永井百合子が提案する・・・遊びや茶事の愉しみ


by kuyugengen

金沢の方の作品

今日は珠洲焼の窯元の奥さまとの稽古がはかどりました。ご主人は珠洲の地にあって地場産業である焼物を制作して居られて奥さまは、それをサポートして接待・飾り付けを企画担当されています。企画販売は、他の作家さんを紹介するプロデュース、自宅の古民家〝舟あそび”を開放して展示されています。今日は販売された作品に仕覆を付けるという仕事をコツコツとして帰られました。

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藤田喬平氏の硝子の合子・金沢在住の漆芸作家・山村慎也氏の玉子の殻を螺鈿のようにはめ込んだ唐草文様の棗、これらは紐付けをされて完成。その他にオカリナの袋を注文主のイメージに合わせて作られました。私もオカリナの袋は初めてですが、裏生地に張りがあるので、なかなか良い感じになったと思いました。しとしと雨の降る日の稽古でしたが、とても楽しい時間を過ごしました。


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このオカリナも珠洲窯、ご主人の作品です。珠洲焼きは軽く高温で焼かれているので澄んだ良い音色がします。どの分野もお客様の要望に応えて作品を造るようです。
by kuyugengen | 2017-03-09 17:23 | 仕覆ってなんだろう! | Comments(0)