永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

8月の作品


今日は久しぶりに涼しい1日でした。夏の暑さにも負けずお出掛け頂き嬉しいです。完成作品を紹介します。松江から来て居られるKさんの作品。焼き物は、伊賀窯の福森雅武氏の野焼きの花入を、水指に見立て完成されました。切れは、明治時代の出雲・中型藍染菊唐草文様・水の通らない美しい染め・弁柄も入り斬新な意匠です。本来は、豪農の布団の表生地・手結いの糸味もいい。器と切れ・、一閑のヘギ蓋も調和して美しい。
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小ぶりの長香炉・形が面白くて挑戦された作品です。この方は群馬から通われています。いつも丁寧な作品を黙々と創っておられます。

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今日完成した作品の中に、煎茶で使う「宝瓶」があります。煎茶らしい金更紗も面白い文様の配置となり楽しい仕覆が完成。この方は、2種の形に挑戦されてご満足。切れで見ているより立体になると表情も変わり美しいですね。
by kuyugengen | 2013-08-27 14:21 | 仕覆ってなんだろう! | Comments(0)