしない」という心のルールです。又不満に思うことは、嬉しかったことも付け加えて「手紙に自分の気持を託し伝える」この2点を私は、会得したように感じます。これからも 多くのことを、学んで行きたいと思っています。
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by kuyugengen | 2008-08-18 06:41 | よもやま話

偶然立ち寄った銀座和光の地下にて、この可愛らしい昆虫を見つけました。最初の1回目は、[赤蜻蛉とかぶと虫] 2回目に遭遇した時は、「金沢の建築祝いに何か好きなもの見つけて」とおっしゃる方とのショッピングの時でした。初めて見た時 美しさに、感激しましたが、高級品なのでやっと2個買い求めました。そして2度目は、スポンサーあり・・・・「何と幸せなことでしょう」1個のカマキリ君に目がくぎずけになりました。良い仕事ではありましたが、お値段は破格なので申し訳ない限りでした。若い頃に南鐐の細かい細工の昆虫類が、30点くらいあったでしょうか・・・!その昆虫 (足も手も巧みに動く) を見た時の感動は、今でも忘れられません。しかしその頃魯山人の向付けと同じくらいの価格でしたので、無理であったことを思いだします。初夏から初秋にかけての、お茶のアイテムには よろしいですね!

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by kuyugengen | 2008-08-16 08:35 | よもやま話

訶梨勤飾り


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“訶梨勒”は慶事の床の席に飾られる香袋です。室町幕府八代将軍・足利義政に仕えた同朋衆が記した「御飾り書」に“訶梨勒とて柱飾りなり”とあります。古くは邪気を祓うものと云われていましたが、現在では、香袋のとして茶席でも珍重されています。訶梨勒の意匠は“ミロバラン”の実の形を写したものです。古来薬用として大切に訶梨勒の中に収められていました。本来白い訶梨勒は花の色を表しています。紐の色は五行思想を表現しています。私は自分なりの訶梨勒の形を表現しています。
by kuyugengen | 2008-08-13 18:38 | アトリエの製作品

本日の九游薄茶席の装いは、若かりし日 師匠から頂戴した画賛を軸にして あったので、それを 掛けて愉しんでおります。清々しく描かれた「南京」の墨絵と又詩の意味がグッと、くるので、毎年お盆の度に眺めています。あの頃も夏の暑さが厳しく先生は、熱帯夜と表現して、詩に表されていたのだ・・・・・!現在は炎暑 猛暑なので 詩にもならない暑さでございます。
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   {先生の母上さまのことを読まれた詩}です。
          足おとろえし  母が暑しと云う日にも
              真夏日続き  熱帯夜続久
by kuyugengen | 2008-08-13 18:31 | よもやま話