丑)帛紗のイラストです。
2008年 09月 26日
「菱繋ぎ聖牛紋純子」と名ずけられた干支の帛紗は、色変わりで、4色できました。
「牛」は」豊かなる乳製品を生み出し、体のエネルギーの源です。ヒンドゥー教では「牛」は神聖なる生き物として崇められています。「牛」の語源は「紐」という文字であり、本年の干支の意匠にも、これを表しました。連続する菱の中に「牛」を抽象的に表し、その繋ぎ目に光沢を抑えた銀箔を用いて、七宝紋様を施しました。牛の陰影が、ほのかに浮かぶようすが、美しく感じられます。
菱繋ぎ聖牛紋純子 “朱赤”
菱繋ぎ聖牛紋純子 “墨色”
菱繋ぎ聖牛紋純子 ”松葉”
菱繋ぎ聖牛紋純子 “金茶”
切れの画像は只今撮影中です。又のお楽しみにしていて下さい。 イラストは、文様がはっきりと表現できますが、織物の色目は、とても しっくり としています。