永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

高松の木守のこと


その昔、利休が7個の楽茶碗を長次郎に創らせ、6人の門弟に望みのまま採らせたところ1個が残り、利休はその茶碗に「木守」と銘うって愛玩したそうです。その後高松藩 松平家に献上され茶席に一大光彩を放つこととなりました。しかし関東大震災の時にその お姿を散らせてしまいました。
その故事に基づき謹製されたと云うお菓子です。以前に、私の教室も高松にもあり、その折は、武者小路千家さまに、お世話になりました。その十年の歳月を経て、今お菓子を通して、懐かしんで頂戴しています。
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by kuyugengen | 2008-09-23 12:08 | Comments(0)