
今日は春の淡雪が降っています。外出の用事もありますが、寒いので部屋の中で退屈な時を過ごしています。そんな時“淡雪”のことなど考えていました。明治時代・北陸加賀市に雪に似せら研究者中谷博士という人のことを知りました。先生の名言の中に「雪は天からの送られた手紙」という言葉が残っています。雪は、高い空のとても寒いところで水蒸気が空気中の細かいチリを芯に氷の粒になり、それが冷やされた雲の中を落ちる間に大きな結晶へと成長するそうです。今では、いろいろな観測機械が発明されて高い空の気象の様子は、よく分かるようになってきています。でも、降って来る雪の結晶でも十分に分かるそうです。大自然の様々な不思議に光をあてて研究する人々があること、確かに壮大なロマンがありますね。今日は中谷博士のこのロマンチックな雪の話を記してみました。