永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

仙崖礼賛展へ

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昨日まで稽古をして今日は金沢のお嫁さんの来訪、彼女は毎月両親の介護や手伝いの為に10日間のお里帰りです。1日お付き合いして、食事をしたり、喫茶を楽しんだり美術館へ行ったりして日も暮れる。帰ってから阿弥陀如来図を描いてみる。本物は宗像阿弥陀経拓本の中央に仙崖自筆の如来坐像が描かれています。今回初めて拝見するものも多くありましたが、あまりに点数も多く興味のあった作品のみ拝見しました。



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人生50年という時代仙崖和尚は数え88歳の米寿までの寿命を頂いかれた和尚です。「長寿は天からの授かりもの」と感謝して楽しく実りのあるものをテーマにユーモラスに筆をとられたようです。「老人六歌仙画賛」は素晴らしい作品、“99歳までは迎えは留守と答えろ”とユーモアたっぷりの和尚の賛も面白い。お会いしてみたかった方ですね。
  

仙崖の描きたる画賛青墨の


            墨のにじみも こころよき哉





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布袋(ほてい)のたいこ腹大きな頭陀袋を手に童と戯れている月は描かれず、「♪お月さまいくつ十三七つ♪」の賛がある。仲良く月のそぞろ歩きを表す。「経典を頼りに探し求めるが月「禅の神髄にはたどりつけない」難しいこと。それが悟りと説いているのも素晴らしい!この作品が多くの仙崖コレクションの中で一号となるのも解るようです。



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〇△□三角は修行途中をあらわし、丸は修行を完成させたということ、確かに描いてみると人それぞれの個性が現れる。摩訶不思議な大宇宙といえばそうなんだろ!と思います。少しですが描けそうな作品を描いてみましたが、今回の出光美術館の展覧に行き楽しませてもらいました。



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by kuyugengen | 2018-10-06 18:39 | よもやま話 | Comments(0)