永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

桃山期 キャピタン文化の洋櫃茶筥


このキャピタン茶筥は気持ち大振りなので、本来の茶筥として使うのは無理です。私の主催する降誕茶会も常例になったので、使う茶道具を収納してみました。すべて普通寸法の茶器が隙間なく納められるので茶筥の中のように美しいものです。昨年のクリスマス茶会では、蔓付きの干し葡萄を抹茶のお供として使いました。キリストの儀式と茶道の点前が共通しているように思えます。

桃山期 キャピタン文化の洋櫃茶筥_d0133199_10172141.gif

桃山期 キャピタン文化の洋櫃茶筥_d0133199_10182535.gif
桃山期 キャピタン文化の洋櫃茶筥_d0133199_10184794.gif

仕覆は十字文様のステッチの切れです。茶碗安食ひろバカラ塩釉
(ヨーロッパ更紗)
中次クルス蒔絵(19Cモール六の花)聖書の香合(18C金更紗)
茶筅筒螺鈿茶巾筒
茶巾筒一閑弁柄 茶杓象牙(サンタがソリでやって来た)をイメージ 
(ジャワ更紗)
象牙の茶杓に合う ものにしたいと思い、和紙の筒を作り切れを張り茶杓筒を拵えました。

桃山期 キャピタン文化の洋櫃茶筥_d0133199_10175081.gif

by kuyugengen | 2009-02-02 10:16 | 茶筥・茶器を愉しむ | Comments(0)