永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

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歳末 歳旦  


紺の天地もみ紙も美しい軸です。箱の極めは、藪ノ内十二代家元元禄第五壬申之歳正月馬日庸軒暮齢八十書年号のあるのが珍しいと茶人は喜びます。来年も変りませず宜しくお願い申し上げます。

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by kuyugengen | 2007-12-31 12:14 | よもやま話

除夜から正月の設え


月日の経つのは早いものでございます。もうふた年目の正月を迎えることができ感激しています。私も車軸釜の輪が表すように大車輪での一年を過ごしました。春より腰を痛めたりして初めての腰痛とも親しくなり、あまりご機嫌をそこなわぬよう仲良くしています。九游玄々の茶室も本日は除夜・・・正月まで楽しめる藤村庸軒の「歳末 歳旦」を掛けて楽しんでいます。この軸は和韻といって、人の詩に韻字を付け加えて詩を作ったものです。ご紹介してみます
     
    五言律詩 下手声七陽韻
          頂戴しました詩 まことに結構でございます
          そのお筆には感心 梅の香るが如きもの
          雪解けの路はぬかるんでいるようです
          我が老いの身には 時には ゆっくりと 移ろい
          春の日向で 楽しいときを  ぐずぐず過ごしています

     七言絶句上手声七陽韻
           きれいにして
                 さぁてとぉ
           髪も結い直し  お金はいくら残ったやら
           ざわざわしていた街も  静かになって
           のどかに 初春を楽しみましょうか

「月日も巡る小車よ」歳末気分を感じながら、この漢詩の奥深い解釈にひたっています。 平成年も19年もいよいよ除夜近い刻限です。皆様の応援あってこその一年でした。心より感謝申し上げます。

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by kuyugengen | 2007-12-31 11:53 | よもやま話

金沢地方のお鏡餅


市内繁華街にあるデパートの食品売り場を見渡すと、目にも鮮やかな紅白の“お鏡餅”がたくさん並んでいます。「どうして紅白のお餅ですか・・・?」と売り場の方に尋ねたら、このような答えが返りました「前田の殿様は紅白の鏡餅は、下段に紅を置き、白は上段に飾られますので。庶民は、殿さまと同じではいけないと思い、逆に下段に白、上段に紅を飾り正月の寿ぎを迎える」とのことです。さすがお餅のしきたりも、加賀の豪勢を感じます。ちなみに、お雑煮餅も紅白の丸餅です。私の内では、金沢の紅白雑煮に手まり麩と野セリ岩のりなどいれ、留めに金箔などあしらってみようと考えています。
昨日は天草のお弟子さんから、塩あんの“木の葉餅も届きましたので、これは、白味噌雑煮に使ってみようか・・・・!などと考えたりしています。そういえば高松に教室があった頃、白味噌に餡餅の入った雑煮を教えて戴き驚いたことを思いだします。その雑煮は餡餅なので、さすが白味噌は、あまり甘くなく、それぞれの家々で作られる自慢の白味噌のようでした。その思いがけない美味しさに驚いたものです。おかげさまでお雑煮も各地の名物を戴くことができ、幸せです。
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by kuyugengen | 2007-12-31 09:53 | よもやま話
クリスマスの頃に咲くこの花の呼び名は「クリスマスローズ」2月頃になると「節分草」と呼び
3月には「ヤツデ花傘」とよび名も移ります。やはり今の頃ですと、花も小さく可憐なのでいいものですね!

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by kuyugengen | 2007-12-30 10:56 | お花

煮物椀が済みましたら、前回に話しましたように、強肴としての鍋がかかります。機会あればもう少し形の違う「角、と丸」の鍋を作り、沈金などの文様ある鍋蓋も作りたいですね。また次の課題ができたようです。

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by kuyugengen | 2007-12-30 10:33 | よもやま話

降誕茶会のよもやま話


茶飯釜の茶事は、ご飯を炊いてから、煮物椀の為の鍋、強肴の為に用意する鍋と炉中を空けないようにすることが、重要です。そうして湯釜へと移ります。ほんとうに間合いの難しい茶事ですね・・・!この画像は煮物の為の鍋です。

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by kuyugengen | 2007-12-29 13:21 | よもやま話

私の思いどおりの作品を安食先生に制作いただいたので、私も頑張って袋の底に十字を表しました。

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by kuyugengen | 2007-12-25 10:31 | よもやま話

この度降誕茶会に用いました作品は、アメリカでもご活躍なさっている「安食ひろ」氏の作品で、私の提案に応じて戴いた作品の数々が揃っています。雰囲気のある箱書き遊びなので、ここに紹介いします。いつも無理な注文をお願いしますが、先生はいつも爽やかな面持です。しかしある日工房を尋ねた所、私の聖杯の欠片の数々が無残に壊わされていました。その時は胸が“キュ”となったのを思い出します。

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by kuyugengen | 2007-12-25 10:18 | よもやま話

薄茶席の花


薄茶席の花入は、常設の銅鐸の花入、沖康史氏の作品を使っています。今回は、鶏頭と綿の花 シダの色抜きの三種を使いました。手前に見える敷物は、印度のミラーワークの大きな敷物です。19世紀初頭の作品です。漆のゆかと良く合いしっくりとするようです。

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by kuyugengen | 2007-12-23 10:45 | お花

息子と二人で茶事のおもてなしをさせて戴いています。昨年らい二人三脚をしましたので、だいぶ雰囲気にも慣れて、役にたっています。日頃より武道の鍛錬をしていますので「動きと姿勢は、きれいだな」と私は感じています。若い頃より日常の茶事を経験できるは、若者には幸せです。

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by kuyugengen | 2007-12-23 10:14 | よもやま話