永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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幾人かの方々に今年はいろいろなお守りを戴きました。そのことをブログに書きましたので、本年の守り神である“大黒さま”をこのページで紹介します。この大黒さまは室町時代の可愛らしい仏像で、このお姿は蓮の花の上に立ち、袋を肩に掛けそして着ている衣装は、麻の葉の細かい「切りかね」がほどこしてあります。大黒さまは俵に乗っている物と思われがちですが、それは桃山時代以降からの形式です。蓮の連弁の上にある、お姿に出会えば、それは、室町であると時代の判断がつきます。たとえば、お重が四重か五重かで、その時代を判別できるのと同様ですね・・・!お厨子を閉めると蓮の実の形になり中々の一品です。ちなみに止め金具は南鐐でしかも、砂金袋が、打ち出しで形どられています。細部まで細やかな神経の行き届いた作品で驚く仕事です。

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by kuyugengen | 2008-02-22 13:07 | よもやま話 | Comments(0)

ここに紹介するTさんは、東京教室で稽古していらっしゃいます、この春めでたく、十年目を向かえられました。一回も欠席することなく、千葉より来ていらっしゃいます。嬉しいことです。「その間、ご自分も、健康であり、家庭生活も平穏であったと言うお印ですね」と私はお話しました。
ともかく皆がそうできる環境にはなく、それは、珍しいことです。私も記念に十八世紀の金更紗を少し差し上げました。「ジャワで十八世紀に染められて、金彩を置いたのは、十九世紀です。いまでは手に入りにくい貴重なる切れとなりました。

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by kuyugengen | 2008-02-20 11:26 | よもやま話 | Comments(0)

私のアトリエが、東京青山にオープンした頃のお弟子さんからこんな素敵な稲荷様のお守りが、贈られてきました。T女史は、知り合って、二十年も過ぎるお付合いになります。もうアトリエにはお出でにはなりませんが、いつも心にかけて戴いています。最近京都にお出かけになったのでしょうか「素敵ですね!この伏見様のお守りの意匠・・・・」私も感激しました。本当にこのお守りは、私好みの意匠です。心の中に福が舞い込んで来たようです。鬼さんの次はお狐さまの来訪アリ、きっと今年は良い年になるでしょう・・・・!「良かった探し」を心がけながら、暮らすことにします。このように、長いご縁の方々も私の周辺には多く、私は、福徳冥利といえるでしょう。お狐さまの面をかたどる煎餅も、「素晴らしい立体感で、もっちりとした焼き上がり」美味しかったでーす。ありがとうございました。
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by kuyugengen | 2008-02-18 12:30 | よもやま話 | Comments(0)

今日は大聖寺の涅槃会の団子まきがあり、私の存知よりの親切な知人から、貴重なる団子のお届けがありました。「何と美しい、可愛らしいお団子」でしょう・・・・!目を丸くしてしまいました。
釈迦の入仏にちなみこの寺では“団子まき”をするそうです。五色の団子は釈迦の舎利を表し団子を食べると、無病息災となり、お守りとして身にに持つも魔よけの功徳あり、この五色団子の制作は、壇信徒さんの手作り品で役3万個作られるそうです。美しくもごりやくのあるこの団子は、明日帰る我が身への嬉しい加賀日和となりました。

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by kuyugengen | 2008-02-14 17:35 | よもやま話 | Comments(0)

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今月の雪は、春のわた雪・・・・そして気温の低い日の雪は、サラサラとした,つい振り返り見てしまう パウダーのような雪でした。いずれも鑑賞にひたれるつかの間のできごと・・・・!
雪持ち笹の絵を見るような雪もあり、また今日は驚きの、笹のつらら・・・なんて素晴らし景色でしょう!庭の糸桜に雪の花が重そうに咲いた時、枝が折れるのではと、つい心配になりました。しかし昼のお日さまの力であつという間にその雪も解けて、それはふしぎな不思議な冬物語でした。

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by kuyugengen | 2008-02-13 19:01 | よもやま話 | Comments(0)

北陸金沢の空模様は、予測のできないお天気感覚です。「爽やかなお天気」と思うやいな スコールのような雨が降ったり、私がマイ自転車で走って居る時に、顔を打つような、大粒の霰に変わる。そうした現象にも驚きましたが、「痛きもちいいよーう」どこかで、経験していたような、気分です。今朝は冷え込みました。ポストに行く途中の路面は凍結していて、もしかしてと思うや、ステンコロリン・・・!これもまた気の持ちようでしょうか・・・懐かしい郷愁をも感じたりして、腹もたちません。稽古が終わると、急ぎ鍼灸院に飛び込みました。体もすっきりとなり、タクシーを降り、玄関脇に咲いている、紅一休に目をやると何と、椿の葉っぱに美しいつららです。「素敵!」お菓子の“霜ばしら”のようです。アッ笹もです。しかしそのわりに寒くはなく不思議です。いつもは枯れている溝の深みも今日は、せせらぎが沸いています。きれいだなー!と心の中でつぶやいて、金沢の雪模様をそっと懐に忍ばせました。

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by kuyugengen | 2008-02-13 18:07 | よもやま話 | Comments(0)

三月二日から始まる“ひいなの茶事”のプロローグです。
二月は去るで、日の経つのが早いので、私も帰る前に人形を出して用意を済ませて可愛らしい豆雛を主菓子のように並べました。

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by kuyugengen | 2008-02-12 18:00 | よもやま話 | Comments(0)

今日は、煎茶の点前に使う、竹の炭取りに仕覆ができました。形も面白かったので紹介しました
古いカシミール更紗を用いて、煎茶用の拵えになっています。いろいろな形を包み、また切れ選びもおもしろいですね「お上手になりました」春がくるとこの方も二年生へ進級です。嬉しいことです。

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by kuyugengen | 2008-02-12 17:48 | アトリエの製作品 | Comments(0)

巻き上げ細工の仕上げは、漆で加工してあります。やはりお茶のアイテムは漆です。解かりやすく上下のスタイルを撮ってみました。如何でしょう・・・!
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by kuyugengen | 2008-02-11 20:45 | よもやま話 | Comments(0)

気に入っていても、どうにも床に会わず、軸が長い場合があります。私はそんな軸のために、思索品ではありますが、丸くした桐の木の中を空洞にしてその両端にしっかりとした紐を付けて、巻き上げを作ってみました。素材が軽い桐なのでとても軽く“大成功”まず床の寸法に合うまで巻き上げて、最後の固定を決めます。最後に紐入れの筋道をもう一本付けて、紐を玉結びして落ちないようにします。なかなかの優れ者です。この巻上げの決め手は、やはり掛け物の幅に合わせて作ることでした。総ての道は寸法より・・・・・!

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by kuyugengen | 2008-02-11 20:26 | よもやま話 | Comments(0)